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東京マルイ製ガスブローバックコルトガバメントマークⅣシリーズ70【ガンレポ29】

こんにちは☆

暑い日が続きますね。
いかがお過ごしでしょうか。

今回はガンレポいきましょう。

今回取り上げるのは「東京マルイ製ガスブローバックコルトガバメントマークⅣシリーズ70」です。

それではまいりましょう!

実銃としてのコルトガバメント

実銃としては1911と呼ばれます。「ナインティーンイレブン」ですね。

日本でだけコルトガバメントと呼ばれます。
ガバメントというのは官給品を表す単語だったと思いますが、もとが軍用拳銃だからそう呼ばれているのでしょう。

第一次世界大戦前に設計され、優れた軍用拳銃としてそれ以来米軍を始め、多くの国の軍隊で運用されました。

1発でも当たれば相手の動きを止められる威力を、という軍からの要望に応じて大口径の弾薬を、
そして速射性を高めるためにオートマチックになったわけです。

細かい箇所の改良は行われていますが、ほとんど設計当時のままで現在まで使用が続けられています。
1911の改良型が主流となり、これはM1911A1と呼ばれています。

もともと使用していた米軍では、ベレッタM92が登場してこれに装備を変えることになったわけですが、一部では現在でも使用しているところもあるとか。

ちなみにコルトガバメントは口径が大きいために、破壊力は大したものだとされています。

しかしこの反面、大きな反動があるために命中精度はあまり良くないとも言われています。

マークⅣシリーズ70というのは、この軍用である1911A1を市販仕様としたタイプ。
純然たる1911A1に比べると、細部が色々と異なります。
が、外観はもうほとんど同じと言っても過言ではないですね。

東京マルイ製ガスブローバックコルトガバメントマークⅣシリーズ70

東京マルイはこのマークⅣシリーズ70をリアルに再現しています。
ガバメントシリーズに存在するグリップセーフティなどもしっかり作動します。

作動については言うまでもなく、安定した射撃を楽しめます。

有名な銃なので、という理由もあるのかもしれませんが、かなりしっかりと作り込まれているような印象はありますね。

外観的なことですが、ハンマーのサイドが銀色に磨かれています。
これはアルミダイキャストでできていますので、本来ならば時間が経つと腐食してきます。

しかしそれを見越して、表面をクリアー塗装して腐食を防いでいます。

マルイ製ガバメントの特徴

他社のガバメントのほうがリアルだ!と言う方もおられるのでしょうけど、
マルイのものほど安定した作動を実現しているものは少ないのではないかと個人的には思います。

実際のところ、マルイ製のガスブローバックハンドガンは比較的価格が他のメーカーのものより低く、それでいて安定性の高い作動が魅力

外観的には確かに劣るとされる箇所はないこともないけど、サバゲーなどでの実用性は非常に高いと思います。

これこそがマルイ製品の素晴らしい特徴なのではないかと思います。

ちなみに同じ機種を発売しているWA(ウェスタンアームズ)の製品に比べると格段に軽いです。
これは構成素材のせい。

WA社のものがヘビーウエイトプラスチックを使用しているのに対して、マルイのものはABS樹脂だと思います。

素材という意味ではヘビーウエイトのほうが重くて重量感があり、金属質ですが、
弾力はABS樹脂のほうが高いので強度としてはABS樹脂のほうがあるのではないかと思います。

そういう意味でもサバゲー向きであると言えますね。
軽くて丈夫ってことだから。

射撃の感触

マルイらしさというのは撃ったときの感触にもあります。

ガスブローバックとしては、少々マイルドな手応えという感じが個人的には強いですね。
反動は弱くないのですが、強すぎるというほどでもない。
精度に影響しない程度にリコイルがある感じというと一番近いかもです。

ちなみにマガジンは先に発売されたM1911A1と共用のようです。装弾数は26発ほど。
ハンドガンの火力としては十分ですね。

射撃性能について

これもまぁスタンダードなマルイらしさというか。
よく飛びますし、真っ直ぐ飛びます(笑)

これなら十分にサバゲーで使えるでしょう。

もしかしたらこれだけで、電動ガンのアサルトライフルやサブマシンガン相手にサバゲーできるんではないか?
というくらいの性能はあると思います。

ナイトゲームやインドアフィールドのような、近接戦が発生する環境ならばむしろ優位やもしれません。

インナーバレルはおそらくは同系列のM1911A1と同じではないかと思います。ハンドガンとしては標準的な仕様でしょう。

実用という意味では

BB弾の飛距離はアサルトライフルの電動ガンにも匹敵しますが、精度や貫通力という点ではやはりハンドガン。
中距離以下の近接戦での使用が正しいのではないかと思います。

予備として携行するサイドアームにも適していると思いますし、使い勝手も良好です。

外観カスタム

もともとスタンダードなタイプなので、レールが付属しているというわけでもないです。

サイレンサーが装着できるかといえばそうでもない。

そもそもこういうクラシックな銃というのは、そういうカスタムには不向きなのではないかと思います。

グリップパネルを交換することで質感や外観を良くすることはできますので、そういう部分でのカスタムがおすすめです。

ただし、グリップ内に重量感を出すための重りが入っているので、グリップパネルを木製のやつに変えてしまったりするとかなり軽くなってしまいます。

このあたりは賛否分かれるところでしょう。
リアルな外観になるけど持つと軽い!というのはサバゲーではいいかもですがね。

マルイ製マークⅣシリーズ70のまとめ

全体的にうまくまとまったモデルだと思います。

同系列にミリタリータイプの1911A1がありますが、これもおそらくは同じような感触なのではないか?という気がします。

軍用なのか民間仕様なのか、というところの違いはあるにはあるのですが、基本になっているものがミリタリー仕様なので外観のデザインもやはり軍用感は強い。

そういえばあまり関係ないことなのかもしれませんが、本来の軍用である1911A1は第二次世界大戦の頃に米軍が発注したのを最後に、追加発注はしていないらしいです。

つまり米軍が軍隊で使用している1911A1は戦時中の製造のものということになりますね。

ただ、その当時はどんどん生産されていたわけで、コルトだけに限らずに色々なメーカーが生産していたようです。

戦後に日本の自衛隊や警察が1911A1を導入していますが、これらはほとんどコルト社以外の製品だったとか。

さてさて。
マークⅣシリーズ70はそういった歴史あるコルトM1911A1の直系の子孫ということですね。

マルイ製のこれはそういった雰囲気を十分に持っています。
魅力的なハンドガンですよ。

それでは今回はここらへんで☆

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