ミリヲタ-サバゲー、サバイバルゲーム情報

私のサバゲー戦史21「報復作戦」【後編】

2017.10.23

カテゴリ:サバゲー

こんにちは☆

前回の報復作戦の話の続きを行こうかと思います。

それにしても前回はちょっと長過ぎた(笑)

あまりに長いとちょっとどうかなと思いますね。
うまくやろう。

というわけで今回は私のサバゲー戦史「報復作戦(後編)」です。
まいりましょう!

前回の非常に不愉快なゲーム会。

私はリベンジを決めた。

本来ならばどうするべきだろう。

今これを書いている時点であの時よりは自分も大人になったとは思うが。
あの状況下で、あのような振る舞いをするような連中に取り入るべきなのだろうか?
主催者は非力で、そういう振る舞いをする者を取り締まることができず、参加者も何もできない。
自分が主催者だったら?と思うとどうだろう。
いや、しかしすでにあのゲーム会は既存のものであって出来上がった形なのだ。
横からそれをどうこうしろと言ってもどうにもならない。
情けないじゃないか。
一部のために多くが嫌な気分になり、楽しめなくなって離れていくなんて。

少なくとも若い頃の私もそうして悩んだ。
なにもしないという選択肢が無かったわけではない。
だけどそれではあの不愉快な自分は救われないではないか。


そうして私はT君と共にあのイベントに再び行くことにした。

このゲーム会は月に1回行われるものなので、次に開催されるのは1か月後だ。
それまでにできるだけの準備を整えておくことにした。

私は前回使用した機関銃のカスタムに乗り出した。
発射性能はそのままにサイクルの向上を目指すことにした。
モーターやギヤは特別な交換を行わず配線や接点金具、それからバッテリーなどを変更することによって発射速度を引き上げることにした。
改修前は発射速度は毎分840発(秒間14発)程度だったのだが、改修後は毎分1020発(秒間17)までに引き上げられた。
このくらいの性能向上ならばギヤなどを特別なものにしなくても十分に対応できる。

なにせ外装を自作して製作した機関銃なので細部が色々と甘い部分もあった。主にサイト類を見直し、厳密な調整を行った。

こうして再出撃の用意は整えられていった。

当日がやってきた。
またあの会場に私は行ったわけだが予想通りの展開となった。

あの一派は「また来やがった!」という態度を露骨に出してこちらをじろじろ見てはなにかひそひそと話していた。

端から見れば私もT君と顔を見合わせてニヤニヤしていたので彼らと同じようなものかもしれないが。

相変わらず「2列に並んでください」の方式でチームが分けられたのだが当然というかなんというか、彼らの一派と我々は完全に分かれた。
彼らの一派の一員が誤って私たちと同じ列に並んだとき、その仲間が「こっち来い」と言って修正させたほどだ。
何がなんでも潰しに掛かるつもりか。

構うものか。

前回のゲームの際に彼らの戦術や行動経路はある程度把握してある。
それを参考にしつつ実際の戦闘をこなして行こう。

そして戦闘は開始された。

私は大きく開けた平地近辺にT君と潜伏した。
敵も味方も20名ほどが入り乱れての戦いだったが、幸い我々が陣取った位置には味方は数名しかいなかった。

広大な平地に沿って深い茂みがあり、大きな木もいくらか生えている。

平原を挟んで向こう側から敵はジリジリと前進してくるのが見えた。

私とT君は彼らに対して迎撃行動を取らなかった。
潜伏したまま待っていたのである。

我々の味方でさえ、私やT君がそこに潜んでいたことを知らないだろう。

少数の味方が敵に圧されて退却を始めた。

敵はこちらの勢力がこの付近から撤退し始めたのを察知して進撃速度を速めてきた。

5名ほどいた味方は全滅しないまでも半分くらいの損失を出して後退した。

これを見逃さなかった敵は一気にこちらに突撃してきたのだ。
遠目にもわかるあの姿。
グリーンベレーだ!
その隣には取り巻きの何人かがいる。
彼らはまっすぐに私のいる位置へ突っ込んでくる。
顔には笑みを浮かべて仲間と何か語らいながら走ってきた。

私は彼の上半身に狙いを定めた。

T君も私が撃つのを待っていた。同時に一気に射撃を開始するのだ。待ち伏せでは最初の一撃で相手の戦力を無力化できるのが望ましい。

突撃してくる彼らは前方が完全にお留守だ。
距離、20メートルを切った。
思わず私の顔が緩んだことを覚えている。

一瞬、グリーンベレーの彼と目が合った。彼は「あっ」という顔をしたのが見えた。
私はそれをきっかけに撃った。

改良されて軽快な発射速度を手に入れた機関銃が唸りを上げて敵を撃った。

彼らもそこに誰かが隠れているとは思わなかったようだ。
突然の強烈なカウンターを受けたせいか、突撃してきた敵の何人かはその場にひっくり返った。
グリーンベレーの彼を撃ってすぐさま隣の敵も撃った。
T君も私の左後方から撃ちまくった。
6名ほどの敵が一瞬で全滅した。

彼らは皆、上半身に十数発の直撃を受けていた。それもかなりの近距離でだ。

彼らを撃破したあとに茂みから出た。
まさか自分たちをこっぴどく撃破したのがあの憎たらしい相手だとは彼らも思ってなかったようで唖然としていた。

私はわざとらしく
わたし
近かったですね。大丈夫ですか?お怪我などはありませんか?



と声をかけてそこを立ち去った。
皆ぽかーんとして何が起きたのかわかっていない様子だった。

わたし
次行くぞ!


私とT君は駆け出した。
目標はオヤビンだ。
当初我々はグリーンベレーとオヤビンは一緒に行動しているだろうと予測していのだが、ここにはいなかった。

広場を離れた我々は次のポイントに向かった。平原から少し北部に行くと道沿いに小さな陣地がある。
トタンを1枚、木の間に立て掛けただけの場所ではあるのだが道から現れる敵に対しては高い防御を発揮する。
オヤビンはここをお気に入りの場所にしていて、多くの場合はここに陣取っているようだった。

T君は私より先行してその陣地正面に浸入。
案の定陣地にはオヤビンと取り巻き一人がいてT君を攻撃してきた。

T君
います!2名確認!


敵弾を回避しつつT君が私に言った。

私は大きく迂回して普通は人が通らないような茂みの中を進んだ。
あの陣地の側面を叩くためである。

T君は陣地正面から派手に仕掛けた。
敵はトタンの壁を利用してこれをかわし、隙間を突いて反撃している。
いいぞ。膠着状態だ!

敵の注意は前方のT君に引き付けられている。

私は彼らの側面(彼らから見て左手方向)およそ20メートルに接近した。

彼らが射撃するときにだけ前進し、隠れているときはじっと動かなかった。
射撃しているときは目標に意識を向けるので他がお留守になりやすい。


T君が弾切れでいったん引っ込んだ。
陣地の敵はここぞとばかりに立ち上がったが、その瞬間に私は撃った。
彼らは立ち上がったとは言え、完全に露出してるのはやはり上半身だ。

私の放った銃弾は彼ら二人を完全に捉え、そして殲滅した。
グリーンベレーのときと同じように彼らも多くの銃弾を浴びたようだ。

私は彼らを撃破したあと立ち上がり、グリーンベレーの彼に言ったことと同じセリフを繰り返した。

オヤビンは「ちっ。お前かよ」という顔はしたが反論される前に我々はそこから立ち去った。

T君と私は大爆笑しながら車へ向かった。
車は他の参加者が停めている場所とは別の所にあるのだ。
予め彼らの視線をかわしやすいようにするための措置だった。

私はそっと参加者たちの目を盗んで主催者に帰る旨を伝えてそこを後にした。

込み上げてくる笑いを抑えることができず、帰りの車内ではずっとT君と爆笑した。

こうして私の復讐劇は終わった。

それからは1度もそこへ行っていない。
それから数年後、ネットが普及し始めるとそのゲーム会のマナーが悪いことが取り沙汰されるようになった。

相変わらず彼らはあそこで活動しているのだろうか。

若かった頃はそんなこともあった。
今ではもう思い出だが。

そんなことがあったら今の自分はどうするだろう。
答えはまだ自分の中では出ていない。
それでもあの時の自分はそれが手段だと決めてそうした。
「憎らしい相手もゲームで決着すればいい」

だけどそれも行き過ぎれば卑劣なゾンビに繋がったりもするのかもしれない。
本当ならばあんな振る舞いの彼らとも仲良くできればいいのに、と思う。

サバゲー風景 写真はこの時のゲームのものではないが、同型のMP5ベースの自作機関銃を装備して出撃している。

というわけで今回は長編となりました。

色々思うところがあって掲載を迷ったのですが、今回は敢えて書くことにしました。

それでは今回はこのへんで☆

サバイバルゲーム記事

その他のサバイバルゲーム記事はこちら