こんにちは☆
今回も張り切っていきましょう!
えー。突然ですが、サバゲーをやる皆さんはスナイパーをやってみたことはありますか?
または現在もやってるよー!という方はおられますか?
私はこれまでのサバゲー人生の中で、非常に期間は短いものの狙撃兵をやったことがあります。
また、そのときの気分で時々スナイパーをやることがあります。
今回はそんなお話。
今回は私のサバゲー戦史「潜伏戦術」です。
それではまいりましょう!
参加者の状況
この日のゲームには10名が参加していた。
機種はAK47のスペツナズやMC51といったミドルサイズのものが目立った。
少数ではあったが、ボルトアクションのスナイパーもいくらかいた。
私はG3をスナイパー仕様にしたものを装備して参加した。
G3を狙撃仕様にというとG3SG1を思い浮かべるが、あくまでもG3A3ベースのものである。
このゲームではP90を使用する参加者もいた。写真はこのゲームに使用されたものと同型のP90である。
フィールド環境
フィールドは変化に富んだ地形で東西に長い。
南北には高低差があり、北部が高台となっている。南部は急激に低いので、北部からは南部の動きはほとんど見えない。
この高低差はむしろ崖に近いほどの勾配だ。
しかし登れないほどの斜面というわけではない。
南部はこうした事情から北部を含む中央からもほとんど見えない位置にルートがある。
しかしその南部のルートは非常に狭く、フィールドの境界線ギリギリに道があるような状態だ。そしてその道にはほとんど遮蔽物が無い。
中央は完全な平原で、低い草がまばらに生えている。
北部は大きな木が乱立していて、見通しもあまり良くない。季節は冬なので草はある程度枯れていて茂みのようなところは少ない。
我々の作戦
我々は5名で西から出撃、東から現れる敵を捕捉して撃破する。
時間制限はなく、通常の殲滅戦である。
我々は北部に3名を展開し、南部と中央に1名ずつを配置する。主力は北部の3名だが、このルートは前進するのに時間がかかりそうだ。
いつもならば私は南部から単独で切り込むところだが、このときは北部の部隊を支援しつつそこに留まるつもりだった。
敵の進撃を撃退し、可能ならば北部を早期に制圧する。そこから南部をおぼやかすわけだが、南部から敵の侵入があると厄介なことになるので中央と南部は連携して敵の進撃を阻む必要がある。
しかし結局のところは敵がどのように部隊を展開してくるかにもよるのだろう。
ゲーム開始
合図があってゲームが始まった。
私は急いで北部ルートを東へと向かったが、進み始めてすぐに敵の部隊と遭遇した。遭遇したと言っても、距離はまだ非常に遠く、お互いが発見し合ったという程度ではあったが。
正面に確認できたのは2名の敵で、敵方はどうやら南部の戦場は人員を向けなかったようだ。
というのも中央付近に敵と思われる人影が3名確認されていたからだ。
互いが距離を詰めていくと、やがて射程内となったようで撃ち合いが始まった。
私は後方に潜伏し、他の味方よりも遅い速度で前進した。
これはこの北部ルートに私がいないと敵に思わせるためだった。
幸い味方2名が派手に撃ちまくりながら突進してくれたので、私にはちょうどいい隠れ蓑となった。
隠れながら進んでいるので、早く動くのは難しかった。
激しい銃声が聞こえてきたと思ったら、すぐに敵1名と味方1名がやられて退場していった。
北部では激戦が展開されていたが、中央の北部寄りにいた敵がこちらの攻撃隊の側面を捉えるかたちで仕掛けてきた。
友軍は突出しすぎているようで、中央や南部に展開した味方はそれを支援しにくい状況のようだ。
私は様子を伺いながら攻撃を行わずに待機していた。
このころに南部の友軍が敵に発見されたようである。この関係で敵方の陣形に乱れが生じた。
奇襲攻撃!
敵の主力の一部が南部へ攻撃を向け始めた。
この関係で北部の味方は幾分か救われたようだ。
しかしそれでもまだ敵勢力のほうが密集して展開しているので火力が大きく、こちらの前衛は苦戦を強いられた。
やがて、中央側の敵の1名が不用意に私の視界に入ってきた。
私はこれに狙いを定めると、セミオートで数発射撃して撃破した。
単発の射撃だったせいか、相手は私の位置を全く発見できなかったようである。
その周囲にいた敵も、まだ私を発見できずにいた。
そこから攻撃を受けたか?という問題を解決できず、「どこかからの流れ弾にやられた」と安易に処理したのかもしれない。
私は本格的な捜索も受けずにまだその場にいた。
しかし間もなく事態が動いた。
北部正面に突入した味方がやられてしまったのである。
このために北部を守備しているのは私だけになってしまった。
この時点での敵方の展開は、北部に2名、中央に1名だった。
全体の戦力としては同等だったが、敵方は比較的狭い範囲に展開して互いをカバーし合っている。
なかなかいい戦術だ。
私はチャンスが訪れたら一気に仕掛けることを決めた。
具体的には南部の友軍が敵の側面を攻撃し始めたら攻撃に出ようと思ったのだ。
地形的には南部の動きは敵方に知られていないはずだ。
ゆえに南側の味方の攻撃は十分に奇襲効果があるはずである。北部で待っている私からも南部の味方はどこにいるのか見当もつかなかった。
やがて事態が動いた。
北部の敵が一気に大きな前進を行おうとして走り出したのである。彼らはまっすぐにこちらに向かって走ってきた。私は銃を構えていたが、まだ距離が遠かった。
命中させられなくはない距離だが、一旦発見されてしまえば数的な劣勢を強いられることは確実だ。状況が味方するまでは動かないほうがいい。
スナイパーはしっかり隠れていないと役目を果たせない。ということでこうしたギリィスーツを好んで使用するプレーヤーもいる。
南部からの攻撃と結末
意外なことかもしれないが、そこからの展開は速かった。
突撃を敢行した北部の敵の動きを待っていたかのように、南部の友軍が北部を移動中の敵を攻撃したのだ。
驚いた北部の敵部隊は、突入の最中に足を止めて南部からの攻撃に応戦を始めたのだ。
「待っていたチャンスはこれだ!」
私は物陰から出ると彼らをしっかりと狙って撃破した。
敵1名は南部からの攻撃と中央の支援で、もう1名は私の狙撃で倒された。
こうしてこの戦闘は終わった。
私のG3が搭載しているものと同型のライフルスコープ。遠距離からの正確な射撃にはライフルスコープは不可欠なもの。
この戦いについて
このゲームでは私は珍しく潜伏する戦術を多く使った。
サバゲーとは本来こういうものなのかもしれないが、私はあまり隠れることを好まない。
しかし味方が大きな動きをしてくれたおかげもあって、活躍することができた。
いつもならば突撃の最前線に立って大声で指揮していたのだろうけど、たまにはこうして狙撃兵のようにプレーするのもいいものだ。
敵方の戦術はまとまりがなかった。
対するこちらも作戦らしい作戦を実施しなかった。あらかじめ打ち合わせをしてどのように展開するかは決めていたが、なかなか思うようには行かない部分もあった。
終わりに
というわけで今回は非常に私らしくない戦術によって勝利したという話。
潜伏って若い頃にはよくしましたが、近年では滅多にやりません。
というのも、潜伏って無線機でも無ければ基本的には個人プレーになりやすいからです。隠れてしまうと敵の動きも味方の動きもあまり見えなくなってしまうことが多い。
そうすると状況を把握しにくいという欠点に悩まされることになるんです。
周囲の味方がやられてしまって孤立しているというような状況ならばいいんですけどね。
それでは今回はここらへんで☆
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