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私のサバゲー戦史106「時間制限」

こんにちは☆

今回はちょっと特殊なサバゲーの記録を載せようと思います。

サバイバルゲームのルールって色々なものがありますが、今回お話しするものもなかなか面白いものです。

今回は私のサバゲー戦史「時間制限」です。

それではまいりましょう!

参加者の状況

この日のゲームは11人が集まっていた。

参加者のほとんどは電動ガン装備で、P90AK47、M4などといった多彩な銃がフィールドに登場した。

中にはVSR10などのボルトアクションライフルを使用するスナイパーも含まれていた。

私はこのゲームにAK47を装備して参加。予備としてM712を携行していた。

下記は東京マルイ製スタンダード電動ガンのAK47だ。
私がこのゲームで使用したっものと同型である。

フィールド環境

フィールドは東西に長い地形。
高低差のある場所で、南側が一番低くなっている。
そこから急な斜面を登ると中央平原が広がり、さらに北へ向かうと緩やかな斜面があって高台となる。

フィールドの南北の幅は狭く、およそ40mほど。しかし東西の長さは約80mもある。

季節は冬で、草はほとんど枯れてしまっているために見通しは全体的に良い。
ただし、南側はかなり地面が低いために中央や北部からは人の姿がほとんど見えない。

また、北部は草木が多いので、他のところよりは視界が悪い地形となっている。

特殊ルール

この時は特殊なルールが用いられた。

時間制限のあるゲームである。

簡単に説明しよう。

キッチンタイマーを所定の場所に仕掛ける。
これを時限爆弾に見立てるのである。
キッチンタイマーは5分にセットされていて、スタートから5分でアラームが鳴る。

つまりこれを爆弾に見立てているわけであるから、開始から5分以内にそこに到達してスイッチを切るわけだ。

防御側はアラームが鳴るまで防衛しきったら勝利。
攻撃側は時間内にタイマーに到達してスイッチを切れば勝利となる。

5対6に分かれてこのゲームを行うわけだが、参加人数が奇数なので攻撃側を6名、防御側を5名とした。

こういう一般的なキッチンタイマーが使用された。

我々の作戦

我々は6名で東から出撃し、フィールド南西の平地にある時限爆弾を停止させに行く。

制限時間が5分しかないので、ゆっくりはしていられない。

そこで速攻を行うために作戦を立案した。

まず、このフィールドで最も素早く前進できるのは中央か南ルートだ。

タイマーを止める役割の部隊が南部から突入する。
北部からは敵を引き付けるための陽動を行うわけだが、万が一南部の攻撃隊が壊滅した場合は北部から強襲する必要が出てくるかもしれない。

いずれにしても非常に短い時間で敵を殲滅するか退却に追い込んでスイッチを切るのである。

私は味方1名を伴って南部から突入する役となった。

そのほかの4名の味方は中央平原の北部近くと、北部ルートへと展開する。
開始と同時に全方向から一気に全力攻撃を仕掛ける。

あとは状況に応じて進めるしかなさそうだ。

ゲーム開始

合図があってゲームが始まった。

私は味方1名とともに斜面を駆け降りて南ルートを進み始めた。

ここは遮蔽物がほとんどなく、遥か彼方までよく見通せる。
おかげで向こうの動きもよく見えた。

南ルートには敵が2名現れ、こちらを迎撃しようとする姿勢を見せていた。

北部の味方も我々と同じように全力で進んでいった。
北部では敵の動きが活発で、早くも銃声が聞こえ始めた。

交戦状況と我々の前進

敵は南から素早く我々が前進することを想定していたようだ。

多くの敵部隊は北部へ向かったかと思ったが、なんと北部からこちらを攻撃してきたのだ。

いい作戦だ。
これなら北部ルートを塞ぎながら、南部からの前進を遅らせることができる。

しかし北部には友軍部隊が展開している。
その関係で北で防戦する敵はかなり忙しいはずだ。

私は南部正面の敵の射程に捕まらない当たりで北西部を観察した。

やはり敵の多くは北方面に意識を集中しているようだ(つまり私のいる南側を牽制してきたのは北部の敵部隊のごく一部ということ)。

おかげで敵部隊の姿はよく見えた。

私は北ルートで一番手前にいる敵を狙撃して撃破した。
この戦闘で敵は一瞬ひるんだ。北部の味方がこれに乗じて攻勢を行い、北側の敵を西へと追いやっていった。

私は味方と共に南部正面の敵を撃破するために進み始めた。

南部の戦闘

南部の戦闘は実は呆気なく終わった。

敵の射程に捉えられるギリギリのライン付近で若干の攻防があったものの、遠距離戦闘でこちらが敵1名を撃破。

そうしたら残りの敵は斜面を駆け上がって逃げてしまったのである。

今や南部のルートは完全に制圧されており、大きな前進が可能となった。

「進路クリア!行くぞ!」

私と味方は駆け出した。

時折、頭上を北部の敵が放ったBB弾が通過していった。

北で攻勢を展開している友軍のおかげで、敵は満足にこちらを攻撃できなかったようである。

こうして我々はまんまと奥深くまで進むことができた。

斜面を駆け上がって30mも行けば、例のキッチンタイマーがあるはずだ。

斜面から顔を出して除くと、それの周辺には敵の姿が無かった。

チャンスかもしれない。

この時、北部の状況がどうなっているのかはわからなかった。

しかし攻撃をほとんど受けなかったので、我がほうが優勢を維持していると判断した。

思わぬ展開

私はここで味方と距離を取ることにした。

「これから仕掛けることにするが、まとまっていると一気にやられるかもしれない。少し距離を取ろう。自分が前に出るから、後方で警戒してくれ」

私はそう伝えて、単独で10mほど前進した。

味方は後方で周囲を警戒していた。
が、その時、思わぬことが起きたのである。

なんと我々の後方、斜面の上の中央平原から突然敵1名が発砲しながら突っ込んできたのだ。

「うわ!!!」
後方に控えていた味方がこの奇襲を受けてやられてしまった。

下記は突撃してきた敵が使用していたM4A1だ。

 

私は一瞬驚いたが、敵の攻撃が完全にはこちらに向いていなかったので反撃することができた。

反撃で突撃してきた敵を倒すことには成功した。

しかしこんな場所で中央方面から敵が突入してくるということは。

それはつまり、中央平原を移動することが可能なほど、北部の状況が変化したということだろうか。

攻勢を行った友軍は逆に押し戻されてしまったのだろうか・

色々な考えが浮かんだが、それでももう時間がほとんどないはずだ。ここは強行突入するか。

私は突入するために斜面から顔を出し、周囲を見渡した。

敵は確かに2名ほどは確認できた。
北部で東方向を攻撃しているようだ。
チャンスではある。

私は思い切ってそこから出ようとした。

するとその時、またしても事態が急展開した。

北部で戦闘していた友軍が敵1名を倒し、その勢いに乗って平地に飛び出したのだ。

そしてそのまま彼はまっずぐに西へ向かってタイマーに迫った。

敵の残存兵はこれを阻止できなかった。

私もこれを援護して敵の残りがいる付近へ牽制を行った。

結末

味方は全力疾走でタイマーに向かった。
しかし、そこで運命は彼に微笑まなかったのである。

タイマーに手を伸ばし、あと数メートルというところでアラームが鳴ってしまったのだ。

ピピピピピピピピ・・・・

「あーーーーーー!!!!!」

こうして、我々はあと一歩というところまで迫りながら、タイマーを止めることができずに敗退した。

これが殲滅戦だったなら、我々は勝っていたに違いないが。

この戦闘について

この戦闘では本来は囮を演じるはずだった北部の友軍が大活躍した。

タイマーを強襲するはずの我々は、一定のところまでは順調に前進したものの、やはり途中で反撃や奇襲などの関係で前進が中断されたりした。

北部の友軍は後に聞いた話によれば、攻勢を仕掛けた際に敵方の多くを後退に追い込んで撃破していたという。

もちろん損失も出していたが、それでも優勢は維持していた。

途中、我々を奇襲した敵兵は巧みに北部の友軍の目を掻い潜って突っ込んできたということらしい。

決してその時に味方が劣勢になっていたわけではなかったそうである。

北部では4人の戦力のうち、2名がやられた。
南部で私と一緒にいた味方を加えると、我がほうの全体の損失は3名である。

敵方はアラームが鳴った時点で最後の1名となっていた。

戦術としては成功だったが、少しだけ間に合わなかったということだ。残念。

終わりに

ということで、特殊なルールのサバゲーでした。
アラームが鳴ってしまったということは、つまり大爆発してしまったということ。大失敗です。

これが実際の事件で、テロリストを排除しながら進む警察特殊部隊だったら、と思うと本物の隊員ってすごいんだろうなと色々そうぞうしてしまいますね。

それでは今回はここらへんで☆

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