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エアガンを塗装することでリアルに金属っぽく見せる!?エアガン迷彩塗装やおすすめの裏技もご紹介!

こんにちは☆

ところで突然ですが、エアソフトガンをお持ちの方々はそれを塗装したことってありますか?

エアガンにも色々あるわけですが、特に安価なものは表面がプラスチックの地肌むき出しだったりしますよね。

これをなんとかしてリアルに仕上げたい!とかそういうのを考えてみたりしたことはないでしょうか。

プラスチックと言っても厳密にはABS樹脂なのですが、実はちょっと塗るだけでかなりリアルになるものでもあるんです。

また、アサルトライフルなどのサバゲーで使う大きな銃を、迷彩してみたい!とかも気持ちとしてはあるものの、なかなかできなかったり。

そんなエアガンへの塗装についてをちょっと書いてみようかと思います。

ちなみに今回はできるだけお金が掛からない方法を考えてみようかと。

一般的にガンショップなどで売られている専用の塗料を使用すれば、とてもリアルに仕上がるのは間違いないのですが、これは実はまぁまぁの価格なのです。

エアガンの迷彩塗装について

迷彩塗装をしてみたい、という人は多いと思います。

銃というのは本来は黒染めされた金属で構成されています。

これは軍用のミリタリーモデルと、一般市場向けのいわゆるコマーシャルモデルでは違いがあります。

ミリタリーモデルは反射を抑えて艶消しに仕上げられているものが普通。
これは実際の戦闘で、銃が反射して光ることによって敵から発見されると困るからです。

これに対して軍用ではないものはシルバーフィニッシュのものや、艶やかな光沢のある表面処理がされたものもありますね。

よくあるエアガン迷彩のパターン

さてさて。迷彩塗装については色々あるわけですが、例えば砂漠などで目立ちにくいようにするためにタンカラー(薄い黄土色)に塗られたアサルトライフルなどを最近はよく見かけます。

近年、中東では政治的な情勢が悪化して紛争が相次いでおり、そこへ派遣される軍隊がメディアにもよく取り上げられることによります。

中東の砂漠地帯で目立ちにくくするため、迷彩服は茶系のもの、アサルトライフルサブマシンガンも、
本来は黒であるものをタンカラーに塗装して使用している兵士の姿がテレビなどでも見られます。

実際にエアガンを塗装するとなると

こうした銃本体への迷彩を行うならば、
プラモ用の缶スプレーの塗料がやりやすくて良いです。

迷彩のパターンは色々あるわけですが、例えば全体をタンカラー単色に塗るだけでも迷彩塗装ということになります。

複数の色で迷彩ペイントを施すならば、ちょっとコツがあります。

迷彩の色の分かれ目をくっきりさせたいならば、マスキングテープを使用して塗り分けます。
ぼんやりした塗り分けならば、スプレーを吹き付けたままのラインがいいでしょう。

迷彩は多くの場合は2色~3色が普通です。

黒い銃にまだらにタンカラーの塗料を吹き付けるだけでも2色迷彩ということになりますね。


写真は迷彩塗装を施したストックを装備しているクラウン製U10スナイパーライフル
カーキとレッドブラウンの2色迷彩で、マスキングして塗装されている。
マスキングの関係で色の境い目がくっきりとしている。


これも迷彩塗装と言えなくはない。
レシーバーがOD色になっている。

エアガンを塗装して金属感を出す

本物の銃というものが金属でできていることを考えると、やはりプラスチックの地肌がむき出しなのはリアルだとは言えません。

ではどのようにして金属質に見せるのか?というと、これもやはり塗装で、ということになります。

これこそ一般的なガン専用の塗料が一番ではあるのですが、プラモ用のガンメタルという色で塗ってもいいかも

しかし完全ではない

プラモ用のメタリック塗料は粒子が粗いので、
金属感というよりはもっとギラッとした仕上がりになります。

塗料で塗装してから、表面に艶消しのクリアーを吹き付けることでいくらか艶が落ち着きますから、
そうするとわりとリアルに見えなくもないです。

エアガンの刻印に色を入れる

アクセントとしての塗装のひとつなのですが、
エアガンの表面にある刻印に色を入れることでメリハリを出す手法があります。

一般的にはエナメル塗料を使う方が多いかもしれませんが、実はクレヨンでお手軽にできるんです。

色を入れたい刻印の部分に入れたいカラーのクレヨンを擦り付けていきます。
はみ出しても問題はないです。

はみ出した部分は拭き取ってしまえば大丈夫。

今回はマルゼン製ワルサーPPKのスライド部分、ワルサー社のロゴにグレーを入れてみました。

コツはあまりやりすぎないこと。
あまりやりすぎるとくどくなるし、おもちゃっぽくなってしまいます。

エアガンに金属感を表現するもうひとつの方法

金属色で塗装する以外にもうひとつやり方があります。

重量感を出すためには艶消しのブラックで塗ること。

金属色でなくても金属感は出ますので、これもおすすめ。
艶消しのブラックはホームセンターなどに缶スプレーの塗料がありますし、プラモ用の塗料を使用してもいいです。

写真はP90の電動ガンであるが、
近年の実銃アサルトライフルなどは、金属部分が少なく、
外側から見えている部分は、プラスチックが多用されている。

エアガンのシルバーフィニッシュされたものについて

既製品のエアガンで最初からシルバーフィニィシュされているものがありますが、
これは塗装ではなく、薄いメッキを表面に施してあるものです。

塗装とは異なるので、表面はかなり頑丈ですが、
一度傷がついたりして、メッキがはがれてしまうと、
修復が難しいという欠点があります。

自分で銀色を塗装することも可能ですが、
やはりメッキに比べると表面の塗膜の強度が低いので、
比較的簡単に塗装が剥がれてしまうことが多いです。

また、ブラックの塗装に比べると、
シルバー塗装は塗料が剥がれたところが目立ちやすいので、
個人的にはあまりシルバー塗装おすすめしません

エアガン塗装のちょっとした裏技

過去に私が実際にやった方法なのですが、鉛筆の芯を粉にして塗りつけることをしたことがあります。

鉛筆の芯はスプレーの塗料よりも遥かに粒子が細かいので、塗ったところは本当に金属に見えます。

ただし、問題はそれをそのままでは使えないということ。
塗料と違って鉛筆の芯で塗ると、簡単に取れてしまうのです。

持った手も真っ黒になります(笑)

これを定着させるためにクリアー塗料を上から吹き付けると取れなくなります。

しかしこれを行うと、やや色が落ち着いてしまうので金属感は弱くなるかもですね。


写真は鉛筆を用いて塗装したクラウン製ベビーブローニング。クリアーを吹き付けているので色は定着している。

エアガンを塗装するときの注意

スプレーで塗装するにしても鉛筆の芯を使うにしても、やはり気を付けたいことはあります。

まず、塗装をする環境は言うまでもなく、換気に注意すること。
それから塗料が飛び散らないようにするための措置が必要です。

プラモを塗装するための塗装ブースがあれば最適ですが、ないならば段ボール箱とかでそれに近い環境を作ると良いです。

エアガンの機能に障害が出ないように

基本的には分解して塗装することになると思います。

「ここは塗装したくないぞ」
というところはあらかじめ外しておくのが望ましいわけです。
しかしマスキングして塗料がかからないようにするのも方法のひとつ。

どちらを選択するかはそれぞれの機種によるので、その都度考えておかねばなりません。

それから本当に気を付けなければいけないのは、塗料の塗膜によって部品の厚さが変わってしまい、作動に支障をきたすこと。

可動部分に塗料がかかることによって部品の動きが悪化することがあります。

具体的な例をあげますが、クラウンのレミントンダブルデリンジャーを塗装した際に、ハンマー部分に塗料がついて厚くなってしまいました。

コッキングはできますが、ハンマーの戻りが悪くなってしまったのです。

シリコンオイルスプレーを使って動きを良くすることに成功したので、このときはなんとかなりました。


写真はこの塗装作業によって動きが悪くなったダブルデリンジャーシリコンオイルで解決!

しかしもっと深刻な事態を招くこともあるので、可動部分についてはくれぐれも慎重に。

エアガン塗装の欠点

当然と言えば当然なのですが、上から塗ってあるわけですから基本的には剥がれてきます。

使い込むほどに塗装は傷んでいくので、ここだけは覚悟が必要ですね。

迷彩ペイントならば、剥がれ落ちていく姿が逆にリアルだったりもするんですが、ブラックの塗装をすると剥がれたところがプラスチック地肌が見えるのでちょっとカッコ悪いかも?

でもこれは塗装をするという意味ではどれを使ってもいつかは、なのです。

剥がれてきたら再塗装するくらいの気持ちでやらないとですね。

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エアガン塗装についてのまとめ

ということで、今回はエアガンを塗装してリアルにする!ということをテーマにお話してみました。

それこそ色々な方法や素材があるわけですが、一概にどれがいいか、というと案外好みによるところが大きいのかもしれませんね。

どの方法にしてもやっぱり塗ったものは剥がれてしまうので、そこはどうしても残念ではあります。

そのあたりを考慮した上でのことならば、リアルさを求めて塗装するのもいいのではないか、と個人的には思います。

ちなみに私は自分の手持ちのエアガンをほとんど塗装しています(笑)

それでは今回はここらへんで☆

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