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サバイバルゲームでのポジションは?それに合わせた装備について

こんにちは☆

今回はサバゲーでのポジションについてのことを解説してみようと思います。

サバゲーは本来は団体戦であって、個人技の遊びではない側面を持っています。

近年ではサバゲーチームってどのくらいあるのかわからないけど、一時期ほどはないのではないかもしれないですね。

サバイバルゲームの世界も、やっぱり世情を反映しているところがあります。

チームで行動するということ自体が以前ほど一般的ではないのかもしれません。

さてさて。
それはそれとして、サバゲーでは一応「この装備ならばこういう役割が適している」というようなものがあります。

逆に言えば「こういう役割をしたいならば、こんな装備がおすすめですよ」というようなこと。

今回はサバゲーにおいての装備とポジションを掘り下げてみようと思うわけです。

それではまいりましょう。

サバゲーにおける連携

サバイバルゲームが団体戦であるということは最初に触れましたが、具体的に言いますと「作戦を遂行していく上ではそれぞれの人員が役割分担をする」というのが基本になります。

サッカーとかでもそうですよね。
だからこそにポジションというものがあって、それぞれに
特化した人が受け持っているわけです。

サバイバルゲームでのポジションというのは概ね以下のようになります。

・アタッカー

・ミドルアタッカー

・ディフェンダー

この3つの中に細分化された役割があります。

詳しく見ていきましょう。

☆アタッカー

・ハンドガンナー(機動力重視の攻撃隊)
・アタッカー(一般的な攻撃隊)
・ステルスアタッカー(隠密行動専門)

☆ミドルアタッカー

・ライフルマン(小銃手)
・マシンガンナー(機関銃などによる支援役)
・アサルトスナイパー(スナイパーでありながら前線で能動的に行動する)

☆ディフェンダー

・ライフルマン
・スナイパー
・マシンガンナー

大体こんな感じでしょうか。

単純に言いますと、「個人が全ての役割をやる」には限界があるので、それらを状況に合わせて役割を分けて行うということですね。

サバゲーでの役割について

では順番にどのポジションがどんな役割をするかを解説します。
もちろん「こうでなくてはいけない」わけではなく、あくまでも「基本的」なことなので固定されてしまうわけではないのですが。

・アタッカー

通常の行動では主に機動力のある前進行動を担当します。

守備や防衛の作戦というよりは積極的な攻撃行動を受け持つ。
その関係で比較的取り回しの良い小型の銃で武装しています。
小型であるため、インナーバレルが短いものが多いので遠距離戦闘には不向きな場合も。


写真はハンドガンナーやアタッカーによってよく使用されるマシンピストル
モーゼルM712とタイプUだ。いずれもガスブローバックである。

・ハンドガンナー

アタッカーの中でも、「より近接戦闘に特化したタイプ」です。
その名の通りハンドガンをメイン装備とするプレーヤーのことです。
機動力こそが最大の武器。

・ステルスアタッカー
隠密行動を主任務とする特殊部隊です。
装備は特別こうでなくてはいけないというわけではないのですが、隠れて行動するのを前提にした装備をしています。(ちなみにこのステルスアタッカーという言葉は造語なので実際には無い単語です)


コンパクト電動ガンのVz61スコーピオンMOD.mカスタムである。サイレンサーが装備されていて銃声が小さい。取り回しも良好で隠密行動にはうってつけの銃と言えるだろう。

・ライフルマン

いわゆる小銃手で、アタッカーの支援などを担当します。が、装備はカービンクラス以上の射程の長く火力の大きなものを装備していることが多い。
アタッカーに同行して行動することもあれば、フラッグ戦などでは守備を担当することもある。最もマルチなタイプのプレーヤーと言えるでしょう。

次世代電動ガンのスカーだが、ライフルスコープを装備しており、狙撃仕様とも言える。中距離での支援を想定しての仕様。

・マシンガンナー

これもハンドガンナーと同様にその名の通り。機関銃を扱うプレーヤーです。
基本的には大火力が必要な局面に活躍しますが、装備が大型えある場合が多いので機動性はあまり高くないです。

・スナイパー/アサルトスナイパー

スナイパーは狙撃兵のことです。
じっくりと潜伏して相手を待ち伏せるのが本来の役割。

しかしアタッカーなどにくっついていって、最前線で機動力ある支援行動を取る攻撃型の狙撃兵もいます。これを一応アサルトスナイパーと呼んで区別しました。(アサルトスナイパーという言葉そのものは無いと思います)


写真はクラウン製のU10スナイパーライフル。ボルトアクションライフルで、塗装による迷彩を施している。

ポジションに合わせた装備

ということで、ここではそれぞれのポジションに合わせた装備を紹介していこうと思います。

一応、例として機種も挙げてみようと思います。

・アタッカー

アタッカーは機動力のある行動を重視しているので、機動性を活かせるような装備が望ましいです。
具体的にはカービンクラスのアサルトライフルサブマシンガンなどが向いている装備になると思います。

G36C
MP5
M4A1
MC51
スパス
M3ショーティ
など。

M4を短くしてサブマシンガン化したトライデントマークⅡ。発射サイクルが高く、近接戦闘を意識した仕様となっている。

・ハンドガンナー

ハンドガンナーは主にハンドガンをメイン武器とします。が、火力を確保するためにフルオート可能なマシンピストルもお勧めです。
接近戦を主体とした行動がメインになるとはいっても、瞬間的な火力が欲しいときもあるわけですので。

ベレッタM93R
MP5K
イングラムM11
グロックG18C
VZ61スコーピオン
など

・ステルスアタッカー

隠密行動がメインになるので、動きに支障の無いものでありながら極力射撃の音が小さいものが良いのではないかと思います。
装備はハンドガンナーやアタッカーと同じでいいのですが、サイレンサーを取り付けたりして自分の居所がわかりにくくする工夫があるといいですね。

MP5K+サイレンサー
固定スライドガスガン+サイレンサーなど

・ライフルマン

小銃手であるライフルマンは、主に主力となる歩兵。
基本的には遠距離戦も近距離戦もある程度こなせるようにアサルトライフルを装備しているのが一般的です。
しかし火力や射程のほうに重点を置いているのか、ある程度の機動性を重視しているのかで装備がちょっと分かれるところ。
射程重視ならば、バトルライフルと呼ばれる大型のものを装備するプレーヤーもいます。

AK47
G3SG1
M14
M16系アサルトライフル

・マシンガンナー

マシンガンナーは名前の通り機関銃手です。
完全に火力重視であり、機動性をある程度は無視したような装備が多いです。

機動性の低さを火力で補っているような感じでしょうか。
ただ、機関銃はエアソフトガンではあまり発売されていない事情があります。
このため、アサルトライフルなどにドラムマガジンを装備して即席に機関銃化させたものなどが使用されることが多いです。

M249
M60
RPK
など

・スナイパー/アサルトスナイパー

通常のスナイパーは狙撃に適したライフルを装備します。
遠距離から正確に狙うという性質上、どうしても長い銃を装備することになります。
一般的にはボルトアクションライフルなどが普通ですが、攻撃型のスナイパーは連射性能もある程度必要になるのでセミオートのスナイパーライフルを装備することも。
場合によってはアサルトライフルやバトルライフルを狙撃仕様としているプレーヤーも少なくないです。

M40A1
VSR10
G3SG1
PSG1
L96
など

作戦上の編成

ということで上記のようなポジションがあるとして、それらはどのように組み合わせられるのか?ということになります。

基本的には異なる役割の人を組み合わせるパターンが良いです。

例えばアタッカーとミドルアタッカー、マシンガンナーもしくはアサルトスナイパーの役割の人を一人ずつで3名一組にする。

アタッカーが先頭切って前進し、ミドルアタッカーがそれを直接支援。
マシンガンナーかスナイパーが後方から周囲を警戒する。

三人一組くらいが動きやすくていいですね。
人数が多いのであれば、このグループを複数作ります。

ただし、特殊な作戦ではライフルマンを主力として集中的に配備するとか、大人数のアタッカーを一気に攻め込ませるとかもあります。

フラッグ戦のように、陣地を防衛しなくてはいけないゲームではディフェンスが必要になります。

すでに自軍の攻撃隊が劣勢、もしくは壊滅しているのであれば、ディフェンサーが主役になるでしょう。

ディフェンサーはすでに守勢に回ってからがメインの役割なので、大規模な侵攻作戦となりにくい状況下での役割が多いです。
そのため、機動性よりも火力を重視される傾向が強い。

スナイパーが守勢の際に待ち伏せで活躍するのもこういうシチュエーションが多いです。

実際のサバゲーでの作戦行動

実戦を例に挙げつつどのように運用されるかを解説してみましょう。

例えば屋外フィールド、時間制限ありのフラッグ戦というシチュエーション。
戦力は7人程度でバランスよく装備の配分がされているチームだとします。

アタッカーとミドルアタッカー、スナイパーの組み合わせで正面から進出し、相手チームの主力と衝突させる。

その側面をステルスアタッカーが迂回して前進、敵陣を直接攻撃する。
このため、この部隊は極力交戦は避けて隠密行動に徹する。

自軍陣地は機関銃とライフルマンで防御。

三人一組の主力が互いに支援し合いながら進み、敵側の前線を突破して相手のフラッグに接近できれば、ステルスアタッカーの別動隊と敵陣付近で共同して総攻撃を仕掛ける。

逆に主力が途中で大打撃を受けたり壊滅したりして、それ以上の進出が困難になるなら、別動隊のみで敵陣を強襲するか退却して自軍陣地付近で敵を迎撃する。

そこである程度敵を撃退して消耗させられれば、巻き返して残存戦力で再侵攻できるし、それが不可能でも時間切れ引き分けに持ち込める

まぁあくまでも例としてはこんな感じでしょうか。

しかしこれはあくまでも装備のバランスが良い場合のこと。

実際には参加者の装備のほとんどが
アサルトライフルだったりすることもありますので、そういうときにはそれを考慮しつつ作戦を立案していきます。

また、そこまでの人数がいないとか作戦ができるほどの練度が無い、または気軽に話し合えるほど打ち解けている仲間でもないこともあります(例えば現地で初めて会った人たちとサバゲーするとかだとね)。

あくまでも参考までにということで。

サバゲーでのポジションについてまとめ

ということで今回はサバゲーにおける装備とポジションのお話でした。

まぁ趣味の世界なので、必ずこうしなければいけないというわけではないんですけどね。

そもそも楽しくやるのが一番ですので。
ただ、手持ちの武器がどんなことに適しているか、ということを知っておくのであればいいことだとは思います。

そういうのに合わせて装備を選んだりできると、より深まっていくものはあるのではないかと考えるわけです。

今回はちょっとディープな話になりましたね。

それではここらへんで☆

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