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A&K製「M249ミニミ」【ガンレポ11】電動ガン

こんにちは☆

今回は久しぶりにガンレポいこうと思います。

最近では度外視できない勢力として海外製のエアガンが数多く輸入されてきています。

ここのところの海外製電動ガンは品質もある程度は向上しており、国産のものに比べてもなかなか良いとも言われています。

実際のところ、私が掴んでいる情報としてはそうでないものもあるようですが。

ということで今回はA&K製「M249ミニミ」について見ていこうと思います。

しかし、あくまでも私の持っているM249はカスタムガンですので、買ったままのどノーマルというわけではありません。

そういう意味ではある程度のカスタムを行うことで、「こうなる」という意味も含めての記事となると思います。

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それではまいりましょう!

M249

実銃としてのM249は分隊支援火器と呼ばれるものに分類されます。

英語の略称としてSAWとも言います。

機関銃というとそうなのてすが発射する弾薬はM16アサルトライフルと同じライフル弾です。

威力としてはあまり高い弾薬ではないので本当に機関銃か?とも言われているようですが、実はかなり重要なポジションを占める役割をしているのです。

もともと通常の戦闘では、歩兵はフルオートをそんなに使用するなと言われていました。(M14が登場した頃)

所定の小銃手のみが支援でフルオートを用いて射撃しますが、それ以外の多数の兵士は基本的にはセミオートで正確な射撃に努めよ、というのです。

これはアサルトライフルそのものが長時間のフルオート射撃に耐えられるものではないからなんです。

M16の時代になってもやはり同じであり、一般の歩兵は無駄弾を撃たぬようにセミオートで撃つのが普通なのだそうです。

しかしそれでは火力がそんなに高くなくなってしまう。

従来から存在していたM60機関銃は、大きくて重いし歩兵のアサルトライフルとは異なる弾薬を使用します。

そういう意味では歩兵にくっついていって火力支援を行うには不向きとも言える。

そこで登場したのがM249ミニミです。

M16やM4と同じ弾を使用し、長時間のフルオート射撃にも耐えられるようにできているのがM249というわけです。

緊急時にはM16のマガジンをそのまま装填して射撃することもできる構造となっています。

しかしこの機能はあくまでも緊急時のみのものであり、アサルトライフル用マガジンを使って射撃すると装填不良が起きやすいのだとか。

M249は毎分1200発という猛烈な発射速度のためアサルトライフル用の箱形弾倉では給弾が追い付かないのでしょうね。

色々と兵士からの不満もあるようですが、日本を含めて多くの国の軍隊で使用されていることからも、優れた設計の機関銃ということなのでしょう。

A&K製「M249ミニミ」の外観

さてさて。

A&Kは海外メーカー。

そこから発売されているM249を見ていきましょう。

外観的なことですが、まずほとんど金属製です。

アルミ合金と思われる素材で、レシーバーやレシーバーカバーは構成されていますので、重量もかなりありますし強度も高いです。

実銃と同じようにアウターバレルの取り外しが可能となっていて、それに伴う機能としてインナーバレルの交換が容易にできるようになっています。

全体的に黒色なのですが恐らく塗装なのでしょう。

普通のつや消しブラックなので、ちょっと安っぽく感じる人もいるかもしれません。

これが登場する以前は、国内のTOPというメーカーがM249を発売していましたが、外観はそれなりにリアルだったものの発射性能は良いとは言えず、加えて外装が弱い部分があったようです。

そしてなによりも100000円以上するという高額なものでした。

A&KのM249はそれよりは遥かに安く、外装も頑丈であると言えます。

そういう意味ではお買い得と言えなくはないでしょうね。

他の部分も見ていきましょう。

銃身の下には実銃通りバイポッドが付属します。

これも金属製ではあるのですが、少々強度が低いようで使っているとだんだんガタガタになってきます。

磨り減ることによって起きるので致し方ないのですが。

そういえば実銃も同じような欠点があったな。

バイポッドが弱いとか。

内部的な部分について。

メカボックスは独自のもののようで形はファマスのメカボックスに似ています。

外装はA&Kオリジナルのもののようですが、内蔵されているピストンやシリンダーなどは、マルイ規格のものになっているようである程度の交換性があります。

9.6Vのバッテリーに対応しているとのことで、ハイサイクルに耐えられるように作られているようです。

インナーバレルもマルイ規格が対応していて、私のM249も交換してしまってあります。

チャンバーはメタルチャンバーとなっていますが、あまり気密性が良くないらしいです。

いや、あたりはずれがあるってことなのかも。

一般的には、海外製のメーカーの中でもA&Kはあまり評判が良くないほうで、部品の精度があまり良くないだとか気密性が低いとかをよく聞きます。

実際のところ、確かに国産のものに比べると、カスタムパーツを組んでも国産のものほど性能が上がらない感触はあります。

作動としてはフルオートのみで実銃と同じなのですが、ピストンが後退状態(中途半端な状態も含む)で停止していてもバネを解放する機能がありません。

このために使うほどメインスプリングがへたっていく可能性があります。

ただし、これの対策というわけではないのかもしれませんが、メカボックスを分解しなくてもメインスプリングを取り出すことができる構造になっています。

まめに交換しろということなのか、それとも使ったらバネを抜いておけということなのか(笑)

ライラクスのチャンバーパッキン。
私のM249もこのチャンバーパッキンを装備している。気密性が向上して性能アップにつながる。

マガジン

電動給弾式のボックスマガジンが付属しています。

BB弾の装弾数は2000発前後?くらいのようです。

マガジン低部にスイッチがあり、オン、オフと音感式のセンサー?があるようです。

射撃すると音を感知して給弾されるというわけですね。

スイッチはオンにすれば常に電動メカが作動して給弾します。

下記はA&K製のM249ミニミ。現在も生産があり、入手可能だ。

私のM249

私の持っているこれはカスタムガンです。

以前に人からいただいたものなのですが、元の持ち主がハイサイクルチューンを得意とする方だったのでかなりしっかりしたハイサイクルチューンが施されています。

まずFET搭載による電気効率の向上、強化ギヤ装備、システマ製ハイスピードモーター搭載などによるハイサイクル化が行われています。

10.8Vバッテリーを使用した際には秒間40発近いサイクルを出し、それでも壊れないというセッティングとなっています。

ただ、そのセッティングでは射程を大きく犠牲にしているので、私が後から少しアレンジして仕様を変更しています。

インナーバレルは短いもの(MP5並みのもの)になっていましたが、もう少し長いものに交換(M4と同等程度)し、発射速度を毎秒28発前後に落としました。

サイクルを落とすのは、バッテリーを8.4Vか9.6Vにすればよいだけなので、特別なにかを作り替えたりはしていません。

マガジンについてですが、音感式の給弾機構があまり調子が良くなく不調が多かったのでスイッチを別に増設しました。

マガジン背面に押しボタンスイッチを追加することで、確実に作動するようにしています。

ゲームでの活躍

A&KのM249は比較的よく出回っているようで、時々フィールドでこれを装備した人に出会います。

私の周囲では内部カスタムしている人は少なく、そのままノーマルで使用している人が大半のようです。

私も幾度かゲームで使用していますが、ハイサイクル化しているためにAKなどより射程が劣るので昼間のゲームではあまり使用しません。

使ったことはありますが射程が足りずに火力をあまり活かせませんでした。

ナイトゲームでは十分に使えますので主に夜戦への投入が多いです。
(時々私のサバゲー戦史にも登場します)

まぁここらへんはフィールドの環境にもよるのでしょう。

しかし、射程が長くないということは当然接近しなきゃならなくなるということであり、接近するということはある程度の機敏な機動を要求されるということです。

重量がフル装備で6キロを超えるような大型機関銃で、機敏な機動は果たして可能なのか?ということになる。

非常に難しいところなのですが、やはり大きく重いならば遠距離からの支援が妥当か。
それともハイサイクルを活かしての突撃なのか。

そういう観点からしても夜間戦のほうが適していると私は判断しますが(笑)

せめて実銃のようにアサルトライフルと同程度の有効射程を持っていればいいかもとは思います。
 
 
 
下記は参考までにM249ミニミのパラトルーパータイプ。ストックの形状が異なる。
これは落下傘降下する空挺歩兵用に開発されたモデルで、
降下作戦時にストックを折りたたんで短くして邪魔にならないようにするためのもの。

最後に

ということで今回はA&KのM249を見ていきました。

実用には耐えるものだと思いますが、重さなどの関係から使いこなすにはかなりの体力を必要とすることになると思います。

ここらへんはM249に限ったことではないですがね。
大きくて重い銃を使うのならばどれでも同じことか。

腕前に自信がある人は、何かしらのカスタムを施して性能アップをしてみてもいいかもしれませんね。

電動給弾の大容量マガジンというのも魅力的ではありますし。

ゲームで活躍させるように工夫するのも面白いと思います。

それでは今回はここらへんで☆

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