私のサバゲー戦史38「夜間1対多数戦」

こんにちはー!

さてさて。今回もぼちぼち書いていきましょう。

今回は私のサバゲー戦史「夜間1対多数戦」です。

サバゲーには色々なルールがあるわけですが、
その場で思い付いたルールも多々あるもの。

一般的には1対多数は、狐狩りと呼ばれるルールではあるのですが、
狐が狩り手を単独で殲滅することもあるわけで。
そうなると狐狩りという単独側だけが、一方的に追い立てられているような、
イメージの呼び方はやや不適切な気がします。

私の捉え方では、単独対多数のゲームというのは、
ヒーローもののイメージが強いです。
ゲームなどでも単独で潜入して、
多数を倒すというシチュエーションは多いように思いますし。

例えばこれが夜間のゲームだったらどうでしょう。
それはまるで闇に紛れて一人ずつ倒していく必殺仕事人のようではありませんか。

今回はそんなゲームのお話です。

それではまいりましょう。

ゲーム開始前

その日のゲームは7人が集まっていた。
最初のうちは通常のゲームに興じていたが、
参加していたN氏から「1対全員というのはどうか」という提案があって、
それをやってみようということになった。

この日のゲームは、参加者全員がエアコキかガスガンしか持っていなかったので、
火力によるゴリ押しはできない。
そういう中での1対全員ならば面白いかもしれない。

フィールド状況

こうしてゲームは開始された。

まず私が単独で行くことになった。
このゲームでは、単独側は志願制だったので、
私は真っ先に名乗り出た。

私は固定スライドのM712M37フェザーライトを装備して出撃した。

フィールドは南北に長い。
北側は背の高い木がたくさんあるが、
草はほとんどないので、移動はしやすいし見通しもそんなに悪くない。
低い高さの建物を模した遮蔽物が点在している。
中央は平地で何も無い。
南側は起伏が多く窪みに入ってしまえば見つかりにくい。

私は単独で南側の端から出撃、フィールドに現れる敵を順番に撃破する。

ゲーム開始

ゲーム開始。

私はそろりそろりと進み始めた。
敵は皆隠れているらしく近くには見当たらない。
西側の木に隠れて、あたりの様子を見ていると、
二人の敵が中央付近に現れた。

私を見つけられないでいるらしい。

このまま見つかると厄介なので、私は手前にいる相手を撃った。
一撃でそれを撃破したが、
当然その後方のもう一人が私に向かって発砲してきた。
私は横移動しながら応戦、二人目も撃破した。
しかしこの戦闘の音を聞き付けた敵が、こちらへ向かって来るはずだ。

ここにいては危険だ。

私は急いでそこを立ち去った。

最初の交戦はフィールドの南西で起きたので、
私は思いきってフィールド南東へ移動した。

しかし、残念なことにこの移動を敵に目撃されたらしい。

中央方向に現れた新たな敵が私を攻撃しながら叫んだ。
「いたぞー!」

しまった。まずいことになったぞ。

声を聞き付けた敵が次々と出てくる。

私が向かっていた東方向からも敵が現れた。
私はハンドガンを抜いてこれを撃った。
幸いこれが命中してこの敵は撃破できた。

これで三人。しかしまだ半分だ。
ここで私は窮地に立った。
私はフィールド中央付近東側にいたが、
残りの敵が一気に私を包囲しようと、
バラバラの方面から仕掛けて来たのである。

フルオートの銃が無いのを良いことに、私は素早く走りながら応戦。
さらに一人を撃破したが、ここで背後の敵に撃たれて敗れた。

6人の敵のうち4人を倒したものの達成は成らなかった。
それから何人かが挑んだが、一人も倒せずにやられてしまった者やあと少しまで健闘した者もいた。

最後に言い出しっぺのN氏がこれに挑んだが、彼のときは違った。

彼はガスブローバックのハンドガン(マルイ製M9)のみを装備してフィールド北側から出撃した。

開始から数分は動きが無いかのように思われたが、突然フィールド西側で激しい銃声がしたかと思ったら一気に二人を倒していた。
私は敵役として現場に急行するもすでにN氏は移動したあとでいなくなっていた。

はっとしたらすぐに次の銃声がした。
今度はフィールド北東方向だ。
ここでもまた一人が倒された。

彼はほとんど音を立てずに、見られない角度で巧妙に移動していた。
そして反撃される前に相手を撃破していた。

撃破したあとは、すぐに場所を変えてしまうので、
追う側は完全に彼を見失ってしまう。

姿さえ見えたら!
と思うものの、見つけることができずに我々は苦戦した。

私はフィールド中央の見通しの良いところに陣取った。
辺りを警戒していたら今度は南側で銃声がした。
振り返るとまた一人やられたところで、
私は彼がいるであろう方向を注視した。

いた!
彼は悠々と立ち上り、今度は東側を北へ向かって移動し始めた。

私はこれを猛烈に撃った。

しかし遮蔽物に飛び込んだ彼を攻撃できず、戦闘は膠着した。

どうにかして遮蔽物側面に回り込もうとした。
しかし回り込んだときにはもうそこは蛻の殻であった。

しまった!と振り返った瞬間、私は彼の攻撃を受けて撃破された。

彼は私が見えにくい角度からうまくそこを脱出していたのである。

こうして間もなく残りの者も撃破され、N氏は単独でのこの戦闘を制した。

終わりに

結局、このゲームを達成したのは彼だけだった。

M712
写真は私がこの戦闘で使用した、フィクスドガスガンのM712。

ということで、今回は特殊ルールの夜間単独対多数というゲームのお話。
このゲームではいかに見つからずに、
相手の隙を突いて仕掛けるかが大きな鍵となりました。

そういう技術ってすごいもの。
研究してみる価値はあるように思います。

それでは今回はここらへんで☆

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