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私のサバゲー戦史1「全軍突撃」

2017.08.19

カテゴリ:サバゲー

こんにちは☆

えー。毎回なんぞの詳細ばかり書いててもなぁと思うので、今回は私が経験した過去のサバゲーの印象に残っているゲームのことを物語調で書いてみようと思います。
今後もぼちぼち書いて行こうかなと思っております。

今回は「全軍突撃」。
それでは。

あれはいつだろうか。今から15年ほど前になるだろうか。
その日、私はショップ主催の大規模なゲームに参加していた。
当時の私は各地を渡り歩く流れゲーマーであり、そのイベントも何度目かの参加だった。
ショップ主催のゲームというのは常連の参加者はいくらかいるものの、実際には烏合の衆である。チームとしての連携が取れるほど足並みが揃っているわけではなく、寄せ集めの大人数がそれぞれ勝手に行動して撃ち合っているのが実情だ。

その日も何回戦か行っていたのだが、繰り返しゲームしているうちに誰もがその現場で知り合った人達とだんだん打ち解けていった。
私もその時に幾らかの人と仲良くなったのだが、ここらへんでひとつ、チームらしい作戦を立てて攻めてみないかという話が出た。

それで私とI氏という方が中心になって作戦を立案することになった。
どうせなら面白おかしく白熱した戦闘にできないかということで、そのときは自軍全体で単一方向から一気に突撃してはどうかということになった。

この日のゲームは参加者の総数がおよそ50人ほど。だいたい25対25くらいに分かれてのゲームである。
これほどの人数がもしも連携して動いたら、それはきっと面白いだろう。

「皆さーん!ちょっと聞いていただいてよろしいですかー?」

私がゲーム開始地点で待機中のメンバーたちに呼び掛けた。
参加者の皆もどうやら同じことを思っていたようで、それは面白そうだ、ぜひやろう!ということになった。

フィールドは東西に細長い。我々は東側から出撃し、西の端にある敵陣のフラッグを奪いに行く。
フィールドは北側は見通しが良い平地で、ここからは西の端までが見渡せる。
フィールド中央は深いブッシュであり、見通しが悪い。
南側は見通しがやや悪い雑木林となっている。

我々の作戦はこうだ。

林と中央ブッシュから数人の陽動役を送り込み、敵の一部を中央および南部へ引き付ける。
敵勢力がそれに意識を向け始めたら北部から大部隊が一気に西の端にある敵陣に向けて突撃を敢行する。というもの。

話し合いの結果、南側の林方面へ3人、中央ブッシュ方面へ2人が展開することとなった。
残った20名ほどで突撃するのだ。
20人全員が横一列に並んで突入するのではなく、最前列の何人か、もしくは前方に味方がいなくて射撃のチャンスがある者が銃撃を加える。後の者はそれに続き、最前列の味方が倒れたらその後ろの者が変わって射撃を続行する。
ただし大規模な作戦で行動も大きい。北部から突入する最中に隣接した中央ルート方面から側面を取られる形で反撃を受ける可能性がある。
それで突撃する隊員の一部は左方向である中央にも注意をはらわねばならないだろう。

そしてゲーム開始。
陽動役の隊員たちが急いで中央と南側へ移動していった。
突撃指揮はI氏で、北部ルート入口付近にて敵情を伺っている。
I氏から「敵数名、北部ルートに展開中」の報を受けた。
間もなく南部の雑木林から銃声がし始めたので、私は手を高く上げ、指揮者に合図を送った。
そこでI氏が大声で叫んだ。

「突撃ー!」

わーっと声を上げながら皆が北部平地ルートへ躍り出た。
敵陣のあるフィールド西の端まではおよそ120メートルほどだろうか。
そこを撃ちまくりながら全力で駆けていく。

北側で我々を迎撃した敵はわずか5名ほどで、ものすごい弾幕にさらされた敵は瞬く間に全滅。それでも反撃で幾らかの味方を失った。
フィールド中央付近まで我々が到達する頃には、さすがに中央方向の敵も我々の作戦に気づき始めたようである。
中央方向からの反撃を受け始め、突入部隊はサイドアタックを受ける形で損害が増大した。

突入中の味方が叫んだ。
「中央付近からの反撃が大きいです!」

私は直感的に思った。ここで止まってはやられてしまう!

この時点で突入部隊で残っているのは8人程度。すでに当初の半分以下の戦力だ。
私は中央方向に全力で射撃を加えながら叫んだ。

「突撃の続行を!」

誰もが熟練のゲーマーだった。中央方向に牽制射撃を行う者、それを受けた敵が一瞬反撃を緩める。その隙をついて突撃を続行する者。
我々はついにフィールド中央を突発し、それから数人の損失を出しながらも敵陣入口付近に到達することに成功した。
その頃には敵も随分減っており、敵陣付近にいた敵は中央や南側方向の戦闘に集中していた。

我々は彼等の背後から陣地に侵入した。
陣地付近の敵が一瞬こちらを「えっ?」という顔で振り返ったが、彼らが我々を攻撃する前にフラッグを奪い取ることに成功、我々は勝利した。

激戦は終わってみれば呆気ないもので、時間にしてわずか10分程度だった。
撃たれて退場して行く者、突入してフラッグアタックを成功させた者、多くの参加者から歓声が上がった。
「マジか!」
「信じられん!」
「やられたなー!」
こうしてこの単一方向からの大規模突撃作戦は成功して終了した。

損害はかなり大きかったものの、目的であるフラッグの奪取は遂行されたのである。
この日のこれ以降のゲームがますます白熱したものになったことは言うまでもないだろう。

はい。というわけで、今回はそんな話でした。
ちなみにこれには続編があります(笑)

それはまたの機会に。

人数はともかく、チームプレーで連携して作戦を行うのはなんとも言えない一体感があって爽快です。

では今回はこのへんで。