こんにちは☆
今回はガンレポ「私のMSG90」です。
個人的な私物なので一般的な既製品とはちょっと違いますが、今回はご紹介してみようかなと思います。
それではまいりましょう!
実銃としてのMSG90とは
実銃としてのMSG90はPSG1によく似た外観であることで知られています。
製造はH&K社であり、これはG3やPSG1を製造している銃器メーカー。
名作となったアサルトライフルであるG3をベースにした狙撃銃としてPSG1が開発されたわけですが、コスト的にかなり高価。
PSG1は根本的に警察向けに開発されているので、軍用のものとはちょっと異なるようですし、軍隊が使用するには不向きな面もあります。
もともと携行性をあまり考慮していないために、重量も8㎏を超えると言います。
MSG90は軍が使用するのを前提に各部を改良(主に軽量化)、コストダウンを行ってPSG1の廉価盤として登場したわけです。
つまりものすごく簡単に言うと、警察仕様であるPSG1の軍用仕様がMSG90ということです。
G3は通常のアサルトライフルとしてのA3やA4があり、それの狙撃仕様となっているSG1が存在します。
しかしSG1はフルオート機能が残されているので、厳密にはアサルトライフルと呼べなくはない。
これに対してPSG1は、ベースをG3としているだけで実際にはセミオートオンリーになっています。
MSG90はPSG1のコストダウン型なので構造としてはPSG1に近いようです。作動もセミオートのみになっていますしね。
非常に優秀なスナイパーライフル。
性能としてはほぼPSG1と同じだと言われており、現在では各国の特殊部隊に使用されています。
MSG90を自作する!
MSG90はちょうどG3SG1とPSG1の中間的なデザインとなっています。
現在、国内メーカーからは発売されておらず、入手するには海外メーカーのものになるのかな?
(確か以前には海外メーカーが発売していたように思います)
自作すると言ってもそんなに過酷な加工をするほどでもないです。
PSG1をベースにするか、G3をベースにするかの違いはありますが、基本的にはどちらもそんなに違わないです。
私はG3にPSG1のハンドガードを移植して、ストックの外観をパテを盛って改造して製作しました。
あー。でもあれですね。PSG1ベースの場合はグリップ付近の外観を変えるのに、かなりの苦労をする可能性がありますね。
あまりにも形状が異なるので。
そういう意味ではG3ベースのほうが楽に作れる、と言えなくはないかもしれません。
具体的な工作
私の製作したMSG90はG3SG1のフロントをPSG1のものに交換しただけ、と言えば近いです。
ただ、ストレートに外して付け替えるというわけには行かないので、若干の加工を必要とします。
なお、私のものではボルトハンドルが動かなくなるという弊害が発生しています。
その代わりにここの部分の強度は上がっていますが。
ハンドガード部分はG3のレシーバーに完全に固定できなかったので、
目立ちにくいように考慮して、小さなネジを打ち込んで固定しています。
ストックについてはPSG1のものは大きすぎるし、MSG90のものとは形がかなり違うので使いませんでした。
G3のストックの下側にパテを盛って形をそれらしく変えているだけですが、一応それらしく見えるようには努力してます(笑)
バットプレートはSG1のものを使用しているので、ストックはかなり長くなっています。
その関係でちょっと構えにくいです。
そ
そういえばG3SG1を使う人の中には、構えやすくするためにG3A3用のバットプレートを装着する人が多かったな。
あれはまだ部品として入手できるのだろうか。
下記はマルイ製のPSG1とG3SG1。これらの合成によって外観的にはMSG90を再現することは可能。
私のMSG90について
フロントがPSG1になっているということは、つまりPSG1のアウターバレルがそのまま使ってあるということ。
PSG1のアウターバレル内はサイレンサー加工がされているので、発射音は非常に静かです。
ちなみに私のMSG90はフルオート機能を残しているので、基本的にはG3と同じです。
インナーバレルはG3のものを使っています。発射性能は良好で、G3にサイレンサーを取り付けた状態と同じような感じですね。
周辺機器などについて
私のMSG90が装備しているライフルスコープはPSG1に純正で搭載されているものを使用しています。
これはタスコジャパンが製造しているもので、品質には定評があります。
スコープを搭載するためのマウントベースは固定式のもので、レシーバーにイモネジで取り付けてあります。
それからバイポッドはハリスタイプのものを使っています。
ここはPSG1のフロントを組んでいる関係で、PSG1用のものも使用可能となっています。
下記はゼルドナー製のライフルスコープ。良質で安価な光学サイトを多く発売している。
私のMSG90の利点
私のMSG90をサバゲーで使用すると、思わぬ利点があったりもします。
見かけがPSG1によく似ているので、相手はこちらをPSG1装備だと思い込むことがあります。
PSG1はセミオートオンリーなので、相手方はフルオートができないと思って突っ込んで来たりします。
火力が低いと思われやすいようですね。(実際にはPSG1は高速でセミオート射撃できる機構を持っているので、発射速度の遅いフルオートと同等程度の弾幕を張ることは可能)
そこでフルオートで反撃したりすると、相手がものすごく驚いたりします(笑)
この銃の欠点
おそらく私のものに限った話ではないのですが、
長くて重いという点はなにより大きな欠点であると言えます。
それからPSG1用のショートマガジンを装備していると、装弾数が少ないのでフルオートはあまりできません。(当たり前だ)
こういうことからもサバゲーという名の実戦では、通常はG3用の500連多弾マガジンを使用することがほとんどです。
私のMSG90まとめ
というわけで今回は私のMSG90についてのお話でした。
見た目はスナイパーライフルだけど実態はアサルトライフルという感じですね。
フィールドを選ぶといえばそうなのですが、広い場所での射撃戦では本領を発揮します。
余談となりますが、私のMSG90は全塗装してあるので、PSG1ともG3とも色が異なります。
こだわって完成させている一丁ということです。
さてさて。長くなりましたが、今回は単なる私物の紹介でした(笑)
サバゲーを楽しんでおられる方々はご自身の好みのエアガンをお持ちだと思います。
それらもお好みでカスタムしてみてはいかがでしょうか。
そういえば最近入ってきた情報なのですが、海外メーカーでMSG90が発売されているとか?クラシックアーミーだったっけ。
そっちのほうも外観的にはよくMSG90を再現していますね。
それでは今回はここらへんで☆
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