私のサバゲー戦史129「大規模フラッグ戦Ⅱ(後編)」記録・日記

こんにちは☆
ちょっと忙しくしていたので、更新が遅れてしまいました。
たまにあるんですよ。忙しいときが。

今回は前回に引き続きまして、私のサバゲー戦史「大規模フラッグ戦Ⅱ(後編)」です。

猛烈な突撃を敢行した大部隊のそれからの行動の話。

それではまいりましょう!

敵陣への突入準備

北部ルートから大規模な攻撃を行って突入を果たした我々だったが、敵のフラッグ陣地付近の状況はまだ判明していなかった。

とりあえず、直線距離ではフラッグ陣地を射程に捉えている状態にまでは来ていたが。

北部に展開していた敵部隊がどの程度生き延びたのか。
または生存せずに壊滅したのか。

生存して撤退したものがいる場合は、我々の大規模な作戦行動が知られている可能性がある。

そうだとしたら、敵陣付近は防備を固めて待ち受けているかもしれないのだ。

しかしここまで来たら我々は素早く判断して攻撃を続行しなくてはならない。

迷っている時間は無いのだ。

他の戦線の状況

これは後に聞いた話である。

我々が北部で突撃を敢行している間、中央と南部の友軍は互いに相互に支援しながら敵の攻撃を防いでいた。

彼らは可能な限り派手に攻撃を行い、中央や南部に大部隊が展開しているように見せかける工作をしていたのである。

だから当たらなくても撃っていたというし、撃たれるかもしれない環境下でも目立つように動いていたそうだ。

おかげで敵部隊の目を引き付けることには成功したようだ。

しかし、その代償として敵の主力を少人数で相手しなくてはならなくなり、地形を利用して徹底した防戦を展開したという。

ゲーム後、この方面に展開した参加者からは
「早く北部での突撃が成功することを祈っていた」
という言葉が聞かれた。

そういえばこの方面に展開した味方は、多くがAK47を装備していた。
大容量のマガジンが、長時間にわたる激しい攻撃を可能にしていたのかもしれない。

しかし、その大火力のアサルトライフルをもってしても南部や中央は長く持ちこたえられないかもしれない感触があったという。
いかに激しい攻撃を実施していたかがうかがい知れる。

銃剣

攻勢の始まり

敵陣北西部に到達した我々はまず敵の配置を把握するために先発隊を派遣した。
3名から成るこの班は慎重に敵陣に潜入していった。

我々は後方から彼らを援護し、彼らを攻撃する敵を駆逐するのである。

先発隊は志願者から編成された。
血気にはやる彼らは意気揚々と敵陣に侵入していった。

間もなく敵がこれを発見して攻撃を仕掛けた。

我々もその銃声を頼りに敵の位置を把握して攻撃した。

先発隊は1名が倒されたがフラッグまであと10mというところまで迫った。

我々支援部隊もその後方15mほどに続いていた。

しかしここで異変が起きた。

敵の叫ぶ声が聞こえたのである。

「敵が侵入!!フラッグが危険だ!」

しまった。見つかった!

私は叫んだ。

「先発隊!退却を!!!」

すぐに敵の増援が南部から現れた。

この時点で敵陣付近の敵は5名ほどだろうか。

こうなったら敵が守備を固めるより先に一気に勝敗を決するか。

先発隊はさらに1名を失ったが、1名はどうにか我々のいるところまで退却できた。

最後の攻撃

敵はおそらく、先ほど侵入した先発隊と少数の後方支援が全てだと思っているだろう。

実際にはそれとは異なり、10名前後が控えていた。

私は大声を上げた。

「一斉射撃!敵を制圧する!!」

この号令で付近に伏せていた味方が一斉に立ち上がって敵のフラッグ後方を撃った。

最初のあたりでも見たような、猛烈な射撃である。

敵の位置は概ね把握していたので、この突然の攻撃で2名を倒した。

残りはそのまま身動きができなくなってしまった。

チャンスだ!

「行くぞ!フラッグへ突撃!!!」

皆、凄まじい射撃を行いながら敵陣のフラッグへと迫った。

私はこの突撃の先頭にいた。
果敢な敵が遮蔽物から立ち上がり発砲した。

私はそれを迎え撃って撃破したが、ここで敵の放った弾が足に命中してやられてしまった。

しかし戦闘はそこで終わった。私が被弾した直後、敵のフラッグには突入した味方が大勢で群がり、歓声を上げていた。

ホイッスルが鳴り響き、戦闘は終了した。

この戦闘について

前半に大きな前進を達成していたので、最後の局面でも大戦力を活かすことができた。

私自身は最後に突撃を導いて撃破されたが、戦闘に参加した多くの者は満足そうだった。

単一方向からの大規模な突撃というのは、本来は行動の大きさなどから敵方に察知されることがほとんどである。

発見されてしまえば、突撃中は一方向に集中することになるために側面や背後に対しては無防備になると言える。

このことから突撃中に側面や背後からの攻撃を受けると大打撃を受けてしまうこともしばしばだ。

今回のゲームでは少数による南部や中央方面での陽動が大きく効果を上げたと言える。

最後の局面で一気に突入するということはできなかったものの、大戦力を短時間で所定の位置まで移動することには成功した。

敵陣付近を最初に突撃で制圧できたのも大きい。

一定以上の成果はあったと言えるだろう。

東京マルイ AK47 電動ガン
参加者の多くが使用したスタンダードのAK47。非常に火力が高い。

終わりに

ということで今回は大規模な突撃を実施し、それが成功したというお話でした。

ものすごい迫力だったわけですが、同時にこの戦術も受け狙い的な要素も強かったと思います。

万が一、突撃の最中に全滅したらそれはそれで笑って終わっていたのだろうなと個人的には思います。
普段から一緒にゲームしている人たちの集まりではなかったので、あまり難しい作戦は取れないし、小隊長がいるわけではないので大きな集団を統括するのも難しいですしね。

そういう意味では突撃というのはタイミングさえ外さなければ効果的だし、複雑な戦術ではないとも思います。

こうしたのも楽しみのひとつですね。

それでは今回はここらへんで☆

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