私のサバゲー戦史49「エースアタッカー」

こんにちは☆

サバゲーを長くやっていると時々驚異的なプレーヤーに出会うことがあります。
実を言うと私の周囲にも何人かいます。
なんだろう。そういう人って身体能力が高いことが多い。
人間としての性能が高いと、やはり動きもすごくいいですね。

さてさて。たまにはそんな話をしてみようかと思います。

今回は私のサバゲー戦史「エースアタッカー」です。
それではまいりましょう!

サバゲー参加者の状況とフィールド環境

その日のゲームは8人が集まった。
フィールドは東西に長い平地で広場の南側は低い草が生い茂る。
北側も草地ではあるものの南側よりは深い。
所々に背丈ほどの石を積み上げた山があり、それが遮蔽物となっている。
フィールドのほとんどは何もない平地が占めており、遠距離から撃ち合いになることが予想された。

我々の作戦

私はMP5改造のサブマシンガンを装備して出撃。
味方には防弾板を装備した重機関銃が一門配備されていた。
4対4に分かれてのゲームで我々は西側から出撃して東から展開してくる敵を殲滅する。
参加者の装備はわりと多彩であった。
ガスブローバックマシンピストルやフルオート可能なハンドガンの者もいれば、ボルトアクションライフルもいる。電動ガンのアサルトライフルもいるしショットガンを装備している者もいた。

我々は広場の南側の草地に重機関銃を配置した。
この位置からならばフィールドの中央~北側のほぼ全域を射程におさめることができる。
北側の遮蔽物の背面は狙えないので我々は北側に多くの人員を配置し、遮蔽物から敵を中央方向に圧迫する。
敵が遮蔽物の南側に出れば機関銃の餌食だ。

北側からの大勢力と南側の機関銃で挟撃する作戦である。

いよいよゲームが開始

ゲーム開始と同時に私は味方を伴って北側へ走った。
敵は早くもフィールド中央の北よりにある石の山を陣取って攻め始めた。
そこに現れた敵は2名。どうやら相手は北部に2名、南部にも2名を向けてきたようである。

私は最初に北側で遭遇した敵を一撃で撃破。勢いに乗って敵の残りを味方と包囲しようと前進した。

しかしこの時に異変が起きたのである。
南側で戦闘していた機関銃が簡単に撃破されたのだ。

重機関銃は射手を失ってその場で沈黙した。

「まずい!機関銃がやられたぞ!敵が南から来るかもしれん!」

私は北側を味方に任せて単独で南へ移動、敵の動きに対応しようとした。
北側の草地から飛び出した私を敵のショットガンが狙う。
敵が先に私を撃ったが私は走っていたのでこれは大きく外れた。

私はそれに反撃。
この反撃で敵は倒された。
これで敵は2名を失った。

戦闘状況の変化

南に残った敵は中央を横断して北部に移動した。

しかし移動したと思ったら間髪入れずに攻撃してきた。
ボルトアクションライフルを装備したN氏だ。
N氏は巧みに遮蔽物を利用して接近してくる。
狙撃などはほとんどせずにむしろ突撃してくるかのようだ。

味方がこれを撃破しようと草むらから立ち上がった瞬間にN氏のライフルから放たれた1発がその頭に命中。

私は南に放棄されていた機関銃に取り付くと北部の敵に向かって撃ちまくった。
BB弾が敵に向かって飛んでいく。
遮蔽物の隙間から見え隠れする敵の姿。
敵も私の動きに気付いていて、それなりに反撃してくる。
機関銃の旋回範囲を超える位置にいる相手はサブマシンガンを片手で撃って応じた。

瞬間、私のサブマシンガンが弾切れになった。
それを待っていたかのようにN氏は石の山にかけ登りった。
機関銃は仰角の制限の関係で高い位置の相手を攻撃できないのだ。

私はしまったと思った。
すぐさま彼が撃ってきた。
それが左肩に当たり私は撃破された。

その後の展開

それからはあっという間だった。
残りの味方も死角から接近したN氏の一撃によって撃破され、我々は敗退した。

戦闘時間はわずか10分ほどだったろうか。
N氏は連射性能が著しく低いボルトアクションライフルを突撃戦術に使用し、自身よりも遥かに火力の高い電動ガンなどの相手を次々に撃破していった。
余談だがN氏がこの日に使用したボルトアクションライフルはカスタムガンではなく、パワーも0.5Jほどしか出ないものだった。

恐るべき反射神経と瞬発力。
ほぼ単独で他よりも圧倒的に劣るであろう武器で相手を全滅に追い込んだのである。

これほどまでに動きの良いアタッカーに出会うことは稀である。
彼のことは私の記憶にこれからも残るだろう。

終わりに

というわけで今回はエースアタッカーのお話。
この話に登場するN氏というのは今でも時々一緒にサバゲーしますが、やっぱり相変わらず強い。

たまにいますね。そういうプレーヤーが。

私も能力としては低いわけではないのかもしれませんが、天性の才能のようなものがある人と戦うのって大変。
全く勝てないわけではないにしてもかなり苦戦する(笑)
ちなみに私は遠距離戦闘に強いタイプです。いかに敵を接近させないようにするかですね。
潜伏はほとんどしません。どちらかと言うと動いてます。

CA870

参加者が使用したものと同型のCA870ショットガン。名銃である。

それでは今回はここらへんで☆

CA870
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