こんにちは☆
今回はサバゲーで使用される光学サイトについてのことを書いていこうと思います。
光学サイトというのはいわゆる後付けの照準器具のこと。ライフルスコープやドットサイトがそういう類いになりますね。
ということで順を追っていきましょう。
光学サイトの種類
光学サイトを搭載することによってどのような利点があるのかというとそれはもちろん様々なことがあります。
用途に合わせていろいろなものがあるのですが、サイトというだけあって基本的には照準するための機材であるわけです。
大きく分けていくとライフルスコープ、ドットサイト、レーザーサイトあたりがポピュラーですね。
それぞれにはそれぞれ搭載するのに適している機種があるわけで、不適格な組み合わせというのもあります。
そういうことで、これからそれらを掘り下げて見ていこうと思います。
サバゲーで使用されるライフルスコープ
ライフルスコープは望遠能力があり、遠くまで観測できる機能のある光学照準器です。
遠距離戦を想定している銃はだいたいこれを搭載しています。逆に言えばハンドガンやマシンピストルのように遠距離まで正確に撃てない銃には搭載しても無意味ですが。
望遠なので遠くまで自分の撃った弾を追跡して見ることができるので、射撃しながらの弾道修正がしやすくなります。
横風に流れている弾道を風向きに合わせて撃ったりするときに向いています。
また、索敵や敵の様子を伺うにも便利であると言えます。
欠点としては照準にやや時間がかかること。しかしこれは慣れることでかなり早くできるようになります。
それから暗闇ではほとんど使い物にならないこと。
夜間のゲームでは暗闇が拡大されて見えるだけなのであまり役に立ちません。
大きくて重いのでこれを搭載すると銃自体がかなり重くなります。
そういう意味では機動性にも影響することがあります。
現在はレティクル(内部の照準用の十字)が光るイルミネーションレティクルのライフルスコープもあります。こちらは通常のものよりちょっと高値です
。
イルミネーションライフルスコープは接眼レンズ側の筒に光量の調節ダイヤルがあるので外観からでも識別はできます。
写真は一般的なライフルスコープ。イルミネーションタイプではなく通常のタイプだ。
サバゲーで使用されるドットサイト
ドットサイトは別名ダットサイトとも呼ばれます。(英語表記の読み方というか発音が異なるだけ)
ドットサイトは望遠機能がないタイプの照準器具。透明なレンズに浮かび上がる光点を目標に合わせて照準するための機材です。
アイアンサイトに比べると素早いサイティングができるとされていて、近接戦闘ではかなり効果的だと言います。
ドットサイトは筒型のものとオープンタイプの剥き出しのレンズに光点を投影するタイプの二種類があります。
基本的には内部に反射板があってレンズ面に光点を投影しています。
レティクルの光量の調整が可能なため、周囲の環境に合わせてレティクルの明るさを変えられます。
暗い場所や時間帯でもくっきりと照準できるのでアイアンサイトよりも便利ではあります。
欠点としてはオープンタイプはレンズがかなり剥き出しなのでレンズ面を傷めやすいこと。
また近接戦闘に特化しているためスナイパーライフルなどには搭載しません。
写真はゼルドナー製のオープンタイプのドットサイト。比較的安価で品質は良い。
サバゲーで使用されるホログラフィックサイト
略してホロサイトと呼ばれます。
基本的には、光点をレンズに投影するという意味ではドットサイトと同じなのですが、
ホログラフィーを用いたレンズにレーザーで光点を投影するのでそのあたりの構造がドットサイトとは違います。
ドットサイトよりも視界が明るく見える特徴があり、構造的にある程度はレンズの破損や汚れがあっても問題なく使用できると言われています。
欠点らしい欠点はあまり無い、というと大袈裟ですが、基本的にはドットサイトと同じで電池で動いているので電池の残量を考えねばならないこと。
ドットサイトに比べるとやや高額であることでしょうか。
写真はゼルドナー製のホロサイト。
※ちなみにドットサイトやホロサイトはそのままでは望遠機能がないのですが、ブースターと呼ばれる拡大鏡を後ろに取り付けることによって望遠機能を持たせることも可能です。
個人的にはこれは優れた機能だとは思いますが同時にかさ張る装備だなぁとも感じます。
サバゲーで使用されるレーザーサイト
直進する特性を持つレーザー光を目標に当てることで照準するための機材です。
射撃姿勢に関係なく目標に照射できてさえいればある程度は正確に射撃できます。射撃姿勢に関係なくという意味でお分かりかと思いますが主に近接戦闘用のアイテムとなります。
咄嗟の時に素早く対応するには向いています。
欠点は明るい屋外では分かりにくいことでしょうか。
暗い場所では威力を発揮しますが照射することによって自身の居どころを相手に知らせることにもなるのでうまく使えないと自滅してしまいます。
実際のサバゲーでのことですが、薄い霧が立ち込める環境でのナイトゲームにおいて、光の線がはっきりと見えてしまったためにそこを狙って攻撃を受けて撃破されたゲーマーを幾人か見たことがあります。
レーザーポインターと同様に日本の法律では光の強さに規制がありますので、海外製のものを購入する際にはちょっと注意が必要です。
ほとんどの場合は国内の法律に準じているという表記があるように思います。
サバゲーで使用される光学サイトまとめ
というわけで一般的に出回っている光学サイトを今回は見ていきました。
このほかにももっと怪しげなアイテムは多くあります。温度を関知するサーマルだとか暗視装置など様々です。
しかしそれらは基本的には非常に高額で一般的ではありません。サバゲーフィールドでは使用が禁止されているところもあります。
お手持ちのアサルトライフルやサブマシンガンなどのサバゲーで使う銃にシチュエーションに合わせて最適の照準器を選ぶことができるといいなと思います。
ちなみに時々実銃用のものが出回っているのを見かけますが、外観的にはサバゲー用のものも同じようなものです。
そういう意味ではおもちゃであってもよくできていると思います。
ただ、やはり実銃用の本物は外観は同じようなっものであってもやはり桁外れに強度が高いですね。
このあたりが大きく異なるところだと思います。
まぁ実銃用ってすごく高いですし、そこまでの強度をサバゲーで求めることもないのではないかな、とも。
この辺りも気分ですね。
結局のところはサバゲーはお遊びなので、本物ほどの酷使をしないというのが一般的ですので。
それでは今回はここらへんで☆
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