私のサバゲー戦史81「リアルカウントゲーム」

こんにちは☆

そういえば過去に行ったサバイバルゲームで、非常に規定の厳しいルールのものがありました。

よりリアルなゲームを追及してみようということで、普段とは違ったルールを設けて行ってみたというやつです。

今回は私のサバゲー戦史「リアルカウントゲーム」です。

それではまいりましょう!

M16A2_1

参加者の状況

この日の参加者は8人。
皆それぞれにアサルトライフルサブマシンガンを装備して参加していた。

装備は様々でAK系アサルトライフルM4M16A2、そしてサブマシンガンではMP5kやMP5SD、マシンピストルとしてガスブローバックのベレッタM93Rがフィールドに登場した。

フィールド環境

フィールドは東西に長い平地フィールドだ。
中央はほとんどなにも遮蔽物がなく、東西を道が貫いている。

フィールド南側は浅い草が茂っており、低い姿勢になると幾分隠れることもできる。

北側は遮蔽物が多く、人工的なバリケードがいくつかある。
それらが腰ほどの深さの草地に点在している。
このことからも北部は激戦が予想される。

特殊ルール

今回は8人を半分に分けての殲滅戦であるが、特殊な縛りがある。

まず、全ての銃は実銃の装弾数を再現すること。
AKならば30発というようにノーマルマガジンに実銃通りの弾数しか装填しない。

参加者各員は最大で250発まで身につけて出撃できるというもの。
いわゆるリアルカウントゲームである。

それに加えて、銃による射程やパワーの差を再現するために、もうひとつ特殊なルールが設けられた。

それは銃によって使用するBB弾の重さを変えるというものである。

実銃として口径の大きい弾薬を使用するAKは0.25g弾を、M4やM16は口径が小さいので0.2g弾を、サブマシンガンやハンドガンは0.12g弾をそれぞれ使用するというものだ。

こうなると、大口径の銃ほど遠距離まで正確に撃つことができる。
その代わりに大きくて重い。
ハンドガンやサブマシンガンは、
軽快に動けるが近距離じゃないと命中精度がかなり低いということになる。

我々の作戦

我々は4人で西から出撃し、東から現れる敵と交戦、殲滅する。

私はAKを装備しているので遠距離から敵を狙い撃つためにフィールド南西部に展開。
私は北部から前進する味方(サブマシンガン装備)を支援する。

フィールド北部は明らかに見通しが悪く、接近戦が発生しやすい。

おそらくこの配置が最良であろう。

余談だが、敵と味方ではアサルトライフルやサブマシンガンの装備比率を同じにしてあるのだ。

敵も同じような戦術で来る可能性が高いと言えるだろう。

ゲーム開始!

合図があってゲームが始まった。

私は予定通りフィールド南西部の何もない平地に躍り出た。

敵のアタッカーが私の方を牽制して撃ってきた。

しかし彼のサブマシンガンから発射されたBB弾は、私のところに届く前に広範囲に散らばってしまってまったく飛んで来なかった。

敵の展開を見ると、相手のアサルトライフル装備の者は北部に展開しているようだ。

それも含めて私の正面、つまりフィールド中央から南部には誰も出て来なかったのである。

どうやら敵は全戦力を北部に集中展開しているようだ。

M16A2_2

短期決戦策

敵と味方の最前列がぶつかって戦闘になった。

狭いフィールド北部に両軍合わせて7人がひしめき合っていた。

しかしそのほとんどが弾切れを懸念してか、セミオートによる射撃に終始していた。

私のいる位置からでは、ちょうど遮蔽物の関係であまり見えなかった。それでも銃声からそうだということはわかった。

北部の中央に比較的大きなバリケードがある。
あそこへ味方を導くことができれば、敵をフィールド東部に押し込むことができそうだ。

私は意を決して前進を開始した。

セレクターはフルオートだ。

砂地を駆け出すと、砂ぼこりが舞い上がった。

15メートルほど進んだところで敵の前線を確認できるようになった。

私はそこから一気に射撃を開始した。

まさかの行動に敵方も驚いたようだ。

私の放った弾が最前衛の敵に命中、これを撃破した。

突然の側面からのフルオートに驚いた敵は恐慌状態となって退却を始めた。

「押せー!押し切れー!!」

私は叫んだ。叫びながら撃ち続けた。

これに乗じて味方もフルオートで一気に大規模な攻勢を仕掛けた。

敵は退却しつつ反撃で撃ってきたが時すでにおそく、我々がこの戦場の主導権を握った。

北部から進出した味方は中央のバリケードに到達、
ここを拠点に戦闘を続行した。

反撃を試みる敵軍

敵が状況を覆すためにフィールド南東部に出てきた。
ここから私を駆逐して事態を挽回しようと言うのだろう。

しかし私はそれを予測して、予め敵が現れるであろう付近への対応を考慮して待ち受けていた。

飛び出して来た敵を最初の射撃で撃破、敵の反撃を阻止した。

浮き足立った敵は闇雲に発砲を繰り返したが、それらは散発的で統制されていなかった。

決着

それでも我々のほうに損失が無かったわけではない。

北部から前進した味方は、非常に優位に戦いを進めたが
それでも1名が敵と相討ちで倒された。

私は残弾が100発を切ったので、ここで一気に勝負しようと思った。

おそらくは北部で戦闘中の味方も、そして敵も同じだったろう。

私はフィールド南部境界線に沿って東へと駆け出した。

味方が大規模な攻撃を実施していたので、こちらへはあまり撃って来なかった。

敵は遮蔽物に隠れて応戦していたために、こちらを見る余裕もなかなか無かったのだろう。

私はかなり前進することに成功し、敵の側面に近い位置までたどり着いた。

私の姿を見た敵が
「あー!」
っと叫ぶのが見えた。

構わず私はそれを撃った。

その敵はそれで撃破され、残った敵もその状況に驚いて退却しようとした。

そこを北部の味方が攻撃、これを倒して我々は勝利した。

このゲームについて。

今回、我々は残弾が乏しくなる前に主導権を握るという作戦に出た。

結果的には成功したわけだが、実際には「ここぞ!」というときに弾切れになるなどして苦戦するということも少なくなかった。

やはり弾数に制限があると、ゲームの様相は大きく変化する。
めったやたらに撃てないということが起因して、射撃の仕方が変わるためだろう。

それから機種によってBB弾の重量を変えるというルール。
これもある程度ではあったが戦局に影響した。

普段なら撃たれるかもしれない距離でも当たらないことが多く、戦闘する距離が変化した。

敵方はセミオートを多用して持久戦に持ち込もうとしたようだ。

しかしそれが逆に仇となったようである。

終わりに

ということで今回のお話は特殊ルールのサバゲーについでした。

弾数制限については比較的ポピュラーなルールなのですが、
機種によってBB弾の重さの使用条件が変わるというもの。

何度かやったことがありますが、地形的なものも影響するので射程が短い銃は劇的な変化を強いられます。

こういうのもたまには面白いのではないかなと思います。

他にも色々な特殊ルールがありますが、それはまた別の機会に。

M16A2

それでは今回はここらへんで☆

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