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私のサバゲー戦史121「高台の激戦」記録・日記

こんにちは☆

今日は久しぶりにものすごい激戦だったサバゲーの記録を書いてみようと思います。

今回は私のサバゲー戦史「高台の激戦」です。

それではまいりましょう!

参加者の状況

この日のゲームは我々が開催するものとしては大規模で、参加者は18名を数えた。

参加者の装備は非常に多彩で、大半を電動ガンのアサルトライフルサブマシンガンが占めていたが、中にはショットガンボルトアクションのスナイパーライフル装備、ガスブローバックマシンピストルを使用する者もいた。

それぞれが自身が信じる最強の装備を持ち込み、フィールドでは激戦が繰り広げられていた。

私は機関銃化したAK47をメインに予備としてモーゼルM712を携行した。また、合図用として小口径のグレネードランチャーも持っていた。

フィールド環境

フィールドはほぼ正方形ではあるものの、やや東西に長い。
全体に起伏があるが、南北と西部はやや高台になっている。
すり鉢状の地形と言えばいいのだろうか。

東部のみが低い状態で、そのまま中央まで平地である。

南北と西部は、それぞれ高台に沿って道がある。南部と西部は高台の上に多くの木があるが草がそれほどないので見通しは悪くはない。

北部は逆に木がほとんど無いが、草が深いために見通しは悪い。
東部は起伏の大きな地形である。

ここで我々は東西に分かれて殲滅戦を行う。
戦力は半分にするのでそれぞれ9名という編成だ。

便宜上、東部からスタートするチームを東軍、西からスタートするチームを西軍と呼んだ。

我々の作戦

我々は東部から出撃し、西部から進出してくる敵部隊を捕捉して殲滅する。

我々が展開している東部は低地であり、敵方は高台からの出撃である。
このため、敵方のほうが地形的には優位だと思えなくはない。

我々はできるだけ早期に大きく前進し、敵を高台に押し込める。
可能な限り狭い範囲に追い込み、それが完了したら部隊を分けて複数方面から挟撃する。

西部の高台付近は一部が土嚢などで固められて要塞化している。そうでなくても、高台の上は木が多くて身を隠せるので優位だ。

敵方はここを主軸にして迎撃戦を展開する可能性が高い。

むしろ敵方がその一帯から出てこられない状態になれば、周囲からの包囲で殲滅できるのではないかと考えた。

勝負所はやはり初動でどれだけ損失を出さずに敵方を抑えこめるかだろう。

最初はできるだけ中央と南部を主体にして大きく攻める。
少数を北部から向かわせるが、北部からの奇襲部隊は敵陣付近に到達しても敵方がある程度劣勢になるまでは攻撃を仕掛けずに戦力を温存する。

攻撃の合図はモスカートのグレネードランチャーの銃声とした。

戦闘開始

合図があってゲームが始まった。

私は中央から突入する班を指揮して6名を率いて中央を突撃した。
残る2名がコマンド部隊となって北部を迂回、北西部付近で待機する。

開始と同時に我々は一気に走って前進した。

敵方は特にこのゲームに対して作戦を立てなかったようだ。

南西方面の高台に固まっているところを発見したが、彼らは我々が突撃してきたのを見てあわてて散らばっていった。

一部からは反撃を受けたがこちらも全力で発砲しているので、ものすごい弾幕が敵陣付近を覆うこととなった。

強襲成功!

我々の正面からの突撃は成功し、敵方は高台から下へ降りてこなかった。

ここで私は2名を南部へ派遣した。

2名は斜面を駆け上がると、そこから西へ向かって攻撃しつつ前進を開始した。

我々もこれに続いて敵方を西へ西へと追い込んでいく作戦に出た。

この最初の交戦で西軍は2名を損失。こちらは損害無しだった。

このまま押し切れるか?と思ったが、やはり簡単には行かなかった。
敵の一部が態勢を立て直し、陣地を盾にして反撃を行い始めたのである。


写真はこのゲームで参加者の多くが使用したマルイ製のAK47。

敵の反撃

西軍の反撃は次第に秩序が整ってきた。中央平原に展開する我々は大きく前進できなくなった。

敵陣がある位置まで、しばらく遮蔽物が無いのだ。

一定の距離を保ったまま、戦闘は膠着状態に陥り始めた。

そこで我々は事態を打開するために南部の部隊へ増援を送った。
南部に向かった友軍は善戦していたが、やはり火力不足で一定の位置から進めないでいた。

そうこうしているうちに中央平原にいた友軍が2名撃破された。

このままでは危ない。
今、広場には私しかいない状態になった。

私はできるだけ敵の目を引くために中央から派手に撃ちまくった。

南部の味方が敵の側面に回り込もうとした。
そのため戦線は南部へと広がりつつあった。
おかげで私のいる中央は比較的手薄になりつつあった。
私は意を決して中央広場を大きく前進した。

幸い味方の攻撃が激しかったので、敵は私に気づいていながらもまともに反撃して来なかった。

私はここで合図のグレネードを発砲した。

ハンドガンタイプのグレネードランチャー。使い勝手が良い。射程が短いので、私は信号拳銃のように使用した。

高台上の決戦

パン!!という甲高い音がフィールドに響き渡った。

それを合図に北西部に潜伏していた友軍部隊が一斉に飛び出した。

敵はこの方面をほとんど警戒していなかったため、まさに背後からの奇襲となった。

「うおおおおおお!!!」

北西部の友軍部隊が叫びながら一直線に陣地付近の敵に向かって突撃した。

激しく発砲しながらの突撃だったために敵方は相当驚いたようだ。

この突撃で敵方は大混乱に陥った。


コマンド部隊は攻撃の音も静かに!という意図があってか銃にサイレンサーを装備してる場合もあった。

私は遮蔽物から立ち上がると、大声で叫んだ。

「全軍総攻撃!!!」

この号令にも相手方は驚いたようだ。

私はそのまま北西方面へ移動し、北部から突入した部隊を支援するために全力で敵陣付近を銃撃した。

南部の味方が攻勢を仕掛けると、敵の一部が活路を求めて中央広場へ降りてきた。

そこから南部を攻撃して、いくらかの損害が味方に出た。

しかしその直後に私と北部の友軍が共同してこれを制圧した。

この時点で敵方は残り3名ほど。
こちらも南部での戦闘で損失を出していたので5名まで減っていた。


これはイングラムM11。このゲームで味方コマンドが使用したものと同型。

最終局面

最後の最後に事態は流動的になった。

立てこもっていた敵方が積極的に反撃に出、こちらの戦力の少ない北西方面を攻撃して退却しようとした。

北部から突入した味方のうちの1名が倒され、敵に撤退のチャンスが生まれそうだった。

しかし南部の残存部隊が果敢に追撃を実施したおかげで敵は退却できずに高台北西方面で全滅した。

結局、こちら側は勝利したわけだが最後に生存していたのは私を含めた3名のみだった。

このゲームについて

この戦闘では、明らかにこちら側のほうが積極的で果敢に攻めた。

しかし地形的に相手方のほうが優位だったのは事実だった。

前半では規則だった反撃が行えなかった西軍も、中盤では態勢を立て直して能動的な反撃を行った。

考え方によっては、あれほど勇敢に攻めたからこそに勝てたのかもしれない。
手を抜けば、または敵方が最初からしっかりした作戦を行っていたら我々は敗北していた可能性が高いのだ。

終わりに

というわけで今回は最後の最後に大掛かりな攻撃を行って激戦になったという話。

双方が大人数で、大きな衝突をするというシチュエーションってあまり無いのではないかなと個人的には思うわけです。

なにせ基本的には隠れて隙を突いて攻撃、という遊びですからね。

正面から突撃するのもなかなか面白いものですが、基本的にはやらないことが多い。

そんなわけで今回はここらへんで☆
 
 
 
 
 

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