私のサバゲー戦史130「大規模フラッグ戦Ⅲ(前編)」記録・日記

こんにちは☆

ここのところシリーズで続いている大規模フラッグ戦の話。

今回が最終話となります。前回、大規模フラッグ戦Ⅱの続編に当たります。

それではまいりましょう!

参加者の状況

ショップ主催の大規模ゲームに参加していた私。敵味方合わせて60名ほどという大規模なゲームである。

参加者はそれぞれに気に入った銃を手に参加していた。

ほとんどは電動ガンで、わずかにボルトアクションライフルショットガンを使う者がいた。

この当日に知り合った参加者たちともかなり打ち解けていて、それまでに作戦らしい作戦を行えるほどになっていた。
(詳しくはこれまでの連載分である私のサバゲー戦史「大規模フラッグ戦」各回を参照されたい)

私は前回に引き続いてAK47を装備して出撃した。
AK103(AK47)スタンダード電動ガン

フィールド環境

フィールドは東西に長い地形で、北部が見通しの良い平地、中央が深いブッシュ。南部は雑木林である。
北部ルートはこれまでに激戦地になった。
南部がもっとも小競り合いが多いように思う。地形的な要素のために大きな衝突が起こるか起きにくいかの違いなのだろう。

次のゲームでは私の所属する側の陣営は西側からの出撃となった。

我々の作戦

今回も作戦を立てて行動するということが参加者からの要望で行われることになった。

前回の戦闘ではこちら側の作戦行動によって敵方は大きな損失を受けた上に敗退したのだ。

おそらくではあるが、次は敵方も何かしらの団体戦を仕掛けてくるのではないかという予測があった。

慎重に敵の出方を判断しつつ、伝令を使って各ポイントの情報交換を行う。(無線機が使用されていないため)
敵の戦力の大きな地点を特定したら、そこに大戦力を向けて迎撃、手薄な方面からコマンド部隊を送り込む。

というような作戦で行こうということになった。

しかし、状況は動きださないとわからない。

いずれにせよ敵方にある程度の打撃を与えねばならないことには違いないのだ。

我々はひとまず南北と中央の各ルートに5名ずつを配置、残りは本陣付近で待機する。敵戦力を把握したら必要なポイントに戦力を送り込むこととした。

ゲーム開始

合図があってゲームが始まった。

私はひとまず本陣で待機し、情報が入ってくるのを待った。

待っている間、皆うずうずしている様子だった。

ゲームが始まっているのに、動かずに待っているというのはなかなか無いことなのだ。

間もなく偵察からの情報が入り始めた。

「北部に敵部隊発見!戦力は10名前後と推定!」

「南部方面から敵部隊の侵入を確認!現在先遣隊が交戦中。敵戦力はおよそ10名弱」

これらの情報からすると、敵方は戦力を南北に分けてきたのか?と思える。
中央方面からは敵の侵入が無いと言ってきた。

つまり敵のフラッグ陣地を残りが守備している?

だからと言って中央から大戦力を送り込むのは危険な気がした。
あそこは待ち伏せには最適なのだ。

「どうします?」

味方が私に聞いてきた。

決断しなければならない。

「よし。では5名ほどを北部へ増援!残りは私と中央へ向かう!」

私はそう伝えると味方と共に中央へ進んだ。

私は移動開始直前に北部へ向かう友軍に伝達した。

「敵の主力が北部の一番大きな木のところに到達したら大声で合図してほしい」と。

我々は中央へ出たがわざとゆっくりと前進した。

敵を警戒してのことだ。

敵部隊は中央では全く姿を見なかった。

罠か?

側面奇襲

北部では戦闘が始まっていて、大戦力を相手に友軍は苦戦していた。

一進一退だったが、地形的に相手方の前進を留めにくい場所があるのだ。

北部の味方に伝えた大きな木があるところというのは、ちょうど利用しやすいバリケードになっている。

そこまでは敵方は難なく進んでくるだろう。

私はそれを待ち構えていた。

中央ルートの深い草の中からでも、一番大きな木というのは見えるのだ。
低い位置は見えず、敵の姿は発見できないものの、木の位置ははっきりわかるのだ。

間もなく北部の味方が叫んだ。

「敵部隊、木に到達!!!」

私は味方に号令した。

「目標は北部の背の高い木だ!今、あそこに敵の主力がいる!全力射撃!!」

我々の展開位置から目標までは直線で40m弱だろうか。
敵の姿は見えにくいが、確かに彼らはそこにいるはずだ。

猛烈な射撃が目標地点全域を襲った。

草を突き抜けたりすり抜けたりしたBB弾が、そこに到達したばかりの敵部隊に襲い掛かった。

この攻撃で北部の味方から伝令が来た。

「敵部隊、半数を喪失!撤退中です!」

うまくいった!

「よし!追撃は可能か?」

「もちろんですよ」

「では気を付けて!」

こうして北部から侵攻した敵に大打撃を与えることに成功した。
北部の友軍はそこから退却中の敵を追撃して前進を開始した。

我々も北部に近い中央を進み始めた。

突然の奇襲

しかしそううまくいくばかりでも無かった。

先ほどのこちらのサイドアタックにより、我々の居場所がある程度相手方に知られたようだ。

正面奥から敵が現れて我々を攻撃してきたのだ。

敵の不意打ちにより、我々は一気に4名を失った。

ここで我々は部隊を2つに分けることにした。
半数以上は北部へ増援として送り、残りはここかここより後方で敵の前進を食い止めるのだ。

私は北部へと味方と共に向かうことになった。

続く

LED ドットサイト レティクル4種 レッド/グリーン 2色 5段階調光
これはゼルドナーのドットサイト。
突撃などで激しい行動をする際にはこうしたドットサイトが向いている。素早い照準が可能になる。

ここまでの経過

敵の動きを見極めてから行動を起こすという点では、初動が遅れるという欠点をどうしても持っていることになる。

この初動の遅れを戦術で挽回するのが望ましいわけだが、ひとまず緒戦の段階では我々の側面からの攻撃で大きな損失を敵方に出させることには成功した。

ここからは北部から強襲するというほうに作戦を転換していくわけだが、南部の戦線や中央奥にはまだ強力な敵部隊がいるわけで油断はできない。

終わりに

ということで今回はまたしても前後編となってしまいました。

大規模ゲームだと流れそのものも細かく書いていくと文量が多くなってしまうなぁ。

相手方の連携した作戦行動はあるのか?

北部から突入を画策した友軍部隊のそれからは?

次回、後編に続きます!

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