私のサバゲー戦史48「混戦」

こんにちは☆

サバゲーも冬の装備にしていかないといけませんね。寒さが厳しくなってきていますし。

それではまいりましょう。
今回は私のサバゲー戦史「混戦」です。

その日のゲームは対外戦だった。いわゆるチーム対抗戦である。

我々は6人で相手は11人。ほぼ倍の戦力を相手にするという状況だ。
フィールドは我々のホームではあったのだが相手チームもよくここへ遊びに来ているので地形に関してはどちらが優位ということはない。
フィールドは東西に長い。南側は川が迫っている。中央は低い草が点在しているがほぼ完全な平地。北側は深いブッシュに覆われた見通しの悪い道が通る。(ここはサバゲー戦史10「背面強襲作戦」と同じフィールドだ)
北側は中央の平地より高台になっている。
南側は川へと斜面になっていて低くなっているので、斜面にいると平地や北側からはほとんど姿が見えない。

ルールは殲滅戦であり時間制限も弾数制限もない。

我々は東側から出撃して西側からやってくる大部隊と戦うわけだが数的にはかなり劣勢である。
これをどのようにして切り抜けるかということになる。
できるならば南側から侵出して南に現れる敵を撃破もしくは撃退して進路を確保し、南側の陸路から見えにくい位置を通過して中央や北部の敵の側面や背後を叩きたい。

戦術としては背面強襲作戦のときと同じ流れだ。
しかし敵もその戦術がかなり有効であることを知っているので、何かしらの対策を取ってくる可能性は大いに有り得る。

ひとまずはその作戦で行くが出たとこ勝負だ。

私はAK47を装備して出撃した。
この日はほとんど全ての味方がAK装備という特異な日でもあった。

ゲーム開始。

私は味方1名と共に南側の斜面を降りて川づたいに進んだ。遮蔽物はほとんどなにもなく見通しがいい。

陸路側では中央に1名、北側ルートに3名が配置されていた。

早速敵が南側に現れた。
4名である。
しかし敵のほとんどは射程の短いサブマシンガンやカービンクラスの銃だ。射程に勝る我々が遠距離から狙撃するようにして仕掛けると早速一人を撃破。
敵はしばらくはジリジリと後退しながら応戦していたが意外に呆気なく撤退していった。
なんということか南側にいた敵は全て陸路へ逃げて行ったのだ。

中央や
北側からも激しい銃撃戦の音が聞こえ始めた。
敵はどうやら中央よりも北部に主力を展開させているらしい。

「これはまずいぞ。敵は戦力を南側で多く失わないようにしているようだ」

これはつまり敵方が我々が南側から奇襲してくることを予測しているということだ。
南側から現れる我々を陸路で待ち構えているのかもしれない。
となるとこのまま南側から進むのは危険かもしれない。

南側ルートを真ん中あたりまで進んだところで私は立ち上がって陸路を覗いた。

すると3人くらいの敵がすでに待ち伏せていて一気に撃ってきたのである。
「うわ!危ない!」
私はすぐに引っ込んだ。
危うくやられるところだった。大量のBB弾が飛んでくる。
敵の守備が固い。

私は後方にいた味方に叫んだ。

「退却!ここは危険だ!」

私と味方は急いで引き返した。
間もなく先ほど私がいたあたりにBB弾の雨が降り始めた。
角度的には相手からは見えないし当たりはしないだろうけどもその近辺に弾が多く撃ち込まれてきた。

我々は後退して敵の射程に捉えられない位置から陸路に上がった。

陸路では激戦が始まっていた。敵はほぼ完全に見通しの悪い北側に展開しているようだ。
南側への警戒に3人ほどを割いているようだったが、残りは全て北部から進んで来ているようだ。
対する我々は戦力を分散していたので圧され気味だ。
北部の味方はいったんはある程度前進したものの敵の火力が大きくてそれに阻まれてしまい、今では押し戻されている。
中央にいた1名は撃破されており、我々は窮地に陥っていた。

私がいた南側よりの平地からは敵の一部の動きが見えた。
北部の木々の間を縫うように敵が大人数で進んでくる。
私はそれを平地から攻撃した。

中央に近い位置にいた敵2名を撃破。

これは体勢を立て直さねばならない。このままでは押し切られてしまう。

私は北部にいた味方に退却を指示した。
退却を支援するために私と味方が中央方面から北部を攻撃。
敵から見て右前方の方向からの銃撃はかなり効果的だったようで、敵の前進が一時的に止まった。

北部から退却してきた味方が中央の我々に合流した。
私はこのフィールド南東の斜面を防衛拠点として敵を迎撃する旨を伝えた。

1ヶ所に集合した我々の側面を取ろうと中央にいた敵3名が再び南側から前進しようと進んできた。チャンスだ!
私もまた味方と南側に向かった。今度は敵も退却せずに突っ込んで来た。

味方が私より前に出て叫んだ。

「援護を!」

私は敵に向かって射程ギリギリから激しく撃った。
当たりはしないが敵の前進が止まり、少し後退し始めた。狙撃できるような距離ではないが足止めは可能だ。その隙に味方が一気に距離を詰めて撃った。
これで2名を撃破。
残った敵はまたしても陸路へ逃げていった。
敵もどれだけか戦力を失っていて、最初のときほど多くの人員を南側の警戒に当てられないはずだ。

私は意を決して南側から再突入を敢行した。

再び真ん中あたりまでいって陸路を覗く。
どうやら敵方は南側へいった者と主力部隊とが連絡を取り合っていないようだ。
私が南から侵入したことを北部の敵の主力は全く気付いていない。

陸路へ退却した敵1名は我々を警戒せずに北部の主力に合流しようとしているようだった。
一気に前進した我々は川沿いから敵の側面を攻撃した。
この攻撃で敵は総崩れとなった。
敵は北部の見通しの悪い狭い通路に閉じ込められた形となってしまい、南東から迎撃していた友軍が我々の側面攻撃に呼応して攻勢を仕掛けた。
大混乱となった敵は有効な反撃ができずに次々と撃破されていった。

最終的に我々は更に1名を失うも敵を殲滅、勝利した。

混乱した状況となったが臨機応変の対応が成果を生んだ。

AK103
写真はこの戦闘で使用されたAK。マルイ製スタンダード電動ガンだが外装は塗装されていたりカスタムパーツがつけられている。フォアグリップが付属していてホールドしやすい。フレームはプラなので重量が軽いという利点がある。アサルトライフルとしては基本的なカスタムが施されているだけだが使いやすい。
固定ストックであるが諸事情によりバッテリーはレシーバー上に搭載するようになっている。

ということで今回は大混乱のゲームでしたという話。劣勢からの勝利は大きな価値がありますねー。

ということで今回はここらへんで☆

オススメ電動ガン

    東京マルイ AK47
    東京マルイ H&K MP5A5
    東京マルイ H&K G3 SG/1
    東京マルイ H&K PSG-1
    東京マルイ コルト M4A1カービン
AK103
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