こんにちは☆
今回はガンレポ「マルシン製スタームルガースーパーレッドホーク」をお送りしようと思います。
今回ご紹介するのは口径8㎜のものです。
それではまいりましょう!
実銃としてのスーパーレッドホーク
実銃メーカーであるスタームルガー社が製造しているリボルバーで、ダブルアクション可能なモデルとして登場したレッドホーク。
これを強力な44マグナム弾を使用できるように改設計して大型化したモデルがスーパーレッドホークということになります。
44口径を持つ大型リボルバーであり、同じようなものだと有名なのはS&WのM29などでしょうか。
スーパーレッドホークはヘラジカを追うハンターたちが愛用しているようです。
アメリカの森林地帯でヘラジカの狩猟をするというのは、当然熊にも遭遇することがあるわけです。
それらから身を守るために装備しているということですね。
ヘラジカを撃つのはボルトアクションライフルを使うわけですが、熊というのは突然襲いかかって来たりするので、ボルトアクションライフルでは緊急時の対応が遅い。
そのために素早く撃てるこのようなハンドガンが必須となるわけです。
現地に生息する熊というのは、通常のハンドガンくらいではとても止められないので、このような強力なハンドガンを持っていくということですね。
マルシン製スーパーレッドホーク
さてさて。
今回ご紹介するのはマルシン製のスーパーレッドホーク。
カート式のガスガンです。
口径はなんと8㎜!
8㎜BB弾はマルシン工業のみが発売している大きなBB弾で、同社の製品にはいくつかこれを使用するモデルがあります。
スーパーレッドホークは8㎜仕様のものは今は絶版?のようです。
ちなみに8㎜仕様のスーパーレッドホークは、マルシンが8㎜口径のエアソフトガンを発売し始めた頃の初期の製品です。
スーパーレッドホークというリボルバーハンドガン自体はマルシン以外にも発売はしています。
タナカはペガサスシステムを搭載したリボルバーとして製造していますね。
【マルシン工業(Marushin)】Sturm Ruger スーパーレッドホーク Maxi8 リアルXカート仕様 ABS シルバー 7.5インチ(ガスガン/リボルバー本体 8mm)/MKK/スタームルガー/エアガン
|
新設計のカートリッジを使用し、
旧バージョンよりも使いやすくリアルになっています。
【マルシン工業(Marushin)】Sturm Ruger スーパーレッドホーク Maxi8 リアルXカート仕様 ABS ディープブラック 9.5インチ(ガスガン/リボルバー本体 8mm)/MKK/スタームルガー/エアガン
|
ちなみにスーパーレッドホークのブラックバージョンが上記です。
ブラックもかっこいい!
マルシン製スーパーレッドホークの実力
8㎜BB弾は直径も大きくて重量もある。
現在の法規制においては、6㎜のBB弾を使用するものよりも速度を低く抑えないといけないことになります。
当初はそんなものが高い性能を出すことは難しいのではないか?と私も思いました。
しかし実際に撃ってみるとそうでもなく、カート式のリボルバーにしてはかなり弾道性能が良いです。
パワーロスもそんなにないのか、弾速もかなり高いように思います。
リボルバータイプは低性能?
これまでの常識としては、カート式のリボルバーは全て性能が高くありませんでした。
どうしても気密性の問題でローパワーになりがちだったからです。
これを解決するために生み出されたのがタナカのペガサスシステム。
タナカのリボルバーガスガンは、シリンダーをガスタンクにして多数のBB弾を装填できるようにしています。
これの実用化によってリボルバーでもオートマチックに近い装弾数を獲得、パワーも小型オートマチックガスガンくらいは出せるようになりました。
ただ、個人的な感想なのですが、ペガサスシステムは時々あらぬ方向へ弾が飛んでいくことがあるように思います。
やはりシリンダーとインナーバレルの継ぎ目のところがうまくいってないんじゃないか、という感触は感じます。
他にもリボルバータイプのエアソフトガンを発売しているメーカーはいくつかあります。
エアコキではありますが、マルイやクラウンのリボルバーもありますね。
それらはやはりカート式で、リアルさはあるのですがやはりローパワーに留まっています。
このためこれらのモデルは対象年齢が10歳以上となっています。
それらは実測値によると0.1~0.2J程度のパワーのようです。
これに対してマルシンのスーパーレッドホークは明らかに高性能であると言えます。
飛距離も貫通力もそれらとは比べ物になりません。
実を言いますと、マルシン製の他の8㎜のガスガンをいくつか撃ち比べてみたことがあるのですが、その中でもかなり優秀な部類でした。
マルシン製スーパーレッドホークの質感
マルシン製のこのスーパーレッドホークはABS樹脂にメッキのようです。
見た目ほど重くはないので、持った感じは軽やか(笑)です。
ヘビーウエイトプラスチックとかだとずっしり来るのですが、そこまでではないですね。
このハンドガンの欠点
欠点がないわけではありません。
やはりカート式であるために装弾数が6発と少ないこと。
火力の低さに直結するので、必要なときに必要なだけ撃てる人じゃないとすぐに弾切れです。
それからカートリッジに段差がある旧タイプなので、シリンダーに装填するときにつかえやすいんです。
ここらへんがちょっと素早い装填がしにくいということになりますね。
Twitterで話題のスーパーレッドホーク
終わりに
ということで今回はマルシン製スタームルガースーパーレッドホークをお送りしました。
口径8㎜ということも44口径の大迫力を再現するにはいいのかもしれません。
なによりリボルバーとしての性能が高いのはすごいところ。
もしも見かけたらおすすめですよ。
それでは今回はここらへんで☆