私のサバゲー戦史51「難攻不落」

こんにちは☆

寒い日が続いておりますね。
いかがお過ごしでしょうか。
ところでサバゲーをしているときに地形を利用するというのは常套手段なのですが、この地形というのが意図的に構成されたものだとしたらなおのことですね。
意図的に構成された地形というのはつまり陣地のことです。
戦闘を優位にするために構築される陣地は本当に驚異になります。
天然の地形を利用した陣地であっても場所によっては同様の効果を発揮するものです。

ということで今回は私のサバゲー戦史「難攻不落」です。

それではまいりましょう!

参加者と装備

その日のゲームは11人が集まって行われた。
参加者のほとんどはアサルトライフル装備だ。大半はAK47で一部にM4P90が含まれる。
中にはPSG1を使用する者もいたが少数であった。
ちなみに私もAK装備で火力重視の装備としていた。

フィールド環境

6対5でのゲームであったがフィールドにちょっと問題があった。

このフィールドは南北に長い。中央には南北を貫く道があるが道の周辺には起伏が多い。
中央ルートの北部よりの地点に大きな木があって地形上強力な陣地となっている。
北部から出撃する側はここを占拠することによって圧倒的に優位に立てるのだ。
東側は道がない平地で枯れたススキが乱立している。
しかし見通しが悪いほどではない。若干の起伏があるので素早く走ることはできにくい。
西側は崖になっている。中央の道を挟んで西側は腰ほどの深さの草が茂っている。しかしあまり大きな起伏もないので西側を使って進行することはできにくい。どちらかと言えば中央ルートで戦闘中に回避行動で西側の草むらに飛び込むとかいう程度にしか利用できないだろう。

地形としては北部が比較的平地で南部は大きい起伏が多い。

しかしフィールドは狭く、南北の端から端までは約80メートルほどだろうか。
北からのチームが中央陣地を奪うと南側のチームは圧倒的に不利になる。
この陣地はフィールドのほぼ全域を射程内に捉えることができ、北側以外の三方向への防御が強い。
つまり南側から出撃するチームはなかなか勝てないのである。

出撃前

私は南側から6人で出撃する。これまでの戦闘では南側からの出撃で相手に勝てたのは1割程度だろうか。(それもその1割もたまたま相手方が中央陣地を積極的に利用しなかったという事情があった場合に限りである)

南側に展開する味方に「今回も負けか」というような空気が流れていた。
そこで私は作戦を立案してなにがなんでも勝利するつもりで行くことにした。

作戦はこうだ。
まず出撃したら敵の展開を把握する。
そして中央陣地に入らない敵を捕捉する。
敵より先に中央陣地を占拠することは不可能に近いので陣地は相手に渡してしまう。陣地の外に展開する敵を集中攻撃で撃破、多方向から一気に陣地を包囲、連動攻撃で殲滅する。

私は中央ルート正面へ3人で進出、中央と西側に現れる敵を撃破することを目的とする。
残りの3名は東側へ向かい、陣地を大きく迂回して現れる敵を倒す。
陣地を主体に敵が戦闘してくるならば、陣地の外に展開する敵の戦力は多くはないはずだ。

ゲーム開始。

我々は前進を開始した。
敵方はやはり陣地を早々と占拠、そこを盾にして戦闘するつもりのようだ。

陣地西側の外に敵が2人現れた。
我々はそこを遠距離から集中攻撃、早速1人を撃破した。
もう1人の敵は陣地南側に出て陣地を背にして我々に反撃してきた。

我々がいる場所も敵陣の射程にギリギリ入っている。
起伏を利用して移動しながら敵弾をかわしつつ応戦した。敵陣に対しても威嚇として攻撃を仕掛けていった。

東側から回り込んだ味方の攻撃で陣地外側にいた敵が倒されて当初の目的は達した。

予め陣地を包囲するに良さそうな場所が打ち合わせてあり、東側の味方と連動して前進を続けた。
我々は遮蔽物がない中央ルートから外れて西側の茂みをバリケードにしつつ配置についた。

東側の味方も概ね攻撃開始地点に到達。

敵はこの間、散発的にバラバラに反撃してきていたので大した打撃を受けなかった。
私は大声を張り上げて叫んだ。

「攻撃開始!撃ち方はじめー!!」

これを合図に全戦力が敵陣を猛烈に撃った。
十字砲火に捉えられた敵陣は大混乱に陥った。
6丁のアサルトライフルから放たれるBB弾は最大で毎秒100発ほどにもなる。

陣地は草木に覆われているものなので隙間が多くあり、全く中に弾が飛び込まないわけではない。

敵もどうやら一斉に集中攻撃を受けていることを悟り、果敢に反撃に出始めた。陣地内の敵は東側のほうを強く攻撃した。東側のほうが陣地から見ると視界が悪い。それに乗じてこちら側は東側からかなり接近していたのだ。

この反撃で東側の味方が1人やられた。
しかし敵の攻撃の矛先が東側に逸れたおかげで我々はチャンスをつかんだ。

私はAKのマガジンを新しいものに交換して突撃を号令した。
そして窪地から飛び出して味方1人と敵陣に肉薄した。
1人は留まってそこから我々を援護。
撃ちまくりながら突進する我々は敵陣にあと20メートルもないくらいまでに迫った。
この突撃に呼応して東側の味方も盛大に攻勢を仕掛けた。

接近しての射撃だったので我々の撃ったBB弾は次々に陣地内に飛び込んでいったようだ。

陣地からは悲鳴のような叫び声が上がり、次々に撃破された敵兵が出てきた。

こうしてこの陣地は制圧されて我々は勝利した。
最終局面に東側の味方がさらに1人やられたものの、戦力の半分以下の損失で攻略に成功した。
快挙であったろう。

こうしてその次のゲームからはその陣地は無敵ではなくなった。そもそも陣地に依存し過ぎない戦術が増えていったのは言うまでもない。

終わりに

というわけで今回は陣地攻略を成功させたお話。

幸いこのときの味方は熟練者が多かったのでそれも助けになったのだと思います。
そうでなければチャンスを活かしきることはできたかわからないですね。無線で連携するとかが一般的なのでしょうけど熟練度の高いサバイバルゲーマーはハンドサインとか起きたアクションとかでうまく判断するものです。

そして攻撃にしても防御にしても複数がまとまって動くほうが圧倒的に優位になるケースも多い。
単独行動というのは個人技がメインになるのでしょうけど専門的な軍事教練を受けたわけではない一般人は特に大きく他の人より優れているということは無いのではないかと思います。
そういう状況下ではやはり連携するほうが強いんだろうなー。

AK47
写真はこのゲームで私が使用したAK47。レシーバー以外はほぼAKM仕様となっているがフラッシュハイダーはAK74タイプを装備している。ライフルスコープを搭載しており遠距離戦闘に特化させている。ライフルスコープによる照準はドットサイトなどに比べるとサイティングに時間がかかると言われているがそれは熟練することでどうにでもなることだと思う。

それでは今回はここらへんで☆

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