私のサバゲー戦史64「枯れ草の迷宮」

こんにちは☆

今回は前回に引き続き、ススキの野原での激戦をお送りしようかと思います。

前回の「機関銃陣地」の続編となります。

それではまいりましょう。

今回は私のサバゲー戦史「枯れ草の迷宮」です。

参加者状況

この日のゲームは8人が参加。

サバゲー戦史「機関銃陣地」と同じ日、同じ場所の別の回である。

今度は攻め側になった我々だったが、私もそれに伴ってMG34ではなくてAK47に装備を変更していた。

味方も防戦ではないので装備を変更している者もいた。

一緒に出撃する味方はM4MP5、M79グレネードランチャーなどを装備していた。

フィールド環境

サバゲー戦史「機関銃陣地」と同じ場所であるがもう一度簡単に説明しよう。

フィールドは南北に長く、全域をススキの群生が覆っている。

冬なので枯れているがあまりのススキの多さのために見通しがあまり良くない。

フィールド中央を南北に道が貫いていて、途中でフィールド東西に向かう細い道が交差している。

まさに迷宮と呼ぶに相応しい地形、環境である。

特殊ルールと我々の作戦

今回は特殊ルールが採用されている。

我々は北部から出撃するが、敵方は先にフィールドに潜伏しているのである。

完全に待ち伏せを受けるというシチュエーションだ。

このゲームの前には我々が待ち伏せ側をやったのだが、そのときは圧倒的に優位でありながらも最終局面に敵の反撃で苦戦した。

その戦訓をどれだけ活かせるだろう。

我々は臨機応変に対応する方向ではいるものの、実際にはどうなるかわからない。

まず最初はひとまず囮を先行させ、これを攻撃してくる敵を反撃で撃破する。

しかし、敵が反応しない場合は、ある程度展開範囲を広げて単独行動に近い形で動くことにした。

戦闘が起これば音で判断ができるだろう。

敵のいる位置を特定しつつやんわりとそこへ戦力を集中していく。

出撃!

開始時間になってゲームが始まった。

囮は私がやることにした。

まず味方の集団を東へ展開させつつ、私は中央ルートを単独で進んだ。

私の位置から1番近い味方までは20メートルくらいで、いざというときは支援を受けられる。

私はジリジリと前進した。

足元の枯れ草を踏みしめる音も敵に聞かれているような心境だった。

神経を研ぎ澄ませ、わずかな物音にも反応するつもりで進んだ。

すでに私の姿を敵は発見していて、この瞬間にも攻撃を受けるのではないか。

そういう緊張感があった。

しかし私の予想に反して、フィールド東側で銃声が響いたのである。

「なんだ!?どうなっているんだ?」

どうやら敵は主力を東側に配置していたらしい。

なんとそれが我々の本隊と遭遇して戦闘が始まったようだ。

私は中央ルートを奥まで進み、フィールド南端付近から警戒しながら東へ向かった。

なにせ音は聞こえるものの視界が悪いためになにがどうなっているのかさっぱりわからない。

しかし、囮として前進した私だけが、戦闘に加わらずに発見されていないようだ。

これはチャンスやもしれぬ。

このまま敵の本隊側面に回り込むことができれば、大きな打撃を与えられるかもしれない。

しかし次第に東側の銃声が減ってきた。

これは双方が損失を出してのことなのか、それともどちらかが退却したせいなのか。

わからないがひとまずそのまま進んだ。

すると突然、ススキ林の奥を複数の足音が近づいてきた。

「回り込むぞ!」

などと話している声が聞こえる。

敵だ。

私は物音を頼りにその方向を撃った。

すると茂みの向こうからは悲鳴とヒットコールが聞こえた。

どうやら茂みをBB弾が貫通して命中したようだ。

東で戦闘していた敵は戦力を分けて、その一部を迂回させていたのだ。

たまたま私がそれにぶつかったということである。

敵は私がそんなところにいるとは思ってもみなかったようだ。

この戦闘で私は一気に二人を倒した。

まだ味方は全滅してはいないようだ。

フルオートの銃声に混じってグレネードランチャーのドン!という音も聞こえていた。

迷宮での戦闘

結局、音を頼りに進むよりない。

ゆっくりではあったが、私は先程のようなことがあることを念頭に細心の注意を払って進んだ。

やがて左手方向からガサガサと足音が接近してきた。

またか!と思ったが方角が敵の展開位置とは異なるようだ。

味方だろうか?

私はその物音に銃を向けて待ち伏せた。

茂みから姿を現したのは味方だった。

危うく撃つところだった。

味方からの報告によれば東での戦闘で敵は1名を撃破したとのこと。

味方も2名失っていた。

これで敵はあと一人であることが判明した。

ここからが大変だ。

たった一人の敵をこの視界の悪い迷宮の中で探し出して特定し、撃破しなければならない。

私と味方は少し離れて進むことにした。

最後の敵は東側の戦闘に参加していたらしいが、途中で姿を確認できなくなったという。

見つからないように移動したのか。

再びじりじりと私は進んだ。

私の後方15メートルあたりを味方が左右警戒しながらついてくる。

すると突然後方の味方が攻撃を受けた。

不意討ちで味方はやられてしまった。

しかしおかけで敵が私の背後にいることが判明した。

私は味方がいたあたりを監視しながら茂みに入った。

その直後に敵が現れた。

先程味方がいた位置付近に飛び出してきたのである。

私はチャンスを逃さずこれを撃って撃破、ゲームは終了した。

それにしても白昼であるにも関わらず、あまりの視界の悪さに常に疑心暗鬼になるような戦いだった。

常に自分が見られているような、そんな錯覚を感じた。

終わりに

ということで今回はススキの迷宮での戦闘。

いつどこから仕掛けてくるかわからないという恐怖はありましたね。

そういうところは、ナイトゲームの暗闇の中でというシチュエーションに似ています。

ただ昼間ではあるのでいったん見つけると射撃は正確にできるんですが。

このフィールドも今ではなくなってしまったので残念。

また同じような環境のゲームができたら面白いかもしれないなと思っています。

AK47
写真はこのゲームで私が使用したAK。ライフルスコープは搭載しておらず、純粋にアサルトライフルとして使用した。

それでは今回はここらへんで☆

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