マルシン製ワルサーP38maxi【ガンレポ15】

こんにちは☆

えー。今回は前回のガンレポに引き続き、私のサバゲー戦史に登場するハンドガンとしてマルシン製ワルサーP38maxiについて書いていこうかと思います。

マルシン製maxiシリーズというものがどういうものなのかは、前回のモーゼルM712の回を参照していただくとして今回もぼちぼち自分が思うことを書いてみようと思います。

それではまいりましょう。

ワルサーP38

実銃のワルサーP38はルパン三世の銃としてとても知名度が高いです。
しかしこれは本来は第二次世界大戦中のドイツ軍の軍用拳銃です。

P38は38年型ピストルという意味。それからもわかるように1938年にドイツ軍が正式に採用したものです。
それまではルガーP08が軍用として使用されていましたが、設計が古い上に製造にはお金と労力がかなり掛かる。つまり高コストということです。
これを改めるために新設計したものがワルサーP38ということです。

ちなみにワルサーというのはメーカー名ですがワルサーという読みは英語発音であり、ドイツ語の発音ではヴァルター、バルターが近いそうです。
戦時下での製造だったため、どこの製造であるかを隠すために軍用P38にはワルサーの刻印はありません。しかしコマーシャルモデルとして軍用ではなく一般市場向けのものもあり、こちらにはワルサーの刻印があります。
刻印以外はほとんど違いはないですが、コマーシャルモデルはグリップが違うかな。

軍用P38は木製グリップかベークライトグリップのようですね。

第二次世界大戦が終わってからは西ドイツ軍によって使用が続けられたことでも知られます。
現在でも実銃は出回っているらしいですね。

ワルサーP38_1

マルシン製固定スライドガスガンとしてのP38

モーゼルM712maxiの回でも触れましたが、マルシン製のmaxiシリーズゆえにかなりハイパワーです。
固定スライドなのでダブルアクションでの作動しかしません。この関係でトリガーはやはり重い。
しかしグリップ形状やトリガーの形などからもM712よりは撃ちやすいと感じます。
おそらくなのですが、P38は実銃もダブルアクションなのでそれに合わせた設計となっているのかもしれません。

内部的なこと

固定スライドガスガンということもあって非常に構造が単純です。
スライドはレバーの操作のみで簡単に分割することができ、インナーバレルなどのクリーニングもしやすくなっています。
ハンマーがストライカーを直接打撃してそれが放出バルブを打つという方式のようですが、この関係でハンマーに強い力が掛かるとガスが銃口から噴出してしまう欠点があります。

固定スライドガスガン全般もだいたいはこの欠点があるにはありますが、このために携行するときにはちょっと注意が必要かも。

なので私は専用の革ホルスターに入れて身に付けるようにしています。

その他メーカーのガスガン

ワルサーP38はかなり知名度が高いためにこれまでにもいくつかのメーカーが発売していました。

今回取り上げているマルシン製maxiのP38もすでに絶版となっていますが、ウエスタンアームズが発売していたものもあったなぁ。
まだホップが搭載されていない時代のものだったと思いますが。

現在ではマルゼンのガスブローバックのP38が入手可能です。
これもわりと古いのですが、時々再販しているので店頭で見かけることがありますね。

こいつは改めて書いてみようとは思っています。

ワルサーP38_2

実戦で

私はサバゲーのときはだいたいM712を装備して出るのですが、たまにP38を使うこともあります。
発射性能はM712に比べても同じようなもので、パワーはP38のほうがやや高いようです。
一般的なブローバックのハンドガンよりも軽く、薄型なので携行はしやすいです。
固定スライドガスガンゆえに気温の低下に対しても強いので冬のサバゲーでも使い物になります。

気になる特徴としては銃声が比較的大きいこと。
ブローバックガスガンはサイレンサーなどを装備しても消音できませんが、固定スライドガスガンはサイレンサー効果が大いに期待できます。
ただ、取り付けられるサイレンサーは無いのでその場合は加工して自作するとかしなければならないのが難点ですが。

そういえばこれの派生型でマルシンが発売してましたわ。最初からサイレンサー装備のモデル。
これももう見かけないなぁ。
とにかく、それはそれとして実戦ではかなり頼りになります。
発射性能そのものはほぼ電動ガン並みと言えるので、万が一メイン使用しているアサルトライフルとかが不調に陥っても充分な性能のサイドアームとして機能します。

終わりに

ということで今回も絶版の機種となりますが、マルシン製ワルサーP38maxiを取り上げてみました。

実際のところ、全国にどのくらい残っているのでしょうね?
絶版になってから長い年月が経つと、どんなものでもだんだん処分されて無くなっていくものですから。

サバゲーの現場では絶版の銃を装備して使っているという人はあまりいないかもしれませんね。
もしくは絶版になっても間もないくらいのものならば有り得ることなのでしょうけども。

いつも思うことなのですが、やはり新しいものが確実に常に優れている、とは限らないものです。

サバゲーにも流行りや廃れがあって、その中では優れているものでも消えていくことがある。

あくまでも私個人の考えですが、サバイバルゲームという場で使うならば圧倒的にガスブローバックよりも固定スライドガスガンのほうがいいと思います。
経験ですかねぇ。これは。
もちろんガスブローバックには反動があって、撃っているという気分はしっかりあります。
動きもやはり本物に近いですし。

それはそれ。
色々な考え方がありますから、それぞれが選ぶ最強というものがあるのでしょう。

ワルサーP38

それでは今回はここらへんで☆

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