こんにちは☆
えー。この前はハンドガンについてを書いていきましたが、
今回はハンドガンのちょっと強化版である、
マシンピストルについて見ていこうと思います。
これはですねー、ちょっと細かい分類となるわけなんですけども。
マシンピストルもハンドガンと言えばハンドガンではあります。
しかしその実態はハンドガンとは似て非なるもの。
ということでまいりましょうか。
マシンピストルとは
マシンピストルはドイツ語では、サブマシンガンを表す用語であったりしますが、
一般的にはフルオート可能なハンドガンを呼びます。
完全に最初からマシンピストルとして開発されたものから、
通常のハンドガンをフルオート化したものまで様々あります。
実銃としてのマシンピストルは連射速度が高いために、
制御が難しく命中精度が低くなってしまっているものが多いです。
分類が少々難しい側面がありまして、
大型のハンドガンなのか、小型のサブマシンガンなのかは微妙なところです。
マシンピストルの歴史
自動拳銃が登場してから、しばらくの後には登場してきたようです。
モーゼルミリタリーなどの大型のハンドガンには、
フルオートの機能が早いうちから搭載されていました。
これは第二次大戦より以前のこと。
また、第二次大戦中には既存のハンドガンをフルオート化して、
航空機の操縦士などが護身用に機内に持ち込んだりしていたと言われています。
コルトガバメントをフルオート化し、
長いマガジンを装備したものなどがそれです。
戦後になってからは最初から、
マシンピストルとして開発された機種もいくつかあります。
M10やM11などのイングラムと呼ばれているものや、
M93Rなどがそれ。M93Rはフルオートでの射撃を前提にベレッタM92をベースに開発されています。
サバゲーにおけるマシンピストル
エアガンとしてもマシンピストルは、
多くモデルアップされています。
ガスブローバックと電動がそのほとんどです。
火力はセミオートのハンドガンよりも遥かに高いため、
ハンドガンをメインに使うプレーヤーには好まれるようです。
ただし、やはりサブマシンガンほどの命中精度はなく、パワーもそれほど高くないです。
ガスブローバックは撃つほどに冷えていくので、撃つほど性能が低下します。
電動式は安定していますがローパワーなので、
フルサイズの電動ガンほどの命中精度や貫通力はありません。
あくまでも近距離での武器となると思います。
インドアフィールドでは近距離戦がメインになると思いますので、
その場合はそれらの欠点は問題にはあまりならないでしょう。
ハンドガンサイズではあるので、(というか普通のハンドガンの外観のものが大半を占める)
普通にホルスターに入れて身に付けることができます。
ただしイングラムやVZ61などのようなものは、
ハンドガンよりは大きいし形もちょっと特殊なので、
専用のホルスターがないと持ち運ぶのはちょっと厄介かもしれません。
ちなみに装備としては単体でこれだけを使うプレーヤーもいれば、
2丁拳銃のように両手に装備する人もいます。
ポピュラーな組み合わせとしては、
連射性能の低いスナイパーライフルをメインに使用するゲーマーが、
接近された際の緊急回避用に携行することが多いようです。
スナイパーは遠距離戦闘に特化しているので接近されると対応しにくく、
その弱点を埋める役割をマシンピストルで行っているわけです。
マシンピストルとサブマシンガンの違い
サブマシンガンとマシンピストルは、非常によく似ていて、
同じものだと勘違いする方もおられるかもしれません。
マシンピストルというのは、ハンドガンのフルオートが可能な機種を指して呼ぶもので、
サブマシンガンというのは、拳銃用の弾薬をフルオートで射撃できる機種を呼びます。
なので厳密にいうと、サブマシンガンというカテゴリーの中に、
マシンピストルがあるということになります。
マシンピストルとサブマシンガンの由来
本来サブマシンガンという言葉は、アメリカの銃器メーカーがトンプソンサブマシンガンを発売する際に、
作り出した造語です。
これに対して、マシンピストルも実はドイツの銃器メーカーが、MP18を発売する際に、
考案した言葉であるとされます。
それが長い時間を経るうちに、銃器の外観や特徴を表す単語に変化していったんですね!
マシンピストルの種類や一覧
現在では様々なマシンピストルが、
各トイガンメーカーから発売されていますが、
代表的なマシンピストルの種類をご紹介したいと思います。
マシンピストルのガスガン
メーカー:KSC
ベレッタM93R
HW樹脂特有の冷たい質感は、鋭角なフォアグリップや突き出たマガジンなど、
シャープな金属感溢れるM93Rにはまさにベストマッチ。
実物とほぼ同じとなる重量感がさらに付加価値を高めます。
また重量級のスライドは、システム7エンジンによりパワフルな衝撃を体感させ、
かつてない迫力のセミ/フル&バーストショットが実現。
M93Rはハンドガンなのに、実銃どおりにフルオート、セミオートが切り替えられる優れものマシンピストルです。
メーカー:東京マルイ
グロック18C
毎分1 200発のフルオートを実現:グロック18C専用に開発したブローバックエンジンを搭載し、リコイルUPとハイスピードで安定した作動を実現。フルストロークで本物と同じ連射速度が楽しめます。
フル・セミオート切替式:スライド側面のセレクターを操作することで、フル・セミオートをワンタッチで切り替えることができます。
独特なスタイルを再現:コンペンセイターモデルであるグロック18Cの、バレルとスライドのダイナミックなポートを忠実に再現。
3rdジェネレーション・スタイルのレイルドフレーム:CQB装備に欠かせないライトの装着が可能な20mm幅のアンダーレイルが一体化したフレームには、常に最良のグリッピングを可能にするフィンガーチャンネルとサムレストを備えています。
コッキング・インジケーター:トリガーの静止位置によって、本体が発射可能な状態であるかを容易に判断することがでるギミックを搭載。
リアルサイズマガジン:装弾数25発、ダイカスト製のリアルなマガジンが付属します。
※BB弾は東京マルイ純正品を、作動用フロンガスは「ガンパワー134aガス」をご使用ください。
ハンドガンのくせにものすごいハイサイクルのフルオートマシンピストルです。
マシンピストルの電動ガン
メーカー:東京マルイ
イングラムM10(通称:マック10)
「最も信頼性の高いガン」と評され、20世紀を代表するサブマシンガン・マック10を、サプレッサーとハンドストラップの機能・実用性とともに再現しました。
とことん無駄をはぶいたインパクトのあるフォルム、そして金属の質感を思わせる表面のブラスト仕上げにより、マック10のもつ質実剛健なイメージを演出。そしてマック10に欠かせない2つのアクセサリーが、エアソフトガンであってもその効果を発揮します。
コンパクトメカBOX:従来電動ガンの性能を小型のメカBOXに凝縮。命中精度や飛距離を保ったまま、よりコンパクトなモデルをラインナップできるようになりました。
EX変換アダプター付属:EX変換アダプターによって、7.2Vマイクロ500バッテリーが使用可能。安全のために、セレクターをセフティ位置にしないとバッテリー交換ができない仕様になっています。
付属のBB弾、BBローダーは安心の東京マルイ純正品です。GUNSHOPアサルトオリジナルターゲットシート10枚付属。
ハンドガンをフルオート化したものではなく、生粋のマシンピストルです。
メーカー:東京マルイ
Vz61スコーピオン
チェコスロバキアで生まれた、全長270mmの高機動サブマシンガン
従来電動ガンの性能を小型のメカBOXに凝縮。命中精度や飛距離を保ったまま、よりコンパクトなモデルでラインナップ。
グリップとアッパーレシーバーをのぞくほとんどの外装に金属製パーツを使用。アッパーレシーバー表面には鉄の風合いをブラスト仕上げで再現した、コンパクトながら重厚感たっぷりのモデルです。
サイレンサーを装着可能にするジョイントバレルと、ネジ1本で脱着可能な20mm幅のアンダーレイルが付属します。
フロントサイトは付属のツールで着弾の上下左右を調整可能。また、リアサイトでは着弾の上下を2段階に調整することができます。
EX変換アダプターによって、7.2Vマイクロ500バッテリーが使用可能です。
装弾数58発、スチールプレス製のアウターシェル (外装カバー)を採用したリアルなマガジンです。
※このエアソフトガンは、対象年齢18才以上用の競技銃です。〈取扱い注意・説明書〉をよく読んでからご使用ください。
シューティング専用ゴーグルを必ず着用してください。定められたルール・マナーを必ず守りましょう。
※バッテリー・充電器は付属しません。
※BB弾やバッテリーは東京マルイ純正品をご使用ください。
どちらかというと、サブマシンガンを極限まで小型化したようなデザインのマシンピストルです。
最後に
ということでマシンピストル。
ハンドガンよりも火力が大きくサブマシンガンより小型で軽い。
両方の良いとこ取りといえばそうかもしれません。
どちらの役割もできなくはないのですが、どちらにも及ばない面はあります。
このあたりをどのように考慮して、
有効に運用するかを工夫すれば、
とても頼りになるものであると思います。
サバゲーにおいては機動性はかなりの武器になるわけです。
大きくて重いアサルトライフルを担いで走るのはなかなかに体力が必要であるし、
なによりも姿勢によっては両手が塞がったりして案外自由な行動を妨げるものです。
ハンドガンサイズの武器は片手におさまりますからかなり素早い動きができますし、
重量としても体力を奪われにくいと言えます。
射程としては決して長くはないのですが、
いかに間合いに飛び込むかということさえ解決できれば、
射撃姿勢に入る早さではマシンピストルのほうが遥かに速い。
機動性が高いということも間合いに飛び込むことを助けるでしょう。
参考までに現在市販されている機種を少し載せておきます。
これらはマルイ製の電動のものと、
そうではないメーカーのガスブローバックとがあります。
現在市販されているマシンピストル
写真はタイプUマシンピストル。ウージーを小型化したタイプである。
写真はM93R。ベレッタのハンドガンだがバースト機能が付属する。
それでは今回はここらへんで☆
Twitterで話題のマシンピストル
PM-63 RAK
1960年代にポーランドのラドムが設計製造した短機関銃である。自動拳銃・マシンピストルで主流の銃身を覆いつつ銃外部に露出するスライドを採用しているのが最大の特徴である。pic.twitter.com/NN4his84SB— 銃★紹介 (@GunGun_jyu) 2018年5月9日
ちょっとまって!
箱型の隠密形態から0.35秒でマシンピストルにトランスフォームするマグプルFPGのガスガンがまさかの最終再発売!
こんなん、まったく想定外です。
先立つものがまったくありませんっ!
今、この瞬間、ろってぃーのライブもキャップのお芝居もすっ飛んだわ! pic.twitter.com/8EebQ6Ap6b— フリップ村上 (@fripp_murakami) 2018年5月10日
pp2000
IDB社が製造しているマシンピストルである。ブローバック方式の作動機構を採用し重量は1.5kgである。個人防衛および近接戦闘火器として設計。また警察の鎮圧部隊や特殊部隊での運用を意図している。現在世界中の軍隊などで使用 pic.twitter.com/6XjBQ770sl— 銃☆マニアックな情報 (@maniac_guns) 2018年5月10日
9mm機関拳銃 [日]空挺指揮官などの9mm拳銃を更新するために開発された国産マシンピストル
発射レートはクソ高いのにストック無い(フォアグリップはある)とかええ…
初弾の弾着を見て照準してくださいとか言われた海保も採用しなかったのは当然
車に轢かれても壊れないのが長所 pic.twitter.com/bNVHn6rMJA— (不)愉快な兵器bot (@YUKAINA_heiki) 2018年5月10日
インスタグラムで話題のマシンピストル
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