私のサバゲー戦史111「間に合わなかった突撃」記録・日記

こんにちは☆

さてさて。いきなりですが、久しぶりにフラッグ戦のお話をしようかなと思います。

今回は私のサバゲー戦史「間に合わなかった突撃」です。

それではまいりましょう!

参加者の状況

この日のゲームには12人が集まっていた。

参加者の半数はビギナーが占めており、いつもとは違ったゲームの雰囲気があった。

ベテランばかりが集まっていると、ゲームというのは淡々と進んでいく感じがする。
それに奇抜なことをあまり仕掛けてこないので、ビギナーが多く参加しているときというのは普段起きないようなこことが起きるのである。

この日のゲームに参加したビギナーは、完全な初心者というのはわずかで、残りは数回の経験があるという人が多かった。

参加者の多くはアサルトライフル装備で、一部がサブマシンガンボルトアクションライフルを使用した。

使用された機種はAK47が最も多く、その次にM4、MP5という感じだった。スナイパーは2名いたが、2名ともVSR10を使っていた。

私はオーソドックスなAK47を使用しており、予備として固定スライドガスガンのM712を携行した。

AK47とモデルさん
写真はAK47。モデルさんに持ってもらって撮影。

フィールド環境

フィールドは東西に長い。

北部はほとんど何も遮蔽物が無い平地であるが、中央は深い草が覆っている。

南部は雑木林となっていて、見通しは悪くないが木が多いので隠れやすい。

このフィールドの東西の端にそれぞれの陣地があり、そこにフラッグ(旗)が設置されている。

季節は秋の終わりだったが、草の多い中央ルートはそれほど見通しが良くはない。
枯草が乱立していて、視界を妨げているのだ。

我々の作戦

この日のゲームでは陣地にある旗に到達すると勝利となる。いわゆる「フラッグ到達戦」というものだ。

戦力は6対6で、大体双方の戦力が同じになるように編成されている。我々は東側の陣地から出撃することになった。

敵の勢力も同じではあるが、広大なフィールドなので展開の仕方によって優劣が左右されるだろう。

我々は1名を陣地付近に固定配置し、残りの5名で攻める。

主力は3名で北部から突入、2名が中央と南部から秘密裡に侵入する。

私はビギナー2名を指揮して北部から進むことになった。

出撃~初動

合図があり、ゲームが始まった。

私は味方とともに北部の平地に飛び出した。

できるだけ早期に距離を稼ぐため、かなり早い速度で走った。

早速敵2名ほどが敵陣付近から北部ルートに出てきたが、我々は全員でこれを走りながら撃った。

「撃て!撃ちまくれ!平地に出させるな!」

走りながらの射撃だったので、決して正確ではなかった。

それでもインナーバレルの長いアサルトライフル3丁の火力は凄まじく、ばら撒きのような攻撃で1名を撃破した。

もう1名は驚いて北部から撤退していった。

これでひとまず我々は北部ルートをある程度確保できた。

敵の展開と反撃

しかし油断はできない。

北部ルートに隣接する中央方向から攻撃を受ける可能性がある。

過去にもこのフィールドでは、北部に展開したものが中央からの攻撃で次々とやられてしまうという事態が多く起きているのだ。

私は味方1名に中央へ注意を払うように指示し、前進を続行した。

中央や南部でも戦闘が発生しているようで、散発的な銃声が聞こえる。

敵の主力はおそらくは南部に展開しているように思えた。

北部や北部に近い中央ルートには敵の気配がなく、我々は大きな攻撃を受けなかった。

しかしフィールドの南東部付近では大きな戦闘が発生しているようだった。

味方の部隊が敵と接触し、正面衝突になったようだった。

時折、流れ弾のBB弾が私のいる付近に飛んでくることがあった。

私の判断

ここで私は決断を迫られた。

というのは、この戦闘の騒ぎに乗じてこのまま敵陣へ突入するか、それともいったん後退して大部隊と戦闘している南部の友軍を救援するか。

友軍を救援しない場合、こちらの防衛線を突破されて陣地に突入されて敗退する可能性がある。

しかし、味方が持ちこたえられるならば戦力が手薄な敵陣を強襲して一挙にフラッグ奪うこともできるかもしれない。

私は迅速に突入することを選んだ。

「このまま突入しよう!急ぐぞ!」

私は味方2名を連れて駆け出した。

敵陣付近の攻防

そのまま我々は敵陣の北側に到達した。

反撃はほとんどなかったので、無傷だった。

しかしさすがに敵方も旗の守備がいないわけではなかった。

陣地付近に到達した瞬間に、敵の伏兵から攻撃を受けたのである。

私はおの攻撃を受けなかったが、私のすぐ後方にいた味方が倒された。

敵は狙撃兵だった。

この攻撃のおかげで敵の所在は判明したという幸運もあった。

「敵狙撃兵、フラッグの後方5m付近に1名確認!」

私が叫ぶと、味方がそこを集中的に攻撃して撃破した。

突入の時

「進路クリア!突入するぞ!」

私と味方は一気に敵のフラッグに迫った。

旗の下にはホイッスルがあり、これを吹けば戦闘は終了である。

我々は細心の注意を払いながら足早に敵陣に侵入した。

しかし、運命の女神は我々に味方しなかった。

旗まであと数メートルというところで、東部の我々の本陣方向からホイッスルの音が響き渡ったのである。

「しまった!なんたることだ!」

なんという皮肉であろうか。

旗まであと少しというところで、敵に先を越されてしまったのだ。

こうして、我々は僅差で敵に旗を奪われて敗退した。

下記はこのゲームでの参加者も使用したAK47スペツナズ。
AK47と同等の火力を持ちながら、コンパクトである。
東京マルイ】フルセット AK47 β スペツナズ 電動ガン

この戦闘について

後でわかったことなのだが、南部の戦闘はかなり激しかったようである。

敵方は3名が林の中を抜けて前進、こちらの部隊と遭遇して戦闘になったらしい。

中央からも1名が展開していたらしいが、この1名というのが我々が撃退した北部から撤退した者だったらしい。

敵方はこちらの部隊を撃破、撃退して前進。

こちらの守備隊は1名を失ったものの生存はしていた。

それを反撃させないように効果的な攻撃を行い、果敢に戦線を突破してフラッグアタックを成功させたという。

ほんのわずかな差ではあったが、敵のほうが勇ましく一枚うわ手だったということだろう。

下記は参加者が使用したものと同型のVSR10。現在ではポピュラーなスナイパーライフルとして知られる。
VSR-10 プロスナイパー Gスペック

終わりに

ということで、このゲームではほんの少しの時間差で我々が敗れ去ってしまったという結末。

なんとも悔やまれることです。

かなり早い速度で移動したのですが、敵方のほうがさらに素早く動いていたということでしょう。

戦闘としてはほとんど互角だったのですが、残念な結果でした。

結果的になのですが、双方に大きな損失がないままに決着がついたのも稀なことでした。

フラッグ戦というのは殲滅戦とは違った面白さがありますね。

それでは今回はここらへんで☆

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