私のサバゲー戦史127「大規模フラッグ戦(後編)」記録・日記

こんにちは☆

今回は前回の私のサバゲー戦史126「大規模フラッグ戦(前編)」の続きになります。

大規模フラッグ戦での記録です。

それではまいりましょう!

フラッグ攻撃隊の前進

部隊を分けた我々は速やかに行動を開始した。

私は中央方面を攻撃する部隊と行動を共にすることにした。

北部ルートに敵の姿はなく、我々の最初の攻撃で大打撃を与えたせいか残りは撤退してしまったようだ。

敵陣へ攻め込む班は4名と少数であるが、おかげで目立ちにくい。
低い姿勢で敵陣の北西入り口付近まで前進した。
そこで敵陣内部を伺っていた。

しかしなかなか突入していかない。

どうやら敵陣付近にはまだ敵がいくらかいるようである。

こうなれば我々が敵陣の戦力をこちらへおびき出すしかない。
そうすればフラッグへの突入の隙間が生まれるかもしれない。

中央ルート強襲

私は1名を伝令に出すと、その作戦が伝達されるのを待った。

前方の味方にそれが伝わったのを確認し、攻撃の支持を出した。

私と一緒にいた味方数名が、中央奥の敵陣方面にいる敵に対して一斉に大規模な攻撃を加えた。

敵の姿は多少見えていたが、ほとんどは銃声を頼りに撃った。

敵はこの突然の側面攻撃に恐慌状態になったようだ。

敵陣北部に到達していた味方が発砲を始めた。

我々の攻撃から逃れようとした敵が陣地内を通過して北部へ出ようとしたらしい。

そこで待ち構えていた味方部隊に出くわしたということだろう。

しかし不意打ちという状況になっていたこともあって、我々の攻撃は大きな成果を上げた。

ほとんど損失を出さずに敵陣付近の相手を殲滅に近いところまで追い込んだのである。

89式
マルイ製の89式小銃。使用している参加者もどれだけか見かけた。

敵方の反撃

この大規模な攻勢によって、敵は甚大な損失を出した。
北部ルートの我々の活躍は目覚ましいものがあり、この近辺の戦闘だけで10名以上の敵を撃破した。

それはつまり、北部に展開した我々だけで敵の3割を倒したことになるのだ。

大戦果を上げていたが、敵方もなにもしなかったわけではない。

最初の一撃で大きな被害を受けていたものの、敵陣南西方向の部隊がこちらに反撃してきたのだ。

我々も2名が反撃で被弾し、戦闘は膠着し始めた。

フラッグ方面へ向かった友軍は、敵陣の守備が意外にも堅かったために前進を阻まれていた。

中央ルートからの攻撃

じりじりと一進一退の攻防が続いた。

敵方は地形を利用して、こちら側の最後の一歩を阻止し続けていた。

もどかしく時間が過ぎていく。

その時、急激に事態は動いた。

我々の攻勢で弱体化した敵陣方面を中央にいた味方部隊が攻撃し始めたのだ。

中央方面の友軍は特別我々と作戦連携しているわけではなかったし、彼ら自体も激しい戦闘で大きなダメージを受けていたはずだ。

しかし北部で大きな戦闘が頻発し始めると、チャンスを逃さずに攻勢に出たのである。

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G3用の多弾マガジン。これのおかげで長時間の激しい撃ち合いを乗り切ることができたとも言える。

フラッグ陥落

北部の戦闘では我々が大きく前進していて、中央も攻撃を行っている。

南部での状況は不明だが、中央ルートの味方が健在なので、おそらくはこちらが優勢なのではないかと思われた。

いずれにせよ、開始からかなり時間が経っている。

それほど余裕があるわけではないことには違いない。

そのとき、前方に展開して敵陣への攻撃を実施していた味方から伝令が来た。

「敵陣、フラッグの南西10m付近に強力な敵の抵抗線があります!」

「了解!」

話からすると攻撃隊はフラッグよりも奥にいる敵によって阻止されているということだ。

そして突入しようとしている位置からはおそらくその陣地を効果的に攻撃できないのだろう。

私のいる位置からでも敵の展開位置は見えなかったが、情報から大体は推測できた。

「前方の友軍から支援要請!私がこれから攻撃する場所付近に全力射撃を加えるんだ!」

私は叫ぶと立ち上がり、「おそらくこのあたり」と思われる場所を撃った。

周囲にいた味方全員が私の撃った弾の着弾を見て、そこを派手に撃った。

着弾地点は木々の木の葉が生い茂るところだったが、放たれた大量のBB弾はその木の葉を弾き飛ばし、飛び散らせながらその奥の敵陣に飛び込んでいった。

私は敵陣北部から味方が突入していく姿を見た。

そしてその数秒後、ホイッスルが鳴り響いた。

突入した味方がフラッグに到達、我々は勝利したのである。

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一般的なホイッスル。非常に安価で、こうしたフラッグ戦でも合図用に使用されることが多い。

この戦闘について

ほとんど初対面だった相手とゲームを通して仲良くなっていったという話なのだが、参加者にビギナーがそれほど多くなかったためにいざまとまると大きな戦闘力を発揮したと言える。

戦術そのものはいつも我々がやっているゲームと同じような流れだった。
しかしさすがに大規模ゲームだ。

味方全体とうまく連動して攻撃を行えたわけではない。

それでも最後の局面では中央の味方がチャンスを活かした攻撃を実施した。

これこそが経験値というものなのだろう。

余談となるが、この日の次のゲームでは、打ち解けた仲間が作戦をしてみようと言い出したのでそういう流れとなった。

それはまた次回掲載することにしようと思う。

終わりに

ということで今回はちょっといつものゲームとは違った大規模ゲームの話でした。

やはり同じ趣味の人が集まっている場だからこそ、打ち解けるのは難しくなかったのかもしれませんね。

それでは今回はここらへんで☆

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