こんにちは☆
最近、海外製の電動ガンがかなり入ってきていますね。
実際のところどうなんだろうなーと思います。
この現象は10年くらい前から時々見かけられるようになり、
ここ5年くらいで爆発的に増えています。
ということで、海外製の電動ガンについて思うところを今回は書いてみようかと思います。
海外製電動ガンと国産電動ガンの違い
日本国内では、ほとんどマルイ製が、
シェアを独占していると言ってもいいでしょう。
過去には東京マルイ以外にも、
電動ガンを発売していたメーカーはありました。
JAC、グンゼ産業、マルシン、TOPなどがそうです。
しかしJACとグンゼ産業はエアガン業界から撤退してしまい、
現在はこの業界では活動していません。
マルシン工業は動いていますが電動ガンはUZIとM92Fくらい。
これらは絶版です。
TOPも近年ほとんどその製品を見かけません。
現在流通しているのはKSCのものが、
わずかにあるものの残りはほとんどマルイ製です。
KTWも一部発売していますが、非常に高額なものであったり。
そこへ海外製の電動ガンが、輸入されるようになってきたわけです。
問題は海外製電動ガンの内部。
全てではないにしても、ほとんどがマルイ製メカボックスのコピーが内蔵されています。
海外メーカーが勝手に複製して売り始めたので、
これにマルイが対抗して発売したのが、
次世代電動ガンということになります。
つまり海外製電動ガンは、ほぼ完全にスタンダードタイプの電動ガンばかりということになりますね。
海外製電動ガンのいいところは、外装がほぼ完全に金属製であること。
木製のところはちゃんと木製でできていたりしますから、
外観がとてもリアルであることが挙げられます。
しかし内部の部品の加工精度は国産のものに劣るとされています。
このためマルイ製品に比べると発射性能がかなり劣るとされます。
それでも国産のものに比べると、比較的安価であるので買いやすいと思う人も多い。
リアルな外観なので外装を買うつもりで買うとも言われています。
内部部品はマルイ製のコピーが多いため、
マルイ製のものに交換してしまうというユーザーが多いと言います。
まぁ結局そこまでやるとマルイ製のやつを買うより高くなってしまうのでしょうけども。
下記はA&KのM60機関銃。海外製のものは国産の電動ガンよりも安い。
海外製電動ガンの性能
性能面では国産には及ばないとされていますが、
最近の海外製はメーカーによってはかなり良いようです。
こういった技術はどんどん進んでいくようなので、
来年にはもっとすごいものが登場するかもしれません。
ただ、やはり国産に比べるとアタリハズレがあるみたいで、
良いとされているメーカーの製品でも個体差があるようです。
電動ガンに限らずガスブローバックなどでもこういうことはあります。
ガスを満タンに入れてあるのにマガジンの弾を撃ちきれない、
作動不良があるなどということが多々あります。
海外製電動ガンの個人的な主観での感触ですが、
チャンバーやパッキン、ホップの関係があまり良くないものが多いように感じます。
ホップが、かかったりかからなかったりして弾道が安定しない製品をよく見かけます。
パワーも日本の規定に合わせるためにかなり低くしてあるものが多く、
中にはエアコキハンドガンにも劣るようなパワーのものもあります。
海外製電動ガンの威力は?
海外製電動ガンを購入するにあたって、
威力がどうなのか気になるところです。
中身を触らないと使い物にならないという話はよく聞きます。
よくあることなのですが、
海外メーカーのエアガンはパワーが本来は高過ぎるらしいですので、
当然日本に輸出する段階でパワーダウンさせる作業を行っています。
威力を低下させて日本の法規制に適合するようにするためです。
しかしこのパワーダウンの仕方が色々とあるようです。
多くはメインスプリングをカットしてしまって、
パワーを落としているようですが、一部では気密性を意図的に悪くして、
エア漏れを起こしてパワーをダウンさせているものもあります。
幸いというかなんというか、これらを輸入しているショップなどが、
お客さんの手元に届く前に、性能をある程度調整していることも多いようです。
海外製電動ガンの魅力
海外メーカーの電動ガンの魅力というと、
それはやはりなんといっても多彩なバリエーションではないかと思います。
国内のメーカーでは到底モデルアップ、
発売しないような機種を多く出しているところでしょうか。
例えば戦時中の機種。
これは国内ではほぼ不可能に近いと言われています。
日本は敗戦国であると同時に国内には強い反戦意識があります。
そのために国内では先の大戦の武器や兵器を、
弾が出る玩具として発売しにくい流れがあるようです。
大手のメーカーであればあるほどこういった世間の声に敏感であり、
大手メーカーが大量生産で安く売り出すということができにくいとされています。
そういうことから小さなメーカーが、
個数限定で少数生産するくらいしかそれらの機種をモデルアップできないのです。
少数生産なので高コストとなり、
どうしても価格が高くなるわけです。
KTWの九九式軽機関銃などはそのいい例でしょう。
そもそも戦時中の機種は、それを欲するファンやユーザーが全体からすれば少数なので、
大量生産しても売れない可能性が大きい。
そうなると利益を出せないので、結果的に少数限定生産となるのですね。
また、日本はアメリカの同盟国であるので、
どちらかと言えばアメリカの銃の機種を取り上げることが多い。
これは映画やドラマでもアメリカから入ってくるものが多いこともあると思います。
それを見てそれをかっこいいと感じることが流行を生むわけです。
そこらへんのことを考えても国内メーカーが、
日本ではマニアックとされる機種を取り上げて発売するというのはなかなか難しい。
それに対して海外メーカーはそういう縛りが日本ほどは無い。
また、日本のものに比べると品質はやや劣るとしても価格が安い。
こういう理由から海外製電動ガンを支持するユーザーが増えてきているのも事実です。
こうして今後も海外製電動ガンは普及していくのでしょう。
海外製電動ガンの調整について
内部の状態にもよるのですが、先ほどお話したようにマルイ製のコピーメカが搭載されているケースがほとんどのようです。
このあたりのことから考えても、腕に覚えのある人は自力で調整することも不可能ではない。
ただし、厳密なことを言うと、完全に共通しているわけではない部品が含まれていたりするので、ここが怖いところ。
メカボックス内部のギヤなどはマルイ規格であっても、メカボックスのガワが独自形状だったりもします。
特にマルイが発売していない機種は要注意で、独自の外形を持つメカボックスが搭載されていたりします。
海外メーカーの部品の加工精度は、ものによって高くないということを言いましたが、例えばメカボックスのガワそのものが歪んでいたりすることもあります。
いくら内部の部品をマルイ製に変えたりしても、それを取り付ける土台が歪んでいたらもう手に負えません。
海外製電動ガンで評価の高いもの
近年では評価の高い海外製電動ガンも増えてきています。
あくまでも私が体感した限りの話ではありますが、ICS、CYMA、G&Gなどは比較的国産の製品に近いように感じます。
それからクライタックの製品もなかなか良質です。
特定のメーカーを名指しで「ここのは良くない!」とは言いにくいもので、逆にオススメのメーカーを挙げてみました(笑)
これらのメーカーから発売されている機種はどれも完成度が高く、オススメできます。
もっとも、オススメっていうのはカスタムを全くしないか、腕に覚えがあって自分でカスタムしてやる!という方かに対してということになりますが。
下記はAGM製のMP40。
メカボックスの出来があまり良くないと聞くことがあるが、どうやら当たりハズレがあるようだ。
海外製電動ガンをカスタムできるか?
海外製電動ガンは先ほどからお話しているように、マルイ規格の部品で構成されていることが多いです。
つまり国産のカスタムパーツを組み込んでいくこともできなくはないので、パワーアップや精度アップなどのチューンを行うことは可能です。
ただし、微妙に規格のズレがある場合があって、逆にカスタムパーツの性能を活かせないこともあるので注意が必要です。
この場合はどこをどうと細かく説明できないので、よーく見て比べて試してみる、ということでしか仕上げて行けないとも言えます。
初心者向きの海外製電動ガン
繰り返し述べることになりますが、外観的なものを購入するつもりで買われるのがいいと思います。
つまり性能は期待しないほうがいいかもということです。
カスタムしないと国産の、例えばマルイ製次世代電動ガンほどの性能は出ません。
カスタムすることを前提に考えるのであれば、海外製の電動ガンはあまりオススメしないほうがいいということも言えなくはないです。
海外製電動ガン購入時の注意点
海外製の電動ガンは本来はそれなりに安価に電動ガンが購入できるというメリットがありました。
しかし、近年の製品はリアルさもさることながら、品質が大きく向上してきています。
そのため、国産のものよりも高額な製品も多くなってきています。
海外製のものはあくまでも国産電動ガンを模倣したものが多く、その発展型と言えます。
リアルさを重視するのであれば海外製電動ガンは良いと思いますが、品質やアフターサービスなどを考えると、やはり国産のほうが充実はしていますね。
そのあたりは購入時に注意したいところ。
次の故障の項で触れますが、もしものことがあったら対応しきれないことも。
海外製電動ガンの故障について
当然のことですが、機械的なものなので故障は起きます。
これが国産の部品で代用が可能な部分ならばいいです。
しかし困るのが外装。
外側についてはほぼ完全にその製品独自のものであることが多いので、なんともならなかったりします。
例えば東京マルイのAK47の外装部品が、海外製AK47に取り付けられない!なんてことはしばしばあります。
同じ機種なのに部品が共通していなかったり。
そういう意味では壊れてしまったら部品の取り寄せなんかも難しいということ。
購入時の注意としてよく考えて扱いたいものです。
おすすめの海外製電動ガン
G&G 電動ガン GMG-42 |
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グロスフスMG-42機関銃待望の製品化!!! 実銃はその凄まじい発射速度と光景から「ヒトラーの電動鋸」と恐れられた名銃です。 ドイツの職人魂で設計された機構は戦後も引き継がれ未だ活躍する伝説的機関銃です。 G&G製GMG-42はドラムマガジンタイプをモデルアップ!!!フルメタル外装と木製グリップ&ストックで質感も抜群!!! 実銃でも特徴的なバレル交換やサイトシステムなども完全再現!!!モデルガンとしての魅力も盛りだくさんです!!! 材料 AL6061/ 鋼鉄/ 亜鉛 / プラスチック / ナイロン / ファイバー / 木材 全長 1230mm 重量 10500g ベアリング軸受け 10mm oilless モーター 25000rpm Hi-torque short axis 内銃身長 490mm 装弾数 1700 発
第2次世界大戦時にドイツ軍が使用した傑作機関銃!
国内のメーカーではショウエイが過去に発売してたこともありますが、
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米軍がM16を採用する前に使用したM14バトルライフルを、
近代化改修したバトルライフルです。
現在でも特殊部隊が使用する例があるらしいとか・・・。
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SCARの原型にもなったFNCのスウェーデン軍 制式採用版モデル。
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FALアサルトライフルをベースにした近代的なアサルトライフルがFNCです。
実銃の世界では比較的ポピュラーな機種なのですが、
国内のメーカーはこれまでほとんど製品化していませんでした。
G&Gはこれを電動ガンで再現しています。
Twitterで話題の海外製電動ガン
【中古】メーカー不明 海外製 ウッドストック 電動 ガン sn jp0016
これすき https://t.co/o4tXefUjdq pic.twitter.com/Af0GAu1zCO
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海外製電動ガン
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電動ガンだろうね
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海外ではリリースされたようです。NPOAEG製 AK-12 電動ガン
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— mutsu-BB (@mutsu_b) 2017年8月9日
海外製電動ガンのまとめ
海外製電動ガンも国産電動ガンに負けず劣らずの性能を持ち、
剛性に長け格好いい電動ガンがありますね!
というわけで今回は海外製電動ガンを取り上げてみました。
色々とメリットデメリットが混在していますね。
そういえば、私の知人からの話なのですが、
ある海外製電動ガンを購入したところ、インナーバレルが最初から曲がってしまっていた!などという報告を受けたことがあります。
机や床などの平面にインナーバレルを置いて、転がしたら真っ直ぐ転がらなかったとのこと。
こういった品質のものがあるということを前提に購入を考えないとです。
また、お店などでも
「海外製品になりますので、故障などの際はアフターサービスができません。お客様ご自身で対応してください」
というような注意書きが貼られて販売されているのを見かけます。
どちらかと言えば上級者向けの機種であると捉えてもいいかもです。
もしくはカスタムしないでそのまま使うか。
悩むところではありますね。
それでは今回はここらへんで☆
写真はクライタックPDW。海外製だが国内のメーカーがプロデュースしている。
それでは今回はここらへんで☆
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