こんにちは☆
いよいよ暑くなってきましたね!
真夏のサバゲーはどうしようか今から悩んでます(笑)
私は毎年、真夏の昼間はやらないようにしているので。
なので夏はナイトゲームがメインになります。
それでは今回もまいりましょう。
今回は私のサバゲー戦史「機転」です。
参加者の状況
この日はちょっと珍しいシチュエーションだった。
大きな建物(専用のフィールドではなく、
管理者の許可を得て借りた場所である)を使用してのゲームで、ナイトゲームである。
参加者は8人で、4対4に分かれての殲滅戦だ。
皆の装備は様々ではあったが、半数ほどが電動ガンで残りはガスハンドガンかエアコキショットガンだ。
私はMP5ベースのサブマシンガンを装備して出撃。
他の参加者はMP5kやP90、中にはAK47を使用する者もいた。
場所が場所なのでいつもの平地の屋外とは異なり、参加者はアサルトライフルよりはサブマシンガンを多く持ち込んでいたようだ。
ショットガンはM3やスパスが使用され、ハンドガン装備者はイングラムM11マシンピストルやM93Rなどを使った。
夜間のゲームである上に建物を使うわけなので、
昼間の屋外よりは近接戦闘になる可能性が高い。
ハンドガンやショットガンが活躍する可能性が十分にある。
皆それぞれに暗い色調の服に身を包み、夜間戦の準備は完璧だった。
ちなみにフルオートトレーサーは使用する者としない者とがいた。(私は装備していた)
フィールド環境
フィールドは最初に述べた通り、大きな建物の付近である。
このゲームでは建物の内部には入らないというルールなので、
主に建物の外側にある構造物と庭がメインで使用される。
南北に2つの鉄筋コンクリートの建物が建っていて、それぞれ2階建て。
南側の建物の西側には大きな階段があり、上がりきったところは鉄柵のあるベランダになっている。
ベランダは北側と西側に面していて、東側だけが死角になる。
途中には踊り場があって、ここからは建物の北側にある庭を一望できる。
南側の建物から30メートルほど北に、もうひとつの建物がある。
こちらの建物は大きさは南側のそれと同規模だが階段などの外部構造物がない。
その代わり、この建物のすぐ南側は地面が一段低くなっている。
2つの建物に挟まれた庭よりも低くなっていて、
地形的には建物に沿って塹壕があるような感じだ。
フィールドの境界線は南北の建物まで。
南側の建物の更に南側は入らないこと。同様に北側の建物の北側も使用しないことになっている。
ただし建物の東西についてはある程度使用が可能だ。
東西についてはそれほど遮蔽物があるわけではないし、広大な場所があるわけでもない。
ほとんどは建物に占められたフィールドなのだ。
我々の作戦
我々はフィールド南西から出撃し、フィールド北東から現れる敵を捕捉して撃破する。
時間制限や弾数制限のない殲滅戦なので、どちらかが全滅するまでゲームは続く。
我々はまず開始と同時に目の前にある南側の建物の階段へ進出、踊り場と最上部にあるベランダを占拠する。
ここを拠点にして戦闘するわけだが、4人全員をここに配置するのは好ましくない。
戦力配置としては最上部に1人、踊り場に1人。
そして建物の外側に2人がいいだろう。
建物はフィールドのほぼ全体を見下ろすことができるものの、ベランダや踊り場の外側に面しているところは鉄柵である。
壁があるわけではないので、大挙して攻撃を受けたらあまり逃げ場がないのだ。
(奥へ引っ込めば回避できるだろうが、そうすると敵の動きも見えなくなる)
我々はこの配置で、下の2名が敵を誘き寄せる。
敵が接近してきたら、建物の2名が攻撃するという戦術だ。
敵はおそらくは北側の建物前にある低い通路(塹壕のような場所)を通ってこちらへ向かってくるだろう。
そのあたりを重点的に警戒する。
私はひとまずは階段の最上部に展開した。
ゲーム開始!
合図があってゲームが始まった。
闇夜の静けさが辺りを支配しており、敵の動きがなかなかない。
待っている間、緊張感という圧力に押し潰されそうだとある参加者は後に語ったが、まさにその通りだった。
吹き抜けていく風が木の葉を飛ばし、それがアスファルトの地面をカサカサと鳴らした。
私はベランダから顔をつきだしてフィールド北東方面を警戒していた。
当然敵方も我々がこの付近にいることは承知の上だろう。
無音の時間が流れていく。
「まさか敵方も待ち伏せをしているのでは?」
そんな考えが浮かんでは消えた。
しかしそれは突然起きた。
火蓋は切られた
全くいきなりのことだった。
何の前触れもなく、突如として北側建物の西側よりのあたりから敵が撃ってきたのだ。
下にいた味方はいきなりの攻撃を受けて、早くも1名がやられた。
「しまった!奇襲だ!」
敵は恐ろしく慎重に足音を立てないようにして進んで来ていたのだ。
北側の建物の前にある低い通路は、庭側からは見えにくくなっているのも発見できなかった要因だろう。
戦闘中の声の感じと銃声から、そこに現れた敵が2人であることがわかった。
私はベランダから身を乗り出して彼らのいる通路を攻撃した。
私の反撃で敵1名を倒した。
もう1人は悲鳴を上げながら退却していった。
撃退には成功したが、今の戦闘で我々の展開位置がある程度敵方に知られただろう。
ここは危険か。
と思った瞬間に案の定、南側建物の東方向から私の方へ銃撃があった。
敵の攻勢
ベランダから身を乗り出していると、空が背景になるので暗闇でも姿が見えるのだ。
私は銃声がすると同時に後ろへ引っ込んで回避した。
階下にいる踊り場の味方がこれに応戦している。
音が反響するせいか、ものすごい騒ぎだ。
東側から現れた敵が私のいるあたりを攻撃してくるのに呼応して
先ほど撃退したと思われる敵(建物前の低い通路の敵兵か)が再起して現れた。
猛烈な攻撃が建物に集中してきた。
このままここにいても有効な反撃はできない!
私はベランダでの戦闘を止めて階下へ向かった。
勢いに乗った敵はじわじわと包囲するようにこちらに迫ってきていた。
私は階段を駆け降りながら踊り場の味方に叫んだ。
「北部通路の敵を攻撃!撃破できなくてもいい!一時的に頭を抑えてくれ!」
階段を降りると庭の奥の味方が北部通路の敵と小競り合いをしていた。
間もなく踊り場の味方が、通路付近の敵に向かって攻撃を開始したので、そちら方向からの銃撃は一時的に止んだ。
私は思い切って建物前の広場に飛び出した。
反撃!
あまりに大胆な行動だったせいか、南側の建物に沿って進んできた敵は一瞬動きを止めた。
黒い人影が2つ、こちらに向かって突っ立っているのが見えた。
彼らはここから進んで、ベランダや踊り場を攻めようとしていたのだろう。
だから上の方ばかり見ていたに違いない。
飛び出した私はそれに向かってフルオートで発砲した
フルオートトレーサーが装備されていたので弾道がよくわかった。
私が放ったBB弾は彼らに吸い込まれるように飛んでいき、そして命中した。
これで残る敵は北部通路の1人だけとなった。
しかしその敵もこの騒ぎに乗じて果敢に反抗、建物西側の庭付近に展開していた味方がこれで撃破された。
最終局面
最後の敵は北部通路を行ったり来たりしながら戦闘を続けている。
向こうは低い位置にいるのでなかなかヒットできない。
肉薄するよりなさそうだ。
私はその時を待った。
踊り場の味方が発砲すると、それに応じるように撃ち返す敵の姿が見えた。
あそこだ!
私は地面に這いつくばるようにして
西側から北部通路に接近した。
相手はショットガンだ。
私のいる位置からだと30メートルくらいか。
通路入り口にたどり着いた私は彼の側面から攻撃を仕掛けた。
私の銃撃に驚いた敵は立ち上がって東方向へ脱出しようとした。
それを見逃さなかった踊り場の味方が撃破、ゲームは終了した。
この戦闘について
この戦闘では建物という要素が大きく戦局を左右した。
敵方が進出ルートとして活用した北部通路、南側の建物にあるベランダや踊り場。
高低差が大きくあり、上と下の撃ち合いのようになった。
しかも夜間だったこともあって、見つからないように移動することが局地的には可能だった。
そのために突然仕掛けてくるということが目立ったように思う。
もちろん我々も同じようにそれを利用して反撃したわけだが。
フルオートトレーサーは、やはりとても有効だ。
フルオートトレーサーを装備していない者は自分の撃ったBB弾がどこを飛んでいるのかがわからず、意外と近距離なのに命中しないということが多発した。
陣地に固執しずに戦闘したおかけで我々は勝利することができた。
終わりに
というわけで今回のゲーム記録は珍しく建物を使ったものの話。
近年では有料フィールドが増えておりまして、
こういったシチュエーションのサバイバルゲームもあるのかもしれませんね。
このときに私が思ったのは、普段アサルトライフルばかり使っていたせいか、サブマシンガンがものすごく軽く感じたということ。
長い射程を必要としないならば、サブマシンガンやマシンピストルもかなり使えると思います。
それぞれの装備が活躍できるシチュエーション。
それを選ぶのもまた楽しいものですね。
それでは今回はここらへんで☆
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