こんにちは☆
今回はエアガン本体と搭載する光学サイトのバランスや組み合わせについてのお話をしてみようと思います。
サバゲーをする方はご存知かもしれませんし、ガンマニアの方もわかることかもしれませんが、ビギナーの人にはサイトについてというのは謎の部分もあるかもしれません。
ということでぼちぼちいってみようと思います。
かなり前に光学サイトについてのことを掲載していますが、今回はそれを捕捉する感じになると思います。
それではまいりましょう!
エアガン本体と光学サイト
エアガンというのはほとんどのものが光学サイトを搭載しない状態で販売されています。
ごく稀にセットということで付属しているものもありますが、これは非常に少数なので一般的ではありません。
光学サイトというのは正確な照準をするための機材であり、特殊装備です。
照準(目標に狙いをつけるための動作)を補助する役割を持っているわけですが、光学サイトが搭載されていなくても銃本体にはもともと照準するための機能はあります。
これをアイアンサイト、オープンサイトなどと呼びます。
このアイアンサイトでは何か不備があるのか?というと、それはそうばかりでもないのですが、機能的にもっと使いやすくしたものが光学サイトということになりますかね。
光学サイトについては以前に詳しく掲載したことがありますので、そちらを参照くださるとわかりやすいと思います。
基本的にはアイアンサイトというのは銃の先端と後方にある照星と照門を合わせて狙いを定めるもの。
この関係で照準するには少々の慣れを必要としますし、慣れても多少の時間がかかります。
こういった部分を補う目的で光学サイトは存在しているわけです。
まぁアイアンサイトでもものすごい熟練者なら驚異的な速さで照準するわけですけどね。
光学サイト搭載の法則
以前の光学サイトの回では、その種類についてのことに主眼をおいて書きました。
使用方法についても概ねざっくりとは書いているのですが、今回は選び方などももう少し詳しく行こうと思います。
まず、光学サイトを搭載するにあたって、どういうものを選ぶのが良いか?
というところから考えていきましょう。
光学サイトというのは搭載してあると、それだけでもカスタムされている感がぐっと出ます。
アクセサリーとしても優れているのではないかと個人的には思います。
ただ、どんなに銃にどんなものを搭載するのか?というところが問題で、これはある程度法則性があるのです。
この法則性から大きく逸脱していると、外観的に違和感を感じるものになってしまいます。
では、その法則性とは何か?ということになりますが、これこそが光学サイト搭載の醍醐味でもあるわけです。
光学サイトには接近戦仕様のものなのか、遠距離戦仕様なのかという2種類があります。
このいずれかに特化させるという意味ではベストマッチの組み合わせもあるし、逆に意味不明な組み合わせもできてしまうということになります。
ライフルスコープを搭載したL96。ボルトアクションライフルで遠距離戦仕様だ。
基本的には接近戦用と遠距離戦用
光学サイトというか、銃そのものの特性にもあるのですが、接近戦仕様なのか遠距離戦仕様なのかによって搭載される光学サイトは変化します。
そして本体たる銃にも接近戦タイプなのか、連距離戦タイプなのかのジャンルがあります。
銃そのものはマルチなタイプであっても、搭載する光学サイトは基本的には遠近どちらか仕様になることが多いので、このあたりが面白いところ。
例えばM4だと、銃そのものはマルチなタイプなので、遠距離戦にも近接戦にも使用はできるタイプになります。
これに近接戦用の光学サイトを搭載すると、「持ち主は近距離戦を意識しているのだな」と感じられるものになるというわけです。
ゼルドナーのマイクロドットサイト。非常にコンパクトなので小型の銃に最適だ。
まずは己を知る
己を知る、と書くとなんだか武士道を感じる言葉ですが、実際のところ本当にそれです。
まず、光学サイトを搭載するには、使用する自分自身がサバゲーでどういったプレーをしたいのかというところが大きく関わってきます。
素早い動作で相手の懐に飛び込み、近接戦を挑むのか、それとも遠くから狙い撃ちにするのか?
そうした事柄に合致した銃を装備しているのか?
これらのことから選定していくのがいいです。
ホロサイトを搭載したMP5PDW。近接戦で能力を発揮する。
銃本体側の特性
どのようなプレイスタイルを取るのかは自由ですが、そもそも銃本体側にももともとの特性があります。
このあたりが注意。
遠距離戦をするのであれば、遠くまでBB弾を飛ばせる銃であることがまず大前提で、それに伴って大型のライフルなどになるのが普通です。
例で言いますと、ボルトアクションライフルやアサルトライフル、バトルライフルと呼ばれるものがそれに当てはまります。
連射性能はそれほど重要ではないですが、逆にエアガンというのは連射性能が高いと命中精度は落ちる傾向にあります。電動ガンでもフルオート時よりもセミオートや単発のほうが飛距離が出たり精度が良かったりする場合もあります。
ハイサイクルの電動ガンでは顕著に飛距離や精度が低下するので、これは遠距離戦仕様には不向きとなります。
例で言いますとサブマシンガンやマシンピストルがこのタイプに属します。
近接戦においては取り回しの良さが重要になりますので、まず大型の銃は向きません。
比較的小型のタイプが優位で、サイクルが高いと一瞬のチャンスに大量の弾を撃ち込めるので強いでしょうね。
サイクルが高い銃はその性質上、どうしても長銃身化できないという特性もあります。
スタンダードなライフルスコープ。ライフル系に搭載するものだ。
光学サイトを選ぶ
光学サイトは大きく分けると近距離戦用と遠距離戦用に分けられると先に書きましたが、近距離専用が基本的にはドットサイトです。
これはホロサイトというものもありますが、作動型式の違いで基本的には望遠ではない光点を照準に用いるもの。
光点で照準するので、非常に素早い照準が可能になります。
遠距離戦用はライフルスコープが一般的です。
ライフルスコープは望遠のもので、遠くまで自身の発射したBB弾の弾道を確認することができます。
このため横風に流されている弾道を修正しながら射撃できるので、遠距離でも高い命中率を出すことができるのです。
接近戦用の銃には接近戦用の光学サイトを、遠距離戦用の銃には遠距離戦用の光学サイトを搭載するのが普通です。
この法則に合わないことをすると、外観的にもやはり違和感が出ます(笑)
このようにサブマシンガンに大型のライフルスコープを搭載するとちょっと変。
また、このように連射性能の高くないボルトアクションライフルにドットサイトを搭載するのも奇妙に見える。
光学サイトを選ぶまとめ
ということで、今回は光学サイトの選び方についてを書いてみました。
とにかくなんでもいいから搭載しとけばいいってもんではないので、このあたりは重要ですね。
これらの法則がしっかり守られた上で組み上げられていると、「できる人」と周囲は思うでしょう。
これから光学サイトを選ぶという方はぜひともよく考えてみてくださいね。
それでは今回はここらへんで☆
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