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私のサバゲー戦史20「報復作戦」【前編】

2017.10.21

カテゴリ:サバゲー

こんにちは☆

さてさて。色々な私の過去のサバゲーの記憶を辿りながら書いている私のサバゲー戦史ですが、実はというかやっぱり陰の部分もあるもので。

嫌な思い出もいくらかはあるものです。
たまにはそういうマイナスな話も書いてみようかなと思ったりします。

今回は私のサバゲー戦史「報復作戦」です。


もう話しても良かろう。
その事件からおよそ20年経った。
あのときは私もまだ若く、血気盛んな時期だったが。

1998年頃、私は各地を渡り歩く流れゲーマーだった。
当時はまだインターネットは全くといって良いほど普及しておらず、サバゲーイベントの紹介やお誘いはもっぱらガンショップなどに掲示されているチラシなどがメインだった。

ある秋の日、私はいつものガンショップでサバゲーイベントの貼り紙を見た。

そのガンショップが主催するものでお店にくるお客に参加を呼び掛けるものだった。

それまで私はショップが主催するゲームというものには参加したことがなかった。
どちらかと言えば好きで集まっている人たちのところに混ぜてもらったり、自分の周囲の友人たちと遊び感覚でやることが多かった。
ショップ主催となると参加者は数十人はあるだろう。大規模なゲームを体験してみたいという気持ちもあった。

その店の店員から場所や時間帯を聞き、行ってみようと決めた。

Tくんという地元のサバゲー仲間も一緒に行くと言うので彼も連れて行くことにした。

私はすでにその当時には機関銃などの自作を始めていた。
そのゲーム会へも既製品ではない外観の銃を持っていくことにした。


当日私は打ち合わせた時間にT君と集合して現地に向かった。
ショップ主催ということもあってこの日に初参加という参加者もいくらかいたが、実際には大多数を常連が占めている感じだった。参加者は50人ほどだったろうか。

現地では私はずいぶん目立った。
初対面の相手ばかりだったのだがやはりオリジナルの銃を持っているということが大きかったのだろう。

何人かが私のところへ来ては
「自分で作ったの!?すげぇ!」
「写真撮ってもいいですか?」
と声をかけられた。

ただなんとなく気になる視線のようなものがあった。

そのゲーム会では常連の一部が派閥のようなものを構成していて、なんとなくでかい顔をしているような感じたった。
スキンヘッドの40代くらいの男性がどうやらボスのようで、その周囲には取り巻きが何人かいてご機嫌を取っている。
グリーンのベレー帽を被った者、腰ほどに髪を伸ばしている者。。
ボスの取り巻きには特徴のある姿をしている者が多かったので覚えやすかった。
私は勝手にボスのように振る舞っている人物を「オヤビン」と呼ぶことにした。
この人物は言葉も悪く振る舞いも粗っぽい感じたった。その人物をはじめとしてその取り巻きたちが私の方をちらちらと見ているのを感じた。
おそらく目立っていたからだろう。
(グリーンのベレーの人物はグリーンベレー、髪の長い人物は長髪と勝手に名付けて呼んだ)
私は彼らに挨拶くらいはしたが特別取り入ろうなどということはしなかった。

現地では参加者が開始前に集められた。

「2列に並んでください」
と主催者が言うので言われるままに皆が適当に並んだのだが、それがそのままチーム編成となった。
(右の列に並んだ者と左の列に並んだ者で分けられた)

この方法はくじ引きなどではないので簡単にすんなりとチーム分けができる。
が、言い換えれば嫌なやつと同じチームにならないでいることも一緒のチームになりたい人と同じチームになることもできるという側面があった。

これを知らなかったわけだが幸いT君と同じチームになった。

私はオリジナルの機関銃を装備して出撃した。マルイ製電動ガンのMP5ベースのもので、パワーアップされていて射程が長い。広い場所も茂みもあり、地形は多彩だ。

T君はマルイ製電動ガンのM16VNを装備。
服装は二人とも同じようなものでベトナムファティーグのようなオリーブドラブのBDUを着ていた。

二人ともハンドガンのようなものは装備せず、メインの銃だけを使ってゲームすることにした。

ここのサバゲーはフラッグ戦ではなくて殲滅戦のみのようだ。


ゲームは順調だった。正直に言うと大人数でのゲームは初めてではあったのだが、逆に人工過密というか。
どこを見ても敵が見えるというか。
私もT君もこの時点でそれなりの経験値を積んだベテランだったので初めての場所であっても活躍できた。

たくみに地形を読みとり、それを利用して戦闘していくというプロセスはどこでも同じだ。
取り分け我々は遠距離での戦闘に強い(つまり遠距離での射撃技術が高い)ので、広い場所を狙って布陣し多くの敵を撃破した。

セイフティゾーンでの休憩時間はやはりそれの話題(オリジナルの機関銃を装備していて、それでいてそれなりに強いので)で盛り上がっていたのだがなんとなく例の気になる視線があった。

ふっとオヤビンたちのほうを見るとものすごい形相(というと言い過ぎだがとにかく不愉快そうな顔)でこちらを睨むように見ていたのである。

多分彼らとしては新参者が目立つことが気に入らなかったのだろう。
中にはこちらを指差してなにやらこそこそと話している者もいた。

私は嫌な予感がした。
こういうときはつまらんことが起きるものだ。

そしてその次のゲームでは私の予感が的中することになった。

お昼休憩を挟んで午後の最初のゲームだった。

私はゲーム開始と同時にそれまでの回と同じように走り出した。
私の他にも何人かが同じ方向へ向かって走った。
地形的に素早く占拠したほうがいいポイントがあるからだ。

走っていく私を後ろから抜かして更に前へ行く味方がいた。
「長髪」だ。
このときT君は走らずに私のずっと後方にいた。

長髪は私の前15メートルあたりを走っていた。
が、突然ぴたりと止まって振り返った。
私を見てニヤリと笑うといきなり私を撃ったのだ。
彼が装備していたのはイングラムM11。マルゼンのガスブローバックのものだ。
それが軽快な銃声を響かせながら味方である私に向けて発射されたのだ。
何故だァ!?
私は唖然とした。
長髪は私を撃った後、また不敵に笑いながら駆けて行った。

私はその場に立ち尽くした。
これは事故などではない。
意図的に嫌がらせとして戦闘に突入する直前の私を撃ったのだ。

味方に撃たれたというのはルールとしてはどうなのだろうか。
私は個人的にヒットしたということにして退場することを選んだ。

退場する途中、オヤビンやグリーンベレー、その他の取り巻きが地面に伏せている場所の近くを通りかかった。

するとどうだ。
彼らは口々に
「こっちに来るなバカヤロー!」
「邪魔だ!あっちに行け!」
「目立って調子に乗ってんじゃねぇぞ!」
と暴言を私に浴びせて来たのだ。
信じられないようなことであるが、実際にそんなことがあったのだ。
私は腹が立ったが無視してそこを通り過ぎた。

サバゲ風景
退場してセイフティゾーンに行くと、すでに何人かがそこにいた。
出ずに待っていた者もいくらか居たようだ。

その中の一人が私に話しかけてきた。

その中の一人
あれ?もうやられたの?


わたし
いや、味方に撃たれたんですよ・・・


私はそれだけ答えただけだが、彼は少し思うところのあるような表情を見せた。
そこで私は意を決して話してみた。
明らかに意図的に長髪の人物に撃たれたこと、なんとなく嫌な感じで彼らがこちらを見ていたこと、退場する途中で連中に暴言を吐かれたことなどを。

彼は一通りの私の話を聞いて言った。

その中の一人
やっぱり。ここはね、あの人たちがいるせいで参加者が一定以上増えないんだ。あの人たちは自分たちが気に入らないと嫌がらせをしたりするからね


なんということだ!そんなことがあってもいいものか。

私は憤慨した。しかしここでそれを爆発させてどうなる?
主催者も彼らを取り締まることができずに野放しにしているのだ。
彼らはいわゆる「お山の大将」である。自分たちこそが主役でそれを邪魔する者が現れたら嫌がらせや暴言で排除してきたということだ。


私は怒りがこみ上げてきた。
これが趣味の集まりでなかったならば、とっくに喧嘩になっているだろう。

そこへT君が撃たれて戻ってきた。
「いやー、やられましたよ」
しかし言いながら彼も私の表情を見て何かを悟った。

「なにかあったんですか?」

私は簡単に起きたことを話した。
T君も非常に腹を立てた。
そんな頃にゲームは終了し、皆が続々とセイフティゾーンに戻って来はじめた。

あの連中も戻ってきた。
こちらを見てニヤニヤしている。やはり計画的なことだったのだろうか?

私は不愉快になったが、それ以上その場にいる気分ではなくなってしまった。
わたし
帰ろう・・・


私とT君は彼らに付き合うことをやめて引き上げることにした。
主催者には帰る旨を伝えてフィールドを出た。
まだ昼過ぎだった。
主催者も「え?もう帰るの?」という反応だった。

このままでは終えられないだろう。

私の中で色々なことが駆け巡った。

相手はこのゲーム会での古参で大きな派閥だ。
主催に訴えたところでどうにもなるまい。

帰りの車の中で私とT君はどうするべきかを色々と話し合った。

そして出された結論が「完膚なきまでにゲームで倒す」であった。

そうして私は来月に行われる次のゲーム会までにその準備を進めていくことにした。


おっと。長くなりましたね。
今回はここらへんにしとこうかな。

続きはまたの機会にいたしましょう☆

それでは今回はここらへんで!

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