こんにちは☆
寒い日が続いておりますね。いかがお過ごしでしょうか。
近況のお話いなりますが、先日はちょっとだけ昼間のサバゲーしてきました。ここのところ私はナイトゲームばかりがメインだったのですが、さすがに冬にナイトゲームはかなり大変なのでね。
できればこの時期は昼間のほうがいいです。
さてさて。今回はちょっと重い話題になります。
サバゲーって趣味の世界なので色々な楽しみ方があると思いますが、今回はサバゲーの活動の方向性というか楽しみ方の違いについてのお話をしてみようかなと思います。
サバイバルゲームの世界って本来はどういうものなのか?
では現在はどのような流れになっているのか?
ネット上では色々な意見が出ていて、正直あまり触れることではないかとも思いました。
しかし、多分こうしたことで悩みを抱えている方もいるのでは?と思い、今回掲載させていただくことにしました。
それではまいりましょう。
現在のサバイバルゲームの環境
まず、簡単に日本国内のサバゲー事情に触れましょう。
日本でサバイバルゲームが本格的に行われるようになったのは80年代後半だと言われています。
それ以前にもそれらしき遊びはあるにはあったのですが、ある程度ルールやスタイルが確立されて現在の姿に近くなったのが大体そのくらいの年代だと言われています。
90年代に入るとサバゲーの世界はチームで活動するところが増えていきました。
80年代後半から90年代初頭はサバゲーの世界では暗黒時代と言われている時期。
90年代後半から2000年代に入る辺りで暗黒時代が終焉に向かい、2007年の法規制によるエアガンのパワー制限によって完全にパワー主義は終わりました。
今、極端なパワーアップをやると違法になるのでできなくなったわけです。(厳密な数値としての基準があるので、これは違法改造についての項目を参照ください)
ここらへんの流れについてはサバゲーの歴史についての回で詳しく触れています。
そうした流れもあって、サバイバルゲームというのは現在では極端なパワーアップなどが行われなくなっていることもあって気軽に始める人が増えています。
気軽に始める人が増えたことによって、サバゲーのプレーヤーが爆発的に増加。
これによって増えたサバゲー人口を対象にした商売も多くなってきましたね。
その一つが有料フィールドだと思います。
これまでに他の記事でもいくらか書いてきていますが、現在のサバゲーというのは有料フィールドで人を無作為に集めて開催されることが多いようです。
以前はチームとしての集まりが多かったように思いますが、現在は仲間内だけでフィールドを使うというよりは、知らない人も集まって、その中に自分たちが混じってやるというような感じが増えているようです。
それはつまりどういうことかといいますと、自然と色々なジャンルの人が一か所に集まって同じ遊びをするという環境になっているということですね。
ごく一部からの声なのですが、「こういう人と一緒にサバゲーしたくない」というものがあります。
これは非常にメンタルな話だと思います。
もちろんこうした問題は以前からあるにはありました。
それは社会の縮図のようになっていたりもするのかもしれません。
ただ、環境が大きく変化したことによって、過去には無かったようなことが出て来ています。
主義や嗜好の違い
では実際のところ、サバゲーをする人たちはどうしてサバゲーをするのか?というところを考えてみようと思います。
サバイバルゲームの魅力というものは色々な側面を持っていると思います。
例えば格闘技的な要素を持ったスポーツとしての魅力。
サバゲーには勝ち負けが存在し、技術を駆使して相手を「倒す」というもの。
スポーツとして捉えるならば、それはやはり自分が強くなりたいと願うのは自然でしょうし、そうしたものが与える緊張感を楽しむという部分も出てくると思います。
ただ、遊びなわけなのでいかにスポーツ性を重視しているにしても勝敗にこだわりすぎる人はそれほどいないのではないかとも思います。
例えば運動できるから運動不足解消にだとか、ダイエットしたいとかという目的で参加する人もいますね。もちろんそれは楽しめる遊びであるからこそにできるのであって、「楽しくないがなんとなくやってる」なんてことはあまり無いと思います。
それを楽しいと感じるからこそのものなので、勝敗にこだわる必要はあまり無いわけです。
例えばサバゲーではないにしてもゲームでも勝てばうれしいし、負ければ悔しい。こうした心情はごく当たり前で自然なものだと私は思います。
楽しくやっている上での勝敗なのであまり問題にはならないでしょう。
プロリーグがあって勝つと賞金がもらえるとかというものではないので、そこまで勝利に固執するということはあまり無いとは思います。
しかしスポーツ性を重視しているという点では勝敗を重く捉えることはしないにしても、プレーしているときは勝利を目指して一生懸命にやっていると言えなくもない。
微妙なニュアンスの娯楽としての勝敗が存在するわけです。
それでは別の楽しみ方についても考えてみましょう。
次に来るものと言えば、それはやはり外見的な楽しみ。
いわゆるコスプレ的な楽しみ方です。
コスプレ的なというとちょっと大袈裟ですが、スポーツ性よりもお気に入りの服装で雰囲気を楽しむという方向のものですね。
この場合、サバゲーでの活躍はあまり重要視されず、どちらかというとかっこいい写真などを撮りたいとかそういう楽しみ方のほうへ姿勢が向いているタイプのことです。
もちろんサバゲーフィールドにいるわけだからサバゲーには参加するわけですが、例えば明らかにサバゲーには不向きな服装でやっていたりすると周囲からはちょっと奇異の目で見られることも。
問題提起。サバゲー女子
最近ではサバゲー女子という言葉を多く見かけ、耳にするようになりました。
以前は本当に男性のほうが圧倒的に多い遊びだったので、現在のように女性が多く参加するということは大きな環境の変化を意味しています。
いや、厳密に言うと、以前からも女性の参加は無いわけではなかったと思います。
しかし以前はどちらかというと、男性に混じって同じようにプレーしている女性がほとんどだったと思います。
それが近年になって、急激にちょっと違う感じのプレーヤーが増えているのです。
コスプレ的な要素を強く前面に出し、サバゲーというよりも現場での撮影を目当てにやってくる人が出てくるようになったわけです。
このためにそれまではそんなに重大なことにならなかったようなことが表面に出てくるようになりました。
サバゲーを楽しみたいという人たちの、方向性の違いが妙な展開を生んでいることがあるようなのです。
よく聞く意見として
「外見重視の露出度の高い女の子を容赦なく撃てない」だとか「そういう場所じゃないんだから来ないでほしい」というものがあります。
こうしたことがこの楽しみ方の違う両者の間に溝を作ってしまうことがあるというのです。
ゲーム性、スポーツ性を重視するユーザーの中には、そうした外見重視のプレーヤーを好ましく思わない人がいるということです。
以前だったら、それほどフィールドが整備されているわけではなかったので、活動するとなるとチーム単位での活動が多かったように思います。
チーム単位だと、大体は同じような趣味や嗜好の人が集まっていることが多い(つまりチームとしての色がある)ので、あまりにも楽しみ方が違うという人にはそれほど遭遇しない感じだったと思います。
試しに参加してみて自分に合っている感じだったらまた行けばいいし、合わないと思ったら自分に合うところを探せばよいというような流れが強かったように思います。
しかし最近ではそうした環境が変化し、最初に触れたように「全く無作為に集まったゲーマー」の集団での開催というケースが増えているように思います。(こうした環境は以前からもあったが、今よりは少なかったような印象がある。ショップ主催などのゲームだと、チームというよりは寄せ集めの会になるので)
こうなると楽しみ方が大きく異なる人が寄せ集められていることになるので、ちょっと微妙な空気になったりします。
例えばゲームそっちのけでコスプレ写真の撮影に熱中するような人が混じっていたりすると、「サバゲーをしに来た人」からしたら「なんだこれは」と思う人がいてもおかしくはない。
このあたりはとても難しい問題と言わねばなりません。
何故なら、それぞれが楽しむために集まっているからなのです。
それぞれが個人の考えに則って行動している趣味の世界だからこそに難しいのです。
と、サバゲー女子の一部に対しての話になってしまっていますが、これらは実際にはコスプレの女子に対してだけの話ではないんですけどね。目的が大きく異なっている人がいるとしたら、それは今回取り上げているタイプの人だけがそうだというわけではないので。
※あらためて断ることもないかもしれませんが、サバゲー女子やコスプレする方全てを否定するわけではないですよ。ごく一部の楽しみ方の違う人についての話です。
あらかじめ開催する側が、その集まりの主旨をある程度公表し、公式的に方向性を事前に告知しておけるといいのかもしれませんね。
どうするのがいいのだろうね?
こういう場合ってどうするのがいいんでしょうね?
そもそも、どのような趣味の人がいても、別に罪になるわけではない。
それ以前に趣味の集まりなので、止められるものでもない。
私は思うのですが、こういう場合はその場の空気は読むべきと思います。
やはり本来のサバゲーというのは単なるコスプレ撮影会ではないわけです。サバゲーするぞという前提で集まっている以上は、それ以外の目的をそこで行うのは場違いというもの。(そもそもサバゲー自体が長袖推奨のスポーツであり、露出度の高い服装は敬遠されるべき。怪我をしても自己責任の世界なので)
男性であっても女性であっても、それはあまり関係ないです。
サバゲーしたくて集まっているんなら、あまりそれ以外の方向に主旨がずれたことは遠慮すべきなのではと思います。
もっとも、気持ちを切り替えて撮影を楽しむなら楽しむ、ゲームをやるならそっちを楽しむというふうにできるのがベストなのでしょうけどね。
この写真のように肩が大きく露出している姿は本来ならばサバゲーにはおすすめではない。
これはあくまでも撮影のためにモデルさんにこうしていただいただけで、実際のゲームでは長袖を着ないといけないぞ。
露出度の高いサバゲー女子が、むしろその姿でありながらも男性顔負けのプレーを展開したら、それこそものすごいことだと思いますし盛り上がるんだろうなぁ。
個人的にも見かけだけではなく、本格的なものだったらと思わなくはない。
とにかくどちらもそこにいる周囲の人々への配慮の気持ちがあれば、つまらない展開というのはある程度は防ぐことができるのではないかと思うのです。
実際のところはどうなのかというとあくまでも私の受ける印象としては、サバゲーをするユーザーのほとんどは、スポーツ性と外見のどちらも楽しんでいるのだと思います。
あまりそうした「自分とは異質な者」に対して敏感になり過ぎなくてもいいのでは?とも思います。
全体が空気を読めば、自然にそうした嫌な感じというのはなりにくくなったり、むしろ自分自身も楽しめたりするんじゃないかとも。
ゼルドナーのプレキャリ。体の前面を保護している。
Tシャツの上からこれだけを付けるということも装備としてはOKだとは思うが、肩や腕は保護されないので下に長袖を着るのがいいよね。
ということでまとめ
今回は非常にネガティブな話題だったと思いますし、メンタルな内容になってしまったというか。
趣味の集まりだからこそ楽しみたいという気持ちは誰もがあると思います。
どのような楽しみ方があっても、それはそれで悪いわけではない。
ただ、周囲には色々な人がいてそれを一緒に楽しめる人もいれば、変化に合わせることができずに楽しくなくなってしまう人もいるかもしれない。
好きなことを楽しむつもりなのに、好きなことをしているはずが逆にストレスを溜めてしまうということがあってはあまりに惜しいじゃないですか。
気持ちをうまく切り替えたり、場の空気を読んだり。でもよくよく考えると、それって社会では当たり前のことです。
それができないということは、誰かを嫌な気持ちにさせてしまったりということも場合によってはあるかもしれない。
サバゲーはリアルに自分以外の人と対面して遊ぶものなので、そうしたところにも配慮できるのが望ましいですね。
互いが互いを尊重し合い、それぞれがそれぞれを立てられるような感じになっていけるとベストなのでしょう。
何事も両立していけるといいと思います。
えー。余談ですが、サバゲー女子が増えてきたことによってよく聞く話ですが
「女の子が敵で現れても、なんだか撃つのをためらってしまう」
という話。
ちなみに私ならどうだ?と言いますと、私はそうした状況でも容赦なく撃ちます(笑)
この場合、相手が露出度が高かろうがそうでなかろうが関係はありません。
何故って?
彼女たちも「サバゲーしに来た」んでしょう?
それはつまり撃たれるのは覚悟の上のこと。サバゲーとはそういうスポーツであるし、サバゲーフィールドとはそういう場所なので。
ただ、その相手が男性だろうが女性だろうが、余裕があれば可能な限り相手にダメージの少ない箇所を狙うようには心がけていますがね。
それでは今回はここらへんで☆
その他のサバゲー戦史シリーズはこちら
よく読まれているサバゲー記事
おすすめの最強エアガン「アサルトライフル」編電動ガンAK47S分解してみた!おすすめの最強エアガン「サブマシンガン」編
オススメ電動ガン
東京マルイ AK47東京マルイ H&K MP5A5東京マルイ H&K G3 SG/1東京マルイ H&K PSG-1東京マルイ コルト M4A1カービン
twitterフォローお願いします。
ミリヲタYouTubeチャンネルを開設しました!
こちらではミリタリーに関連する動画の企画・配信を行っていきます。
動画第1弾はミリメシの実食レビューです!#サバゲー #ミリタリー #ミリメシ #YouTubehttps://t.co/LiECReOZJt— ミリヲタ (@Miliota1010) December 11, 2017
話題のサバゲー女子動画