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ハイサイクルチューンについて(トイガン)

2017.08.05

カテゴリ:電動ガン

こんにちは。
今回は最近巷で流行っているハイサイクルガン(電動ガン)について書こうと思います。

何故ハイサイクルチューンの電動ガンが流行っているのかにも理由があります。

エアガンの規制

2007年初頭からエアガンに対してのパワーの規制が敷かれました。それまではよほどの凶悪なパワーでなければ摘発されない状況だったのですが、パワーを上げられるだけ上げた悪質なカスタムガンによる犯罪が起きたりしたためです。
パワーを上げずにサバイバルゲームで優位に戦うとしたら?
実はエアガンのパワー(初速)というのは命中精度や貫通力にかなりの影響を持っています。パワーの上限が法的に制約を受ける、ということになると、パワーアップとしての性能向上に一定の限度があるということになります。
そこで着目されるようになったのがハイサイクルということになります。
いかに短い時間に大量の弾を発射できるかというほうに目を向けたカスタムということです。

サバイバルゲームで撃ち合っているとわかりますが、射撃のタイミングは非常に短いことが多い。この短い時間により多くの弾を撃ち込むことで火力で相手を圧倒しようというわけです。

ハイサイクルガン

さてさて。前置きが長くなりましたが、ハイサイクルガンというのはフルオート時の発射速度を劇的に高めたタイプ。
本来、東京マルイ製の電動ガンの発射速度は秒間15~17発程度(エアガンではなくて本物の銃だとこれよりもっと遅いものも少なくない。発射速度が高いと反動が強すぎて制御できず、命中精度が極端に落ちてしまったり、マガジンの弾をあっという間に撃ち切ってしまったりしてしまうから)が普通ですが、これが秒間20発を超えるような連射性能になっているものがあります。新品で最初からそういうセッティングのものもあれば、個人やショップが改造、カスタムしてのものもあります。

ハイサイクルチューン

お気づきの方もあると思いますが、ハイサイクルチューンのエアガンはほぼ全てが銃身が短くて小さい銃が多いですね。これは構造的に長い銃身を持つタイプの銃がハイサイクルチューンに適さないため。というのも、エアガンというのは基本的にはシリンダー内の空気をピストンが前進することで圧縮し、その空気でBB弾を撃ち出す構造となっています。これがものすごい速さで繰り返されるわけですから、銃身が長いと発射の空気の圧力が逃げられずにピストンなどを破壊してしまうのです。

そのため適切に発射時の圧力を逃がしてやらないとすぐに壊れてしまうのです。

ただ、銃身、特にインナーバレルを短くするということはいろいろと多くの犠牲を払います。
短い銃身で急激に加速させたBB弾は失速も早く、長いインナーバレルを持つ銃に比べるとかなり命中精度や貫通力、弾の飛距離が落ちます。加えて高いサイクルでメカを作動させているので部品自体の寿命も短くなります。

ピストンとスプリング

多くのハイサイクルガンはセクターギヤの歯を減らすことによってピストンの後退量を減らして高いサイクルを実現しています。ピストン後退量を減らしているため、メインスプリングを性能一杯まで使えず、それでもパワーをある程度出すために更に強いスプリングを入れる。強いスプリングに耐えられるようにするために硬い強化ギヤやピストンを使用しなければならない。(ハイサイクルガンのような短い銃身の銃でも射程を伸ばす流速チューンというものはありますが、それはまたの機会にお話ししましょう)

ハイサイクルガンというのは私個人が思うには高コストのカスタムだと思います。

逆に長い銃身を持つ銃はこれほど無理をしなくてもそれなりに高い発射性能を出すことができます。ただしサイズが大きい銃は扱いにそれなりに慣れや熟練を必要とします。

サバイバルゲームで使うとしたらどちらが優位なのか?

それもまた個人の捉え方なのでしょう。

まとめ

射程は短いが取り回しの良い軽くて小さい銃で軽快に機動力を生かしてプレイするのか、
大きく重いが射撃性能に優れたアサルトライフルなどを使って遠距離から狙い撃ちにするのか。

結局のところは自身が使っている銃の性能を理解し、その特性を生かせるプレイヤーが強いのです。

射程が短いが一瞬で大量のBB弾を撃ち込めるなら、いかに相手の懐にうまく飛び込むかを考えればいいわけだし、大きくて取り回しの悪い銃だけど射程が長いのなら、いかに相手に接近させないかを工夫すればいい。

長距離戦闘も近接戦闘もこなせる汎用性の高いタイプの銃が無いわけではないですが、どちらにも使える、というのはどちらをやらせても大したことない、と言えなくもない。あくまでも個人的な意見ですけど。

そんなわけでサバイバルゲームを楽しむ皆さんもぜひいろいろと工夫してみてください。