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電動ガンのバッテリーの選び方!リポ・ニッカド・ニッケル水素の放電、電圧、外付けなどの注意点!

こんにちは。

今回はバッテリーについてのお話をしようと思います。

主に電動ガンが、使用するバッテリーです。
今やサバゲーでは電動ガン使用者がほとんどを占めており、圧倒的に普及している状況だと言えます。

バッテリーはそんな電動ガンとは切っても切れない関係。
そしてバッテリーの性能によっても銃そのものの性能が大きく変化します。

これはスタンダード電動ガンであっても次世代電動ガンであっても、コンパクト電動ガンであっても同じことです。

今回お話しするのは知っておくと便利な知識ですので、特にビギナーの方にはおすすめな情報だと思います。

それではまいりましょう!

電動ガンのバッテリーとその役割

電動ガンはその名の通り、電池で動いているエアソフトガン
電池の力でモーターを駆動させ、
ピストンをコッキングさせるという構造を持っています。

つまり電力の供給源として、
バッテリーはとても重要な役割を持っているのです。
バッテリーの性能で電動ガンのレスポンスは、
大きく変化すると言っても過言ではありません。

そういうところも、掘り下げて今回は見ていこうと思います。

電動ガンバッテリーの種類

電動ガンのバッテリーの種類も色々です。

<h3・>ニッカドバッテリー

もともと、電動ガンが使用するバッテリーというのは以前は、
ニッカドバッテリーという型式のものが一般的でした。

ニッケルカドミウムの略でニッカドと言います。

いかにも体に悪そうな名前のバッテリーですが、
現在はほとんど生産されておらず絶滅に近い状態となっています。

ラジコン用としては少しは流通しているようですが。

<h3・>ニッケル水素バッテリー

現在は、ニッケル水素バッテリーというものが、概ね主流となっています。
ニッカドバッテリーよりも、小型で同程度の容量を持つので、
狭い収納スペースにも収まるので便利ですね。

・リチウムポリマーバッテリー

近年登場したバッテリーで、リチウムポリマーバッテリー、略してリポバッテリーというのがあります。
これはものすごい優れもので、色々な特性があります。
後程詳しく説明するとしましょう。

概ね以上の3種が、電動ガンに使用されているバッテリーの全種類ということになります。

電動ガンバッテリーの選び方

基本的に注意しなければならないことは、
まずバッテリーを接続するためのコネクターのサイズです。

スタンダードタイプの電動ガンで、
特に古い機種には、大きいタイプのコネクターが使用されているものがあります。
これはニッカドラージバッテリーを使用するためのものですが、
現在はニッカドバッテリーそのものが廃盤なので、
ほとんど使われないと思います。


写真はラージバッテリーだが、ラージタイプとミニタイプではかなり大きさが違うのがわかる。

この写真のラージバッテリーはラジコン用のもので、
電動ガンにも使用は可能だが、ボルト数が電動ガン用のものとは異なる。

古い機種でコネクターが大きいタイプを装備している電動ガンならば、
変換コネクターが必要になります。
現在主流になっているニッケル水素バッテリーや、
リポバッテリーはコネクターが小型のタイプなので。


写真はコネクターの比較。大きいタイプと小さいタイプがあるということがわかる。

ややこしいことなのですが、古い機種でも小型コネクターのものもあります。
例えばスタンダード電動ガンのAK47は大コネクター、
AK47Sは小型コネクターになっています。

スタンダードタイプのAKは47はストック内に、
AK47Sはレシーバー上部にバッテリーを搭載するのですが、
AK47Sはストックを折り畳む関係で、
ストック内に大バッテリーを搭載できなかったからなんですね。
こういう機種ごとの違いがありますので注意が必要です。

電動ガンのバッテリーと充電器

電動ガン用のバッテリーは、
それぞれに専用の充電器があります。

ニッカドバッテリー用とニッケル水素用は、
ほぼ同じなのですが、ニッケル水素バッテリー用の充電器は、
オートカット機能(満タンになったら自動で充電を停止する機能)が、
あるので厳密には共用ではないと言えます。

ニッケル水素バッテリーは、加熱に弱いのでオートカット機能がないと、
バッテリーそのものが壊れてしまうのです。

リポバッテリーももちろん専用の充電器が必要。
これについては、完全にニッケル水素バッテリーのものとは別物になりますので、
使用するバッテリーをリポバッテリーに、
ということならば充電器も購入しないといけません。

ちなみに電動ハンドガン用のバッテリーはニッケル水素バッテリーですが、
口金が専用のタイプなのでやはり専用の充電器が必要となります。

電動ガンのバッテリーの注意点

電動ガンバッテリーを取り扱う上で、
注意しなければならないことは、やはり水気です。

これはどの型式のバッテリーにも共通することで、
水が入ってしまったりすると、ショートしてしまったりするので。
基本的には電動ガンを使用してサバゲーする場合、
雨などのときは使用しないようにすべきですね。

電動ガンバッテリーを外付けする!

そういえば、最近はあまり見かけなくなってきたカスタムではあるのですが、
ニッカドバッテリーしかなかった時代には、
ミニバッテリーしか内蔵できない機種に、
ラージバッテリーを搭載するというのをいくらか見たことがありました。

電動ガンの外側に無理矢理外装搭載するというものです。
というのは、ニッカドバッテリーはサイズで性能が大きく変わるのです。
ミニバッテリーよりもラージバッテリーのほうが容量も大きくて瞬発力も高いので、
それをどうにか使おうという苦肉の策ですね(笑)

電動ガンバッテリーの放電について

電動ガンのバッテリーは、
基本的に放電に注意しなければなりません。

特にニッケル水素バッテリーは要注意。
自然放電が大きく、充電しないで長期間放置しておいたりすると、
そのまま壊れてしまうことがあるのです。

リポバッテリーは自然放電がほとんど無いと言われていますが、若干はしているようです。
使わなくても、2ヶ月くらいに一度は充電したほうが良いようですね。

ちなみにラージバッテリーは、
充電する前に人工的に放電させてから充電するのが普通でした。
ニッカドバッテリーはメモリー効果という事故が起きやすいので、
(電池の残量があると満タン充電できなくなってしまう)
一度空にしてから充電しなければならなかったのです。

現在のニッケル水素バッテリーや、リポバッテリーは人工的に放電することは禁物。
むしろ常に空にならないように、配慮しつつ使用しないといけません。
空になると壊れるのです(壊れる話が多いな)。

電動ガンバッテリーの比較

さてさて。
それではお楽しみ。
各型式のバッテリーの比較です。

・ニッカドバッテリーの特性と欠点

まずニッカドバッテリー。
先程、触れましたが現在はほとんど流通していません。
以前はこれしかなくて、
ニッカドバッテリー搭載は当たり前でした。

開発された時期が古く、
現在までに長い研究もされていてかなり発達したバッテリーでした。
急激な充電や放電に対しても丈夫で、過熱にも強い

ただ、大容量にしようとすると、
バッテリー自体が大きなものになってしまうという欠点がありました。

東京マルイの電動ガンでも発売時期が古いスタンダードタイプのものは、
この大型ニッカドバッテリーを搭載する前提に作られているものもあります。

バッテリーを繋ぐコネクターが大きいタイプになっているのでわかります。

ニッカドバッテリーは、バッテリーとしては瞬発力に優れています。
大型のラージバッテリーというものは、安定した大電流を長時間持続できます。

また、自然放電(使わずにほったらかしておくと勝手に電池が減ってしまう)しても壊れにくい特性があります。

特徴というか欠点として、メモリー効果というものがあります。
充電する前に、いったん空に近いところまで
放電してから充電しなくてはいけないという面倒さもあります。

充電して60%ほど使い、バッテリーの中に電気が40%ほど残っているとします。
このまま充電してしまうと、充電できる量が常に60%になってしまうのです。

バッテリー自体が充電を開始したときに、
実際には40%残っているのに空になっていると勘違いするためだとか。
携帯電話でも空に近いまで電池を使ってから、
充電したほうがいいとはよく聞きますが、それと似ています。

・ニッケル水素バッテリーの特性と欠点

次にニッケル水素バッテリー
これは小型で、ありながら大容量を持っています。


写真は、ニッカドバッテリーのミニタイプと、
ニッケル水素バッテリーのミニタイプ。
外観はほぼ同じだが。。。

小さいので狭いスペースにも収納しやすく、
小型の電動ガンなどにも搭載しやすくなっています。
バッテリーの性質としては、やや使いにくいように思います。

というのはまずニッカドバッテリーに比べると過熱に弱く、急激な充放電にも弱い。
自然放電もかなり大きく、使わずにしばらく置いておいたら壊れてしまったということが多々あります。

バッテリーとしては瞬発力は、ニッカドバッテリーほどは無いようです。
ただメモリー効果はほとんど無く、充電は継ぎ足し充電でいいです。
逆に、放電してから充電するということを繰り返していると、
早く寿命が尽きるとも言われています。

また、ニッケル水素バッテリーは、気温が下がると性能が落ちるとされます。
全体的にニッカドバッテリーほど丈夫ではなく、デリケートだと思います。
それでも、わりと低価格なものが多いので、それは魅力ではありますね。


ニッカドバッテリーとニッケル水素バッテリーでは、
外観はほとんど同じなのに容量が大きく違う。
本体に表記されているmAhの数字が大きく異なるのがわかる。

・リチウムポリマーバッテリーの特性と欠点

通称 リポバッテリーですが、これはかなり高性能です。
メモリー効果はほとんど無く、充電は継ぎ足し充電ができます

放電行為は厳禁で、常にある程度のバッテリー残量にしておかないと壊れてしまいます。

それでも非常に小型で軽く、瞬発力もニッカドバッテリー並みです。
電流量が大きいとされ、それが瞬発力の高さに繋がっています。

最初から最後まで、ほとんど瞬発力に変化がなく、
気温の影響もほとんど受けないとされます。

ただし、リポバッテリーを装備した電動ガンの発射速度が、
落ちてきたらすぐに使用をやめたほうがいいです。

リポバッテリーは、バッテリー残量が低くなると即壊れると言われていますので。

過去には、充電中の過熱が原因で爆発事故を起こしたケースもあるそうですが、
専用のオートカットの充電器を使用しておけばよほど無いと思います。
バッテリーそのものの寿命は、そんなに長くないように感じます。

電動ガンバッテリーを入れっぱなしにすると?

電動ガンにバッテリーを接続したまま、長期間放置しておくのはあまり良くないです。
勝手に放置してしまって、気がついたら壊れていたなどということがあります。
基本的には使用したら外しておく、という措置が必要だと考えてください。

長期間でなければ大丈夫だとは思いますが、例えばそれはバッテリーの残量にもよります。
1日サバゲーして撃ちまくってきて、そこから数ヶ月放置とかは危険。
使い終わったら外しておく、そして電池残量を考えて必要ならば充電しておくのがいいです。
きちんと管理しておけば長く使えますから、しっかりしておくのがいいですね。

1回の充電でどれくらいバッテリーが持つのか?

電動ガン用のバッテリーは一度の満タン充電でどれくらい撃てるのか?
という質問をされることがあります。
これは実はバッテリーの容量にもよるし、
バッテリーの状態にもよるのです。

バッテリーには、ボルト数とともにミリアンペア数が表記されています。
これが容量になります。

ニッケル水素バッテリーならば、一般的なものだと8.4Vの1400mAhくらいでしょうか。
この1400mAhというのが容量。
ノーマルの電動ガンならば、だいたい4000発くらいは撃てるでしょう。

しかし、これもバッテリーが傷んでいたりすると、
本来の性能が出ませんので、撃てる数は減ります。
それに内部チューンしてある電動ガンだと、
基本的には燃費は悪くなるので撃てる弾数は落ちますね。

普通、1日サバゲーするならば,、
バッテリーは1本あれば足りると思います。
が、できればもう1本予備を持っていくくらいだと確実ではあります。

ちなみに私はサバゲーでは機関銃を担当することがあるので、
バッテリー1本では足りません(笑)
過去には1日で7000発近くのBB弾を撃ったことがあります。
まぁこれは特殊な例ですが。
アサルトライフルサブマシンガンを装備してサバゲーする場合は、さすがにそこまでは撃たないのでバッテリー一本で足ります。)

電動ガンのバッテリーの選び方まとめ

というわけで、、今回はバッテリーのお話。

電動ガンのバッテリーにも本当に色々な種類があり、
それぞれに特性がありますね。
それらを理解した上で、上手に扱えるといいなと思います。

バッテリーをしっかり管理しておけば、
お手持ちの電動ガンはいつでもご機嫌!(電動ガン側の不具合が無ければね)
とても大事なことですね。

ちなみに私は複数本のバッテリーを持っており、それをローテーションで使っています。
あくまでも私の個人的な意見なのですが、私はバッテリーにコンパクトさをあまり求めていないので、本音ではニッカドラージバッテリーが一番好きです(笑)

現在私が使用しているものも、大半がリポバッテリーになりました。以前はニッカドばかりだったんですが、古くなってダメになってきたやつを買い替えていくので次第にリポに交代していっています。

しかし、それでもまだニッカドラージが数本残っていて、これらはまだまだ現役です。(もう10年くらい使っていますが、しっかり管理しているので現在でも快調です)
調子の良いニッカドバッテリーを使用するために、大コネクターのままにわざとしてある電動ガンも複数あります。

ニッケル水素バッテリーは持っていたことはありますが、バッテリーの特性がリポのほうが良いので現在はあまり使っていません。

さてさて。

それでは長くなりましたが、最後にちょっとだけおすすめのバッテリーを掲載して今回は終わりにしましょう。

それではここらへんで☆

おすすめの電動ガン用ニッケル水素バッテリー

 

こちらは通常電動ガン用のニッケル水素バッテリーになります。

 

次世代電動ガン用に開発された純正ニッケル水素(NiMH/Ni-MH)バッテリー。

対応機種にワンタッチ装着できる画期的デザイン
次世代電動ガンシリーズ『SOPMOD M4』用に開発されたニッケル水素 1300mAhバッテリー。
ケーブルレスのダイレクトコネクト方式を採用し従来のコネクター方式とは違いワンタッチでバッテリー交換が可能になっています。

※充電器との接続には、電動ガン本体に付属の「専用アダプター」が必要です。

 

こちらは電動ハンドガン用のニッケル水素バッテリーになります。

おすすめの電動ガン用リポバッテリー

 

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