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電動ガンの電気系統について

2017.12.30

カテゴリ:その他

こんにちは☆

今回は電動ガンの電気系統のことをちょっと書いてみようかと思います。

電動ガンというくらいなので当然ながら電池で動いています。
バッテリーでモーターを回してギヤを動かし、コッキングを電動で行っているわけです。

つまり電動ガンというのは厳密には電動コッキングガン、と例えるのが正しいのかなとも思ったり。



モーターについて

東京マルイ製の電動ガンのモーターは年代を追うごとに進化しています。
90年代に登場した初期の電動ガンはEG560系のモーターを装備していました。このモーターはおそらくですがラジコン用のものを改良したものなのでしょう。胴体は円筒形で厚さもかなりありました。
当初はファマスに搭載されていましたが、やがてMP5やM16系の銃にも使用されていきました。
しかしモーターが分厚いためにそれを内蔵するグリップも分厚くなってしまっていたので、後に改良型のEG700が登場します。EG700系は胴体が薄型になったタイプ。性能は先代のEG560より良くなっているとされていますが、体感的にはあまり違いが感じられませんでした。(あくまでも私の主観としては)
主に外径を小さくするためのものか?とも思います。
それがG3が発売されたあたりに登場。やがてそれ以前に発売されていたMP5やM16系にも搭載されるようになります。
EG700のあとにはトルクアップをはかったEG1000が現れ、これが現在のしゅりゅうモーターとなっているようです。発射速度はEG700よりもやや上のようで、M4系やP90に搭載されています。
近年ではハイサイクルのモデルが出ていますので、ハイサイクルタイプのモーターもあります。が、これはハイサイクルに特化しているためそのまま通常のスタンダード電動ガンに搭載すると壊れますから注意が必要です。
ただ、外径としてはEG700やEG1000と同じなので搭載することそのものは可能です。


スイッチ、FET


電動ガンはトリガーの奥にスイッチがあります。引き金であるトリガーを引くとスイッチがオンになって銃が作動します。
純正状態では銅板に金属ブロックが接触することによって通電しますが、セミオートで多く撃ったりするとここが火花で焼けてしまうことがあります。
人によってはタミヤの接点グリスをここに塗って火花を抑えているということも聞きます。
また、金属ブロックをもとの位置に戻すためのバネが稀に折れることがあります。
折れてしまうと通電しっぱなしになるのでセレクターがフルオートになっているとバッテリーを外さないと止まらなくなったりします。

近年ではFETと呼ばれる接点なしスイッチを内蔵するユーザーも増えています。FETは金属ブロックが銅板に触れたことを感知して通電するので火花は飛ばず、通電効率が良くなります。(火花が飛ぶということからも分かるように通常のスイッチはかなり電気的な抵抗になります。FETはこの抵抗がないので発射速度がかなり高くなります)
ただしFETは精密な電気部品で構成されていますので、熱に弱いともされています。壊れることももちろんあり、壊れるとやはり通電しっぱなしになったりします。

配線関係


電気系統で忘れてはならないのが配線です。コネクターの接点金具も重要です。
基本的には配線は太くて線量が多いものが良いのですが、電動ガンの機種によっては太い配線を使えないものもあるので注意が必要です。しかしレスポンス向上を狙うならば配線のカスタムは行いたいところ。
メカボックス付近を通る配線はライラクスが発売しているエレメントコードがおすすめです。メカボックス外側でバッテリーまでのケーブル部分はイーグルフォースの16ゲージシリコンコードが品質も良くて合います。
コネクターはライラクスから金メッキの端子のものが出ていますが、ラジコン用のものを探せば同様の性能でさらに安価なものもあると思います。
配線は車で言うとプラグコードみたいなもの。スポーツカーに詳しい人ならわかると思いますが、プラグコードはエンジンの性能にも影響を出します。これと同じことですね。


最後に


だいたいこんなところでしょうか。
モーター、スイッチ、接点端子、配線。これらを全てカスタムして調整すればかなりの電気的な効率アップができます。
電気的な効率アップは燃費にも影響しますし実はかなり重要なのです。
発射サイクルを上げようということ以外でもずいぶん大きな恩恵があるわけです。

ただし、やはり露出している金属端子などは空気に触れて劣化することがあります。
劣化してしまえばせっかく向上させた電気効率も佐賀ってしまいます。
やはりある程度は管理が必要な部分ではあります。
もちろん機械的なものなので故障もあるでしょう。
特にスイッチの関係はその辺りが要注意です。

さてさて。

今回はそんなわけで電動ガンの電気系統のお話。
興味がある方は挑んでみるのも面白いかもしれません。ただしその場合は十分に下調べをして、分解組み立ての技術を磨いてからにしましょう。

そして分解するとメーカーは修理を受け付けてくれなくなることもあるのでそちらも覚悟の上で。

電気系統 写真はスタンダードAK47が搭載しているEG700モーター。

それでは今回はここらへんで☆