私のサバゲー戦史63「機関銃陣地」

こんにちは☆

たまには、自作の機関銃が活躍する話でも書いてみようかと思うので、今回はそれでいこうと思います。

今回は私のサバゲー戦史「機関銃陣地」です。

それではまいりましょう!

参加者状況

その日のゲームは8人が集まっていた。

参加者の装備は大半がM4とAKだったが、一部にM14とMC51が含まれていた。

私はこの日、機関銃手をするために、自作の機関銃あるMG34を持ち込んでいた。

これを軸にして陣地を構成し、火力を活かして戦闘してやろうと考えていた。

MG34について

MG34がどういうものかを簡単に紹介しておこう。

MG34は第二次大戦中のドイツ軍が使用した機関銃

世界初の汎用機関銃と言われているものである。

軽機関銃として個人で運用することもできれば、銃架に搭載して重機関銃としても使用できる。

そして車載機銃にも転用が可能という優れものだ。

後にこれの発展型であるMG42が登場するが、MG34も終戦まで使用が続けられた。

戦後に米軍がこれらを参考にM60を開発したのは有名な話である。

私が製作したMG34はマルイ製MP5kがベースとなっている。

実銃と同じように銃架に搭載も可能となっている。

銃架に載せているときは銃架側に内蔵されたマガジンから給弾するが、銃架から降ろして使用する際は専用のドラムマガジンを装備する。

射撃性能は、概ね一般的なアサルトライフルの電動ガンと同等だが、装弾数は約1000発なので火力は高い。

この日の戦闘では銃架に搭載して重機関銃として使うことにした。

フィールド環境

フィールドは南北に長い。

全体的に平地ではあるが、南の方が起伏が激しくて大きな窪みとかが多い。

特筆すべきはこのフィールドの植物の状況だ。

ここはススキが非常に多く生えていて、フィールド全体をススキが覆っているかのようなのだ。

1本の太い道が南北を貫いているが、その周辺は数多くのススキの群生が見られる。

季節は初冬で枯れたススキが至るところに密集して生えているのだ。

中央の道はフィールドの真ん中あたりで東西へ向かう細い道と交差している。

この細い道はフィールド南端で繋がっている。

全体的に枯れ草とススキが背丈より高くそびえ、見通しはあまり良くない。

特殊ルール

今回のゲームではちょっと特殊なルールを採用した。

片方のチームがあらかじめフィールド南で待ち伏せ、もう片方のチームは北側から出撃する。

待ち伏せ側は潜伏場所を知られないのである程度優位である。

ルールは殲滅戦。

私は待ち伏せ側となった。

作戦と陣地構築

我々は敵を待ち伏せるために最適な陣地を構築することとした。

中央の道を北から真っ直ぐ入っていくと正面に大きなススキの群生がある。

このススキの密集地を利用することにした。

この密集したススキのひと島の南側から出入り口を作り、群生しているススキの内側を踏み倒して空間を作るのだ。

つまり外から見ると単なるススキの密集地であるが、実はその内側には空間があって陣地になっているというわけだ。

踏み倒したススキを端に寄せて低い壁を作り、そこへ機関銃を据え付けた。

機関銃は中央ルートを射界におさめており、敵の進撃路をにらんでいる。

しかし、これだけでは敵を効率的に正面に誘い出すことはできにくい。

そこで我々はもう1ヶ所に同様の陣地を構築した。

もうひとつは、フィールド中央に近い位置で北から現れる敵部隊により近い地点である。

中央ルートの西側に位置しており、北から現れる敵の目につきやすい。

中央ルートは、実際にはフィールドのやや西側を通っているので、広大な東側のほうが隠れやすくて警戒されやすいのではないか。

それでまずこの前進基地を設けて不意討ちの迎撃を行うのである。

この前進基地は出入り口を西側に設置している。

万が一包囲された場合は、地形的に敵が回り込みにくい西側から出て、後方へ退却できるようにという配慮がされていた。

作戦ではまず敵が現れた際に前進基地が発砲して注意を引く。

敵の部隊が前進基地を攻撃しはじめたら、後方の本陣である我々が総攻撃を行うというものだ。

前進基地はいわゆる囮であるため、場合によっては全滅してしまう可能性もある。

敵の注意を引くことに成功したら速やかにそこから退却するか、本陣からの総攻撃で一気に殲滅するかしなければならないだろう。

そして我々は本陣と前進基地に2名ずつに分かれて潜伏、開始を待った。

戦闘開始

開始時間になってゲームが始まった。

このゲームでは、いつものようにホイッスルや大声で合図を行わない。

そうすると音や声で潜伏位置が特定されてしまうからだ。

時間で始まるというのはちょっと奇妙な気分になる。

なんの合図も無しにいきなり敵が進撃を始めるのだから。

私は本陣のススキの隙間から中央ルートをうかがっていた。

敵は4名がまとまって進んできた。

まとまってはいるものの一人一人の間隔は広く取っている。

まとめてやられないようにしているのだ。

やはり予測通り敵はフィールドの東側を警戒しているようだ。

あたりの様子を見ながら進んでくる。

前進基地まであと30メートルくらいだろうか。

ちなみに前進基地から私のいる本陣まではおよそ40メートルくらいだ。

前進基地まであと少しというところで敵はふた手に分かれた。

2名が東へ向かおうとしているようだ。

敵が2分されて移動を始めた直後、前進基地が攻撃を開始した。

うんと引き付けての攻撃だったため、この攻撃で敵はいきなり1名を失った。

戦闘の音を聞き付けて離れて移動を始めたばかりだった敵が戻ってきた。

前進基地の2名は盛大に撃ちまくったために、敵方はそこに大戦力がいると勘違いしたようだ。

東から戻ってきた敵2名は前進基地の南側に回り込んだ。

つまりそれは我々本陣の正面である。

ここで私は射撃を開始した。

不意を突かれた敵は側面からの猛射を受けて瞬く間に全滅した。

北部の敵1名がこの状況で奮闘していた。

彼は効果的に植物を盾にしながら応戦、前進基地に猛烈な射撃を加えた。

この反撃でススキを貫通したBB弾が、次々と陣地内に飛び込んだようで前進基地は沈黙、全滅してしまった。

最終局面

残った敵は1名である。

しかし我々も本陣の2名のみだ。

もはや互いにその位置を特定して戦闘になっている。

このままここに固まっていては無意味だ。

私と一緒にいた味方が陣地から出て敵の迎撃に当たった。

私はその位置から撃てるだけ撃つと、機関銃を放棄してハンドガン(マルシン製固定スライドガスガンのP38)を抜き、陣地を出た。

先に出た味方は敵と中央ルートで戦闘を開始していた。

私は東側を迂回して敵の側面に回り込み、奇襲をかけることにした。

しかし敵は私の行動を予測していたようである。

敵まであと30メートルほどまで迫ったときに私が茂みから覗くと、相手は私の位置を把握していたかのようにこちらを撃ってきた。

私も負けじと発砲したが、この撃ち合いで私は敵と相討ちとなってしまった。

こうしてこのゲームは終了した。

一時的には圧倒的に優位に立ったものの、敵の巧みな反撃で大損害を受けた。

結果的には我々側が1名生存で勝利したわけだが、この最後の敵兵は実に単独で3人もの相手を倒したのである。

特筆すべき戦いぶりだったと言えるだろう。

終わりに

ということで今回は重機関銃が登場するお話でした。

不意討ちで大打撃を与えることには成功したものの、まさかの大反撃。

色々なことがあるものです。

もしも機関銃を使用せずにアサルトライフルなどを装備していたら、また違った戦闘になっていたことでしょう。

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それでは今回はここらへんで☆

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