私のサバゲー戦史133「意外な反撃」記録・日記

こんにちは☆

今回は私のサバゲー戦史「意外な反撃」です。

それではまいりましょう!

参加者の状況

この日の参加者は8名で、我々が開催するサバゲーとしては平均的な人数のゲームだった。

参加者の多くはアサルトライフルを装備しており、火力の大きな銃がメインに活躍しそうな状況となっていた。

サブマシンガンショットガンも登場したが、それらはわずかだった。
私もAK47を装備して参加、予備としてM712の固定スライドガスガンを持ち込んでいた。

フィールド環境

フィールドは南北に長い平地となっている。

北部に大きな木を利用した陣地があり、ここを拠点に北部に展開する側は戦うだろう。

南部は起伏の激しい地形であり、大きな遮蔽物はないものの身を隠すことは可能だ。

季節は冬であり、枯れたススキの群生などが東側を中心にあるが、ほとんどの草はかれているために見通しは非常に良い状態となっている。

我々の作戦

南北それぞれの端から出発して行われる殲滅戦。
我々は北部から出撃することとなっていた。

北部の大きな木の陣地は最後の砦ということにして、我々は全力で攻めることにした。私ともう1名が中央西部よりから正面攻撃を敢行し、残りの2名が東部から迂回する。

正面攻撃の我々に敵が食らいついてきたら、それを東部の友軍が側面攻撃で撃破する。

しかし敵方も東部にどれだけかを展開させてくる可能性がある。
もしもそうなった場合は現場の判断で手薄なところを突破して、敵の主力の側面か背後へ回るのだ。

そうして叩けるだけ叩き、一気に制圧できればよし。万が一、こちらが劣勢に陥った場合は北部の砦に後退して抵抗を続ける。

ゲーム開始

合図があってゲームが始まった。

私は味方1名と共に予定通り中央正面から突入を開始した。

敵のいる地点まではおよそ100メートルほどだろうか。

この距離だといくらか前進しなくては攻撃が届かない。

友軍の別働隊も東部から進出していった。
フィールドの見通しが良かったので、味方の動きも敵方の動きも大体はよく見えた。

敵方はどうやら戦力の大半を東部に向けたようである。

我々の正面には1名の敵が現れて、こちらを撃ってきた。

これはどうやら当初の逆になりそうだ。

「突破するぞ!」
私と味方はこの敵に仰角射撃を加えて撃退した。

撃破はできなかったが、ひとまず退却に追い込むことはできた。

東部の戦闘

東部の戦線は緊迫した状況になっていた。
味方は2名の戦力だったが、敵方は3名が向かっており、しかもそこへ我々が撃退した敵が加わろうとしていたのである。

急がなくては!

私は味方と共にフィールド南西部まで進出した。

この時点で東部の友軍は交戦状態に入っていた。
そしてすぐに敵味方双方に1名ずつの損失が出た。

つまりこちら側としては東部の戦力が1名になってしまったのだ。

我々の動きを敵方も察知していたが、
こちらの動きが早かったので大きな迎撃は受けなかった。

私は敵の後方から強襲をかけた。
敵方はこちらに反撃してくるかと思ったが、意外な行動に出た。

 

このゲームで参加者が運用したCA870ショットガン。短くて使いやすいが、スナイパーライフル並みの精度を持っていることも特筆すべき機種だ。

敵の作戦

敵方はここでとんでもない戦術に出た。

挟撃を受けた状況から脱出するためなのか、それとも最初からそういうつもりだったのかはわからない。

彼らはここで東部から北部へ向かって突撃を仕掛けたのだ。

「突撃ー!!」

敵の指揮役の号令が聞こえた。

敵は全員が発砲しながら東部に展開中の味方に全力攻撃を仕掛けたのである。

「しまった!!追撃するぞ!」

敵は易々と東部の味方を撃破してしまい、そのまま一気に北上を開始した。

我々は南西部からこの突撃の側面を攻撃、2名を撃破したが残りはそのまま取り逃がしてしまった。

突破した敵はそのまま我々が砦と呼んでいた陣地に逃げ込んでしまったのである。

形勢はこの移動によって一気に敵方が優位に立った。

陣地を利用した敵は猛烈な攻撃を我々に向けてきた。

こちらは地形的にはほとんど遮蔽物がない場所なので激しい攻撃にさらされることになった。

「くそっ!!後退!後退だ!」

一旦南へ後退して態勢を立て直すことにした。
幸い敵は陣地に引っ込んでいたので追撃を受けることはなかった。

 

ホロサイト。こうした照準器を搭載したサブマシンガンを使用した参加者もいた。

突撃中にはこうした光学サイトが素早い照準を可能にするので優位である。

対策

敵をどうやって撃破するか、というと陣地の遮蔽物の隙間からときどき見える姿を狙撃するか
もしくは陣地から外へ誘い出すしかない。

戦力的には敵方もこちらも同じようなものだが、地形的にはあちらが圧倒的に優位なのである。

味方と相談して敵を誘い出して撃破する方向となった。

私が南西部から敵陣に向かって正面攻撃を行うので、味方は東部から迂回して私を攻撃に出てくる敵を狙撃するのだ。

決まったらすぐに行動を開始した。

私は派手に撃ちまくりながら敵陣に向かって突進した。

敵は最初は気づかなかったようだが、やがて反撃のために猛烈な射撃をこちらに向けてきた。

私は敵の攻撃に捕まらないように距離を取りつつ、仰角をつけて陣地に弾を撃ち込んだ。

敵は猛烈な反撃を実施していたためか、東部に回り込んだ味方の動きには全く気付いていないようだった。

もちろん陣地の内部からはバリケードの関係で視界が悪いので、そのおかげもあったのだろう。

私はじりじりと後退し、敵はそれを追いかけて出てきた。

その瞬間に東部の味方が陣地から身を乗り出した敵を一撃で撃破した。

私がこのゲームで使用したAK47。一般的なアサルトライフルだが、非常に火力が大きいという特徴がある。

最後の局面

この一撃で敵はついに最後の1人となった。

しかし側面からの一撃のおかげで味方の位置が敵方に知られることとなった。

ここで私は敵が態勢を立て直す前に決着すべきと考えて叫んだ。

「突撃!!!」

私の号令で私と味方は別々の方向から同時に敵陣に向かって強襲を仕掛けた。

同時に多方向からの攻撃に単独の敵は対応しきれず、次第にこちらが接近していった。

そのため、我々の放ったBB弾が木の隙間を貫通していき、中に隠れていた敵に命中。
これを撃破することに成功した。

この戦いについて

中盤、敵の意外な行動に驚いた。

なかなかいい作戦だったように思う。
彼らはどうやらあらかじめ、こちらの手薄な箇所を突破して陣地を奪うつもりだったようである。
こちらも大きな損失を出したが、最後は勝利することができた。

敵が陣地にこもらなかったら、この戦闘はもっと膠着したかもしれない。

終わりに

ということで今回は敵の作戦に振り回されてしまったという話。

ある程度統制の取れた戦術を実施して来られると、面白い勝負になるものですね。

腕前のいい指揮官がいると、例えビギナーで編成された相手でも意外と優秀な働きをしたりします。

それでは今回はここらへんで☆

 

 

 

 

 

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