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JAC製BV式ガスフルオートガンXM177E2【ガンレポ32】

2018.08.16

カテゴリ:ガスガン

こんにちは☆

今回はものすごく古いエアガンを特集してみようと思います。

今回はガンレポ「JAC製BV式ガスフルオートガンXM177E2」です。

それではまいりましょう!

BV式XM177E2

BV式ガスフルオートガン

90年代前半頃、電動ガンが登場するまでサバゲーの主役はBV式ガスフルオートガンでした。

外部タンク式とも呼ばれるBV式。
リキッドチャージとしても機能する銃もありました。

基本的には銃の外側にタンクやボンベを繋ぎ、そこから送られる気体(圧搾空気やCO2ガス)によって銃が作動します。

つまりこのタイプのガスガンは銃自体にホースが繋がっていて、かなり動きを制限されます。

現在の電動ガンのように銃本体内部にバッテリーを内蔵してしまうことはできず、
作動させるためのパワーソースを外装せねばならないのでとても面倒が多いと思います。

ちなみに電動ガンとはまったく別物です。
BV式の特徴ですが、トリガーフィーリングが実銃に近いようですね。

電動ガンのように「むにゅっ」とした感触ではなく、「カチッ!」という手応えが指先にあります。

現在のガスブローバックのトイガンもかなりそういう感触なので、実銃に近いと言えますね。

BV式XM177E2
このようにストック下側にガスのホースを接続する部分がある。

JAC製M16シリーズ

一世を風靡したと言えるこのシリーズ、今回特集しているこのXM177E2もこの中のひとつと言えます。

90年代前半は、フィールドで見かけるエアガンといえば、ほとんどがJAC製かマルゼン製。一部高額なアサヒファイヤーアームズ製などがありました。

現在ほどモデルアップされているものが多彩ではなく、アサルトライフルといえばM16系くらいしかなく、多くがそれらを装備していたのです。

JAC製のガスフルオートガンは外観的にも当時としてはかなりリアルでした。
金属の部品が多く使われており、強度も高かったようです。

余談ですが、JACのM16シリーズはリキッドチャージできるタイプもあります。

しかしすぐに動かなくなるので、基本的には外部タンク式として使用されていました。

そもそもBV式ガスフルオートガンって、弾切れになるとトリガー引いている間中、プシューッと空気が出てしまう。

作動させて運用するには、莫大な量の空気やガスを必要とするのです。

BV式XM177E2
電動ガンではないので、グリップ内は空洞である。

JAC製XM177E2の実力

さてさて。気になる性能のほうを見ていこうと思います。

まずBV式ガスフルオートガンはパワーが定まりません。
というのも、発射のためのパワーソースがどれだけの圧力があるかによって大きく変動するからなのです。

グリーンガス(CO2ガス)を全開で使用すれば、かなり危険なパワーが出てしまったりもします。これは現在では違法になる威力ですので、仮に入手してもそんな使い方をしてはいけませんね。

ガスボンベを接続して作動させる場合、圧力を調整して使用します。
無論調整は可能です。

ホップアップは搭載されておらず、基本的にはパワーアップによってBB弾の飛距離を出すしかなかった時代。
そもそもBV式ガスフルオートガンのインナーバレルはほとんどが激しく前後に動くので、ホップアップのためのパッキンを搭載しにくいとも言われています。

機種によっては、インナーバレルが内部で回転してしまうという欠点があったりするんでしょうね。

射程は水平射撃で30メートル弱くらいだと思います。

つまりBB弾の飛距離が30メートルちょいちょいしかないっていうのに、ものすごいハイパワーだったりするわけで。

しかもBV式の特徴として、ものすごいハイサイクルです。

これはカスタムしてあるとかではなくて、もともとそうなのです。
秒間25発前後くらいは出ていたと思います。

それでいてマガジンの容量は、実銃に近い弾数という。(40発弱)

多弾マガジンなんぞは存在しない時代。
ドラムマガジンですらスプリング式で、せいぜい数百発程度の弾数が限度。

つまり必要なときに必要なだけ撃つということができないと、一瞬で弾切れになってしまうわけです。

めちゃくちゃシビア!

パワーソース

銃を作動させるためのパワーソースはCO2ガスかエアーだと書きましたが、手動でタンクに空気を圧縮して溜めておくタイプのものもありました。

ちなみにガスにしてもエアーにしても、当然残量があるわけで、減って来たら交換するかチャージするかしないといけないわけです。

コンプレッサーで詰め込むタイプのタンクもありましたが、これらはコンプレッサーもタンクも非常に高額でした。

なのでタンクは個人で持っていて、コンプレッサーはチームで共同で購入するとかいうことが多かったようです。

BV式XM177E2

BV式ガスフルオートガンの実戦

ということで、だいたいBV式ガスフルオートガンがどんなものだったかはお分かりになったかな?と思います。

ではこのようなエアガンを使用して、どのようにサバゲーをしたのか?

まず、先ほどから少しずつ触れていることですが、射程がホップ無しのために短い。
今では考えられないような近距離での撃ち合いが普通でした。

そしてインナーバレルが激しく前後動することも手伝って、命中精度も今のエアガンより圧倒的に悪い。

装弾数も少ないので、指切りで点射しないとすぐ弾切れです。

この時代、他の銃も全てホップはありませんでした。
(一部に後付けカスタムで搭載するものが現れたが、それらはBV式の歴史が終わる直前のこと。大多数は未装備)

その中でもスナイパーライフルであるスーパー9などは高い命中精度を持っていました。

あれに関しては現在でも通用するクラスの精度なので、かなり手強い銃だったことが伺えます。

スーパー9がホップなしで仰角つけての最大射程が40メートル弱と仮定、有効射程は30メートル前後でしょうか。

BV式ガスフルオートガンはその距離までは飛ぶものの、30メートル付近では弾が数メートルの範囲に散らばってしまう。
つまり狙っても当たらない。

スナイパーの狙撃を掻い潜りながら果敢に接近し、20メートル以下の距離で一撃で倒す!というような感じの戦い方をしたわけです。

加えて残弾と同時にガスやエアーの残量にも配慮しなくてはなりません。

途中でチャージできるエアタンクならばチャージするわけですが、これも交戦中にエア切れが起きたら敵前でもチャージしなくてはいけない。

しかもタンク類は大きく嵩張るものだったり、大きくはないものの銃に繋がるホースがあったりと動きを制限するものが多く身の回りにある。

今の常識からすると、とんでもなく大変な時代だったわけです。

JAC製BV式ガスフルオートガンXM177E2まとめ

ということで、今回はJAC製のBV式XM177E2を特集しました。

こんな時代もあったんだ!くらいな感じで。

それはそうと、電動ガンが登場してからというもの、BV式ガスフルオートガンは衰退の一途を辿りました。

運用するためのコストパフォーマンスが遥かに安く、膨大な弾数を持つ多弾マガジンも大きな魅力となったのですね。

BV式とは比べ物にならないほどの高い命中精度も電動ガンの強み。

しかし電動ガンも登場当初はホップを搭載していなかったし、多弾マガジンもなかったのです。
90年代半ばあたりまではまだまだフィールドではBV式ガスフルオートガンも見られました。

電動ガン相手では不利ではあるものの、戦えないほどではなかったんですね。

それが電動ガンにホップが標準装備されるようになり、多弾マガジンが普及。

ベテランでさえも、電動ガン装備のビギナーに手を焼くほどの戦闘力の違い。

こうしてBV式は絶滅していったわけです。

JAC社はというと、電動ガンが流行り始めたときに同じように電動ガンを発売しました。
ステアーAUGです。

しかしこれが不発だったらしい。

それ以降はエアガンの世界から撤退していってしまいました。

もし、今も存続していたらどんなトイガンを世に送り出したのでしょうね?

歴史に「もしも」は無いわけですけども。

さてさて。最後に個人的な意見です。

BV式ガスフルオートガンの時代も末期になればなるほど、外観にこだわった高級モデルが多く発売されるようになっていきました。

現在、電動ガンでも同じような現象が起きていますね。
一丁100000円~などというものも多い。

これはどういう流れなのでしょうか。

それを求めるユーザーが本格派になっていくということでしょうか。

高額なものが増えていけば、初期投資できる人たちだけのマニアックなものになってしまい、誰もが気軽に楽しめるものではなくなっていくような気がしなくもない。
(リーズナブルな価格のものもありますけどね)

私はそれが滅びの予兆でないことを願ってやみません。

それでは今回はここらへんで☆

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