こんにちは☆
今回もぼちぼちいきましょう。
毎回同じような始まり方で申し訳ない(笑)
今回はブルパップタイプのアサルトライフルについて。
特異な外観をしているものが多く見られるブルパップタイプ。これはどうしてこうなったのか?
そして一体どのような利点があるのか?
実はかなり色々な理由があるわけです。
かなり近代的なデザインのものが多くありますし、その姿は近未来的なイメージを与えるものも。
見ていくとなかなかに魅力的ですよー!
そもそもブルパップタイプとは
ブルパップタイプというのは簡単に言うとトリガーよりも後方にマガジンが搭載されるタイプの形式の銃のこと。
代表的なもので言いますとフランスのファマス、オーストリアのステアーAUG、ちょっと変わっていますがFNのP90などもそうです。
これらはアサルトライフルで軍隊が使用しているものもあります。そういう意味でも実はかなり優れた設計のものであると言えます。
ブルパップタイプの利点
実銃でもエアガンでも同じことなのですが、マガジンの搭載される位置に銃身(インナーバレル)の付け根があります。つまり本来はストックになる位置に機関部が内蔵されているわけです。
こうすることによって銃身を長くしながらも銃そのものの全長は短くまとめられるという利点があります。基本的には銃身の長さは命中精度に影響しますし、実銃ではマズルフラッシュといって銃口から出る火花にも影響があります。短い銃身ほどマズルフラッシュは大きくなりますから射手からすれば目が眩むだとかで射撃の障害になります。相手側からすれば射手の位置を特定しやすい材料にもなる。電動ガンも銃身を短くすると銃声が大きくうるさくなる(これはカスタムガンで顕著)。
そのため、アサルトライフルのようにライフル弾を使用する銃としては銃身の長さはかなり重要です。しかし銃身を長くすると全体の大きさは大型化してしまう。
人間が使いこなすにはやはり一定以上は長くしないほうが使いやすい。
これを解決したのがブルパップタイプということです。ストック付近が重いために銃身バランスが偏っているように思われますが、銃の後方が重いので個人的にはバランスの悪さはあまり感じません。
もちろん欠点もある
欠点としてはマガジンの位置がかなり銃の後方にあるために交換がしにくく感じられることでしょうか。
普通のAKやM4のようなものに慣れているとかなりやりにくさを感じると思います。
一般論ではブルパップはマガジン交換に時間がかかるという意見もたまに聞かれますが、これも私個人は慣れの問題だと思います。
最初からそれを使っていてよく訓練されていれば、こんなものはなんなくクリアできるのではないかと思うのは私だけか。
まぁどのみち人は些細なことにまで文句をつける生き物なのでね。わからなくはないんですけども。
使いにくいとか遅いのは訓練不足だ!と言いたい。まぁでもあくまでも一般的には使いにくいとされていますということで。
ちなみにそれらマガジン交換のやりにくさを解決したのがP90です。これはデザインとしてはちょっと変わっていて、マガジンが銃の上に横倒しに搭載されます。このおかげでマガジンチェンジは非常にやりやすいです。人間工学に優れた設計であるということです。
その他
なんとなくの感想なのですが、市販されている機種の中では比較的大型のモデルが多いような気がします。ファマスにしてもステアーにしてもブルパップにしてはかなり大きい。まぁおかげで長い銃身を持ってますから発射性能は良好であるとも言えるのですが。
そういえばちょっと関係がない話になりますけど、マルイの電動ファマスやステアーって、発売当初はカービンタイプがあったような?最初からアウターバレルが短くなってるやつ。
あれらはあんまり売れなかったから廃盤になったのかもですね。
とは言いながらハイサイクルの波に乗って銃身が短いモデルも出てきているのでそういう意味では復活したりして。
いずれにしても本来フルサイズのアサルトライフルの銃身だけが短いモデルっていうのは違和感があるというか、やや不格好に思えます。これも個人的な感想ではあるんですけどね。
そういえばここ最近のことだけで言うとあんまりブルパップタイプのアサルトライフルを見かけなくなったなぁと思います。
残念なことなのですが、どうしてもユーザーは新機種を使いたがる傾向があるようで、近年新型として登場したブルパップタイプのアサルトライフルがあまり無いせいなのでしょうか。
メーカーの宣伝もあまりされていないし、フィールドで会うサバイバルゲーマーたちもほとんど使っている人を見かけません。惜しいですね。
まぁそれでもフィールドでブルパップタイプを使うプレーヤーに出会うと思います。
「こだわりがあって使っているのか、屈指のベテランかもしれない」と。
さてさて。今回はなにやらちょっと不満が炸裂気味だったなぁ。
失礼。
とにかくブルパップもなかなかいいということを言いたいわけです(笑)
写真はライフルスコープを搭載したマルイのファマス。代表的なブルパップタイプのアサルトライフルだ。全長はM4などと同等だがインナーバレルは遥かにそれらより長い。
それでは今回はここらへんで☆