こんにちは☆
今回は今更の感はあるとは思いますが、サバゲーやエアガン関係で使われる専門用語を解説してみようと思います。
色々なものがありますし、私自身も完璧ではないのですができるだけわかりやすく書いてみようかと考えています。
それではまいりましょう!
あ行
・アウター
アウターバレルの略。実際にBB弾が通過する銃身をインナーバレルと呼び、アウターバレルはその外側を覆っている部分を指す。
・アイアンサイト
銃本体にもともと作り付けで配置されている照準具。
・アンブッシュ
待ち伏せのこと。隠れて敵を待つという行動を表す戦術用語。
・イモスナ
イモムシスナイパーの略。ゲーム開始からほとんど動かず、イモムシのように地面を這い、積極的に攻めてこない狙撃手を揶揄して呼ぶ。(かなり嫌われるとも言われている)
・インナー
インナーバレルの略。実際にBB弾が通過する銃身で、エアガンにしても実銃にしてもこの部分が銃の発射性能を大きく左右する。
インナーバレル。写真はG3のものでチャンバーが付属している。
・ウィンテージ
スコープなどの調整をする際の用語で、主に左右の動きを調整するノブ。
・エレベーション
これもスコープなどの光学サイトの調整をする際の用語。上下の調整をするノブをエレベーションノブと呼ぶ。
・オープンサイト
アイアンサイトと同じ意味。
・オーバーキル
サバゲーにおいて、撃ち合っている際に起きやすい事故、反則行為。
相手がヒット申告をしているのにヒット申告をした後もさらに撃ってしまうという反則。ハイサイクル銃を使用しているときに起きやすいとも言われている。
か行
・ガスブロ
ガスブローバックの略。現在のオートマチックガスハンドガンはほとんどこの型式。
実銃のような動作をするのでとてもリアル。スライドが激しく動くために反動もある。
・キル
戦果を表す単語として使われる場合がある。1キル=戦果1(つまり1人撃破したという意味)
・キルゾーン
戦術上の用語。
敵を殲滅しやすいように設定したエリアを指す。
自軍サイドが優位に攻撃をできるポイントを定めておき、そこへ敵を誘い込むなどの作戦時に使われる用語。
・給弾不良
弾が発射されないという状態の故障。
銃自体は作動するのに弾が出ないというものを指す。これはエアコキ、電動ガン、ガスガンのいずれでも同じで、実銃でも同じことは起きる。
・グレラン
グレネードランチャーの略。日本語でいうと擲弾発射器。
アサルトライフルなどに取り付けるタイプと、それ単体で運用するものとがある。中にはリボルバーランチャーのように連発式もある。
写真はM203グレネードランチャー。M16系のアサルトライフルに装着して使用するタイプだ。
・腰だめ
銃の射撃方法のひとつで、主に大きい銃を使用する際に用いられる。腰にぴったりと銃をつけて、しっかりした照準を行わずに射撃する場合に「腰だめで撃つ」と表現される。
・コスタ撃ち
ハンドガードから銃身をしっかりと握りしめて射撃する撃ち方。別名ソードグリップ。剣を握るようにという意味。
・光学サイト
銃に後付けされる照準器のことで、望遠のものや光点を使用して照準するものがある。
光学とは光学機器のことを指し、レンズやミラーを用いて光の屈折や反射などを利用する機器のこと。
レンズがあるタイプ(この場合望遠でなくても)全般を指して光学サイトと呼ぶ。
これはドットサイト。光点で照準を定める。
ゼルドナーのドットサイト。これはコンパクトなタイプ。
・コッキングハンドル
ボルトハンドルと同じ意味。
さ行
・サイクル
この場合は自転車ではなくて銃の発射速度のこと。
毎秒何発だとか毎分何発という例え方で表現される。
・サイト
照準具。基本的にはフロントサイトとリアサイトの一対で構成されている。
・サイティング
照準を定めること。動作。「素早いサイティング」というのは「素早く狙いを定める」という意味。
・サイレンサー
銃の銃声を小さくするための消音器具。サプレッサー、サウンドサプレッサーとも呼ばれる。
エアガンでは一般的にはサイレンサーを装着すると発射性能が低下する。また、ガスブローバックや次世代電動ガンのような銃自体が激しい動作を伴うものやリボルバータイプのハンドガンには効果が低い。
サイレンサー(サプレッサー)を装着したワルサーPPK/S。
・サプレッサー
サイレンサーのこと。
・ショートストローク
多くの場合は電動ガンのメカボックス内にあるピストンの後退量を減らすカスタムのことを指す。
ピストン後退量が短くなる(つまりショートストローク)ということは、つまり発射速度を引き上げることにつながる。ただしパワーダウンなどの弊害も出る。
・スチールプレス
鉄をプレスして作られている部品のことで、現在はメタルフレームの電動ガンなどの一部がスチールプレス。
・スライド
主にオートマチックのハンドガンの弾の装填のためや空の薬莢を放り出すために動かす部分。実銃もエアコキハンドガンもガスブローバックハンドガンも、この部分の操作によって作動する。
ちなみに銃の外側を覆っているタイプをスライドと呼ぶが、銃のフレーム内に収まっているタイプはボルトと呼ぶ。
・スコープ
基本的にはライフルスコープのこと。望遠照準器。
一般的なライフルスコープ。望遠のタイプである。
・セイフティ
安全装置。銃が不用意に作動しないようにロックしておくための部分。
・セイフティゾーン
サバゲーにおいてプレー中ではない際に使われるスペースであったり、ゲームで撃たれて退場した人が行く場所。
昔は「死体置き場」とも呼ばれた。
・殲滅戦
相手チームが全滅するまで戦われるサバゲーのルール。もっともシンプルで一般的なサバゲーのルールとも言える。
・ゾンビ
サバゲーにおいては撃たれたのに「やられた」と申告しない者を指す。
極めて悪質な反則行為。
た行
・タクトレ
タクティカルトレーニングの略。
射撃を含む、実際の戦闘を想定した動きのトレーニング。
・タぺプレ
タペットプレートの略。あまり一般的ではない略し方だと思うものの、何度か耳にしたことはある。
電動ガンのメカボックス内にある給弾関係の部品。ここが破損すると銃は作動しても弾がでなくなる。
・チャージングハンドル
チャージ、つまり弾を「装填」するためのハンドル。
ボルトハンドルと同じ意味。「ボルトハンドル」および「ボルト」を参照。
・チャンバー/チャンバーパッキン
マガジンから上がってきたBB弾が送り込まれる小部屋。インナーバレルの付け根にあって、気密が保たれている。
チャンバーパッキンはチャンバー内にあるゴムのパッキン。ホップをかける役割などがあって非常に重要な部分。
これがチャンバーパッキン。マルイの電動ガン用のもの。
・電磁弁
国内のエアガンでは既製品としてはほぼ皆無。
電動ガンを改造して製作する場合は、給弾は既存のタペットプレートを稼働させて行うものの、発射自体は外部から導入するガスを使用する。このため発射音がとても静かであるとも言われている。
ボルトアクションライフルなどでも応用されている場合がある。
・点射
バースト射撃のこと。多くの場合は3発ごとに射撃が停止する機能を有する銃の射撃モードを指す。
または指切りで短く連射する場合にもこのように例えられる場合がある。
・トーチカ
人工的に構築された陣地のこと。実際の軍隊用語でもある。
・トリガー
いわゆる引き金。
・トリガーガード
引き金周辺にあるリング状の部分。不用意に引き金が引かれてしまうのを防いでいる。
・トレポン
トレーニングウェポンの略。訓練を目的に作られている銃のこと。
・トレーサー
エアガンの世界においては主に暗闇で使用されるBB弾を発光させるための機材であるフルオートトレーサーを指す。
実銃では曳光弾を表す。曳光弾も弾底に燃焼して光を放つための火薬充填されているので、発射後光りながら飛行する。
東京マルイのフルオートトレーサー。
な行
・ニッカド
電動ガンなどに使われるバッテリーの一種。ニッケルカドミウムバッテリーの略。非常にタフだが性能を高くするためには大型化してしまう。現在は絶版。
一番大きい手前の赤い奴がニッカドバッテリー。中央がニッケル水素、一番奥がリポバッテリー。
・ニッスイ
ニッケル水素バッテリーの略。決して某食品メーカーではない。
小型で大容量であるが自然放電が激しいために扱いはかなり難しいと言える。
・ノマグ
ノーマルマガジンの略。多弾マガジンと区別する際にこう呼ばれる場合がある。
ちなみにマガジンを日本語にすると弾倉となる。
は行
・ハイサイ
ハイサイクルの略。ハイサイクルチューンされたガンを呼ぶ場合がある。発射速度を劇的に高めたタイプの銃に対して使われる呼称のひとつ。
・ハイダー
フラッシュハイダーの略。
・パッキン
エアガンにおいてはパッキンというのは主にチャンバーパッキンを指す場合が多い。
・ピスクラ
ピストンクラッシュの略。
主に電動ガンの内部メカで発生するトラブルのひとつで、ピストンと呼ばれる空気を圧縮している部品が破損することを指す。
・フィクスド
固定スライドガスガンの別称。
・フラッシュハイダー
実銃では銃口から出る炎によって射手の目が眩む。これを防ぐために炎を拡散させたりして目が眩むのを防ぐ機能が必要になる。フラッシュハイダーはその役目をしている部分。エアガンではそもそも火薬を使用しないので、アクセサリーとしての部分も言える。
・プレキャリ
プレートキャリアの略。実物では体の前面を防御するための防弾能力があるアーマーだが、各所に色々な装備品を追加できる機能がある。体の前後を覆うものはボディアーマーと呼ばれて区別される。
また、防弾能力がないものをチェストリグと呼ぶ。(この場合は主にマガジンを収納して身に着ける装備品ということになる)
ゼルドナーのプレキャリ。比較的安価である。
・フラッグ戦
フラッグ戦とは両陣営の本拠地となる地点に設置されている旗(これをフラッグと呼ぶ)を奪い合うというルールのサバイバルゲーム。しかし必ずしも目標、防衛対象が旗であるわけではない。(詳しくはサバゲーのルールの項参照)
・ボルト
銃の弾薬の装填や排莢を行うために動作する部分。ボルトアクションライフルの名称はここから来ている。
「スライド」の項目も参照。
・ボルトハンドル
ボルトを操作するためのハンドル。
チャージングハンドル、リピーターハンドルとも呼ばれる。
・ホップ
近年のエアガンが搭載している飛距離を伸ばすための機構。ホップアップ機能とも呼ばれる。
BB弾にバックスピンをかけて揚力を持たせ、飛距離を伸ばすというもの。ホップ機能がエアガンに本格的に搭載されるようになったのは、ここ25年ほどのこと(90年代中盤から)。なのでそれ以前の製品は搭載されていないものが主流となっている。
ただ、ホップ機能はBB弾に回転を与えるためにノンホップの銃よりは命中精度が落ちると言われている。この関係で精密射撃を目的とした機種では搭載されていないものもある。
ま行
・マズル
銃器の銃口付近のこと。
・マズルジャンプ
銃を発射した際の反動による銃口の跳ね上がりのこと。
・マズルフラッシュ
実銃では銃弾を発射した際に銃口から見える光。炎を指す。日本語では銃口炎。
エアガンの世界においてはフルオートトレーサーを使用した際に銃口が光るので、それをマズルフラッシュと呼ぶことがある。
・メカボ
メカボックスの略。主に電動ガンの機関部を指す。
これはマルイスタンダート電動ガンのAKのメカボックス。バージョン3だ。
や行
ら行
・リコイル
銃を発射した際の反動。リコイルショックとも。
・リアカン
リアルカウントマガジンのこと。
BB弾が実銃の装弾数に合わせて装填されている。最初から実銃と同じ弾数容量しか持たないタイプのマガジンもあるが、任意で装弾数を制限して使用することもある。
例えばAK47の実銃は装弾数30発。東京マルイのスタンダード電動ガンのAK47はノーマルマガジンで70発。本来70発入るマガジンに意図的に30発だけ装填すればリアルカウントとも言えなくはない。
リアルカウントのみのルールのサバゲーもある。
・リピーターハンドル
ボルトハンドルと同じ意味。
・リポバッテリー
リチウムイオンポリマーバッテリーの略。
小型で非常に高性能な面を持つが放電に対してデリケートな面もある。
ミニタイプのリポバッテリー。M4系やMP5などがこの形状のものを使用する。
注意点としては専用の充電器が必要なこと。取り扱いはややデリケートかも。
・リフェバッテリー
リチウムフェライトバッテリーの略。
性能的にはリポと同じような感じではあるが、小型化できないらしく大型のものが一般的。
わ行
というわけで
ということで今回はひとまず思いつく限りの専門用語や略語を書いてみました。
まだまだたくさんあるはずなので、それらは思い出したら追記していこうと思っています。
昔から聞く専門用語もあれば、近年になって登場したものもありますね。
面白いものです。
それでは今回はここらへんで☆
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