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私のサバゲー戦史115「全滅」記録・日記

こんにちは☆

ずいぶん涼しくなってきましたね!こうなりゃこっちのもんだげへへへへ

というのは置いておいて、どうも私個人は暑い中で大変な汗をかきながらサバゲーするのが苦手なのです(笑)

さてさて。今回は私のサバゲー戦史「全滅」です。

それではまいりましょう!

参加者の状況

この日のゲームには11人が集まっていた。秋の月が明るい夜でナイトゲームである。

参加者のほとんどは電動ガンで、フルオートトレーサーを使用していた。

多くはAK47やMC51、M4系のアサルトライフルを使用していた。この日は珍しく、マシンピストルサブマシンガンを使用する者がいなかった。
たまたまこうなっただけなのだが。

一部にボルトアクションライフルのフルオートトレーサー装備が含まれていた。
彼らは練度の高いスナイパーであり、参加者の3割ほどがベテランと呼べる経験値を持っていた。

私はアウターバレルをロングタイプに交換したAK47を使用。ドラムマガジンを搭載して火力を向上させたものを使った。

フィールド環境

フィールドは南北に長い平地であるが、南北ではかなり地形が異なる。
北部は大きな木が点在していて、その付近には人工的な遮蔽物が多い。

しかし南部には遮蔽物がほとんどない。

その代わりに地面に大きな起伏があるので、見通しは悪くないものの隠れる場所は多い。

東部は遮蔽物が多いものの、西部はあまり隠れられる場所が無い。

しかし西側は隣接する建物の関係で濃い影ができるため、見つからずに移動することは可能である。

ゲームは深夜1時頃に開始されたのだが、この時点で月明かりは西から降り注いでいた。

我々の作戦

今回は5対6に分かれての殲滅戦である。
我々は北部から出撃して南部から現れる敵を捕捉して殲滅する。
こちら側は5名なので、若干相手方のほうが戦力が多い

どのように展開するかは悩むところだったが、基本的には東西から北上する方針となった。できるだけ早期に大きな前進を行い、敵をフィールド南東方面へ圧迫して包囲殲滅する。

中央は平地で、ここは西側へ向かう班がカバーする。

私は味方1名と西側から進出することになった。


フルオートトレーサーは夜間の射撃が正確にできる。
しかし反面、マズルフラッシュによって居所が見つかりやすくもなる。

ゲーム開始

合図があってゲームが始まった。

月明かりは予想以上に明るく、フィールドは暗闇とは言ってもかなりはっきりと見渡すことができた。

南北の端から端まではおよそ100メートルほどで、東西は50mほどの幅である。

開始時点では互いに射程には入らないが、進行状況によっては東西での撃ち合いになることもあるだろう。

私は開始後、急いで西側の暗闇を利用して進んだ。

一緒にいた味方は少し中央よりを進んだが、私のほうが前のほうにいた。

間もなく敵方の攻撃が始まった。

戦闘は東部が主体となっているようで、あちら方面が激しい銃声に包まれていた。

私はこの喧騒に紛れて一気に距離を稼いだ。

しかし私の後方にいた味方が、中央付近に現れた敵に発見されて銃撃戦になった。

私はじりじりと南西へと進んでいた。
幸い、敵方は私を発見していなかったのである。


フルオートトレーサーは専用の発光BB弾を使用する。通常のBB弾では発光しないので注意。

反撃

私の後方にいた味方は敵2名の猛烈な攻撃を受けたために退却を始めた。

しかしその途中で撃破されてしまった。

東部では相変わらず激しい戦闘が起きていて、何人かの損失が双方に出ているようだった。

しかしそれは把握できないので、フルオートトレーサーの光を頼りに判断した。

積極的にこの戦闘に加わっているのは敵方では4名、味方は確認できただけで2名ほどだ。

退場した人数からすると、おそらくは味方1名(西部で撃たれたのを含めると2名)が撃破され、敵方も2名を失っているようだ。

敵方は東部と中央に全戦力を投入しており、私のいる西側へは兵力を派遣していなかった。

間もなく私はフィールド南西部に到達、ここから中央付近にいる敵2名を攻撃した。
私の放ったBB弾はこれらに吸い込まれるように飛んで行った。

彼らは全くこちらに注意を払っていなかったので、やすやすと撃破することができた。

しかし、私が攻撃したことによってこちらの存在が敵方に知られた。

おかげで反撃は受けたが同時に彼らは恐慌状態となった。


写真はL96にフルオートトレーサーを装備した状態。
このゲームでの参加者は実際にはVSR10を装備したが、状態としてはこのようにトレーサー装備のスコープ無しだった。
夜間のゲームではスコープは役に立たないことが多いので、多くのスナイパーはスコープを降ろしてしまう。

東部の戦闘

この時、東部に展開中の味方は2名になっていた。

私の側面からの奇襲によって敵が混乱したチャンスを活かして攻勢を行った。

積極的に敵の隠れている地点に攻撃を繰り返した。
この攻撃で敵2名が倒されたが、1名を失った。

双方が大きな損失を出しており、戦闘の行方はわからないものとなった。

どちらもがほぼ均等に戦力を失っていくので、どちらが優勢ということが無かったのだ。

戦闘の終焉と意外な結末

ただ、展開位置としてはこちらが敵を十字砲火に捉えているのである程度は優位だと言えた。

私は味方の攻勢に呼応して南西部から断続的な掃射を行った。
私のいる位置からだと、敵のすべてが射程内なのだ。

フルオートトレーサーによる射撃は命中精度が高いが、反面、どうしてもこちらの場所が合相手に知られる。

撃っては少し移動し、撃っては移動しというようにしないと応戦されてやられてしまう。

このあたりは経験でよくわかっていた。

しかし少しずつ終わりが近くなっている予感はしていた。

東部に展開していた味方がついに撃破されてしまったのだ。

私は立ち上がってフィールド中央に躍り出ると、一気に勝負を決するべく距離を詰めていった。

私は横移動しながら敵の隠れている窪みにBB弾を撃ち込んだ。

反撃しようと出てきた敵を撃破できたので中央から北部へ下がろうと思った。

しかし最後の敵が私を追尾して出てきたので中央平原で撃ち合いになった。

そして思わぬ結果となった。

互いに走りながら撃ったので、あまり正確な射撃にならなかったのだが、ついには敵の撃った弾が私の左足に命中した。

しかしほぼ同時に私の撃った弾も敵の腕に当たったようだ。

こうして最後の1対1の状況は相打ちという結果でゲームは終わった。

この戦闘について

このゲームでは我々のほうが明らかに能動的に動いた。

しかし、敵方も周到に迎撃策を展開していて激戦となった。

展開の早いゲームだったが、双方が次々と損害を出していったために戦闘自体が小規模になっていった。

いや、規模は小さくなったが、その反面機動戦に変化していった。

そしてまさかの相打ちによる結末。

非常に珍しい終わり方だったと思う。

終わりに

ということで、ごくごく稀なケースではあるのですが、生き残った者が誰もいないという結末でした。

私のこれまでのサバゲー人生でも数えるほどしかないことです。

しかも、このゲーム、実際には10分弱で終わってしまったんです。
いかに早い展開だったかがわかりますね。

こういうこともあるんだなぁ。

でもつまりは、双方が積極的だったということでもあるのでしょうね。

それでは今回はここらへんで☆

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