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電動ガンM16A2カスタム(改造)への道【第三回】東京マルイ

こんにちは☆

さてさて。今回も「M16A2、カスタムへの道」をお送ります。
今回は第三回目となります。
前回の宣言通り、今回は整備についての記事になります。

前回の記事は下記からご覧ください。

「M16A2、カスタムへの道」第1回

「M16A2、カスタムへの道」第2回

カスタムを施す前の段階として、ひとまず全体をきれいにしてしまおうというこですね。

破損している箇所は後々なんとかするということにしておいて、汚れているところはできるだけきれいにクリーニングする感じです。

きれいにしていけば、場合によっては傷んでいる箇所が判明したりすることもあります。

それではまいりましょう!

クリーニング

メンテナンスをメインにと思うが、とりあえず汚れている部分をどうにかしてみようと思う。
そもそも使用することによって発生する汚れというのはそれを取り除くことだけでも性能が上がったりします。
つまり汚れることによって性能が大きく低下することがあるということ。

性能を左右する箇所というのはだいたい決まっている部分。

今回はそこらへんを重点的にクリーニングしていってみようと思う。

そのためには先日組み上げたばかりにも関わらずまた分解しなければだ。

インナーバレルとチャンバーパッキン

まずテイクダウンしてチャンバーとインナーバレルを取り出す。

チャンバーパッキンの内側とインナーバレル内部の清掃を行うのでチャンバーとインナーバレルを分離する。

チャンバーパッキンは古くなっているのであれば交換するのが望ましいが、そうでないならばシリコンオイルを染み込ませためん棒などで拭くと良い。
あまりシリコンオイルを付けすぎると滑ってホップが安定しなくなるので注意。
まぁ仮にそうなってもしばらく撃てば直るので問題はないが。

調べてみて驚くべきことが判明!
なんとチャンバー内部でパッキンがバラバラになっていた!

あまりに古くなって劣化してしまい、ゴムが弾力を失っていたのだ。
使用されていたのはおそらくシステマ製セパレートチャンバーパッキンだろう。
製品の発売時期からして、この銃がカスタムされたのは多分13年前後前ではなかろうか。

劣化したチャンバーパッキンを取り除き、新しいものに交換した。
ホップラバーも同様に劣化していたので交換。
この電動ガン整備でBB弾が正常に発射されるようになった。

次にインナーバレル。

インナーバレルは片側から覗いてみるとわかる。この場合、インナーバレルを通して光を見ると内部の状態がわかりやすい。

本来のインナーバレル内部はピカピカの鏡面のようになっているが、汚れが付着しているとそうは見えないのですぐにわかる。

インナーバレルのクリーニングは専用のロッドを使うのがいい。本来は本体を購入すると付属している。
説明書にあるように綿布などをロッド先端に巻き付けてシリコンオイルを染み込ませて清掃に使用する。

インナーバレルを通過してきた布等が黒く汚れているのは主にメカボックスから吹き出すオイルに埃などが混じって固着したもの。
何度か拭くと黒い汚れがつかなくなる。

メカボックス内部

次にメカボックスを取り出し、これを分解する。
主にギヤとシリンダーのクリーニングを行う。

メカボックス内にあるセクター、べべル、スパーの各ギヤは古くなったグリスが黒くなってべっとりと付着している。

まずこれを拭き取る。
拭き取ってから洗浄するわけだが洗うのはパーツクリーナーなどを使用してもよい。
ただしパーツクリーナーなどのものは脱脂作用があるようなのでプラスチック部分にはつかないように注意。
私は使い古した歯ブラシなどを使ってギヤの歯の隙間につまっている汚れを掻き出したあとにシリコンオイルスプレーを吹き付けて洗浄する。
ギヤに付着している黒く変色したグリスというのはギヤが磨り減って出た金属粉などが含まれている。
ギヤが消耗品であることがよくわかる。

しっかりクリーニングしてからは新しいグリスを塗っておく。
カスタムグリスもあるが私は純正を使用している。

今回メカボックスを分解して判明したことだが、スパーギヤの歯が一枚欠けているのがわかった。
幸い予備部品があったので、交換して事なきを得た。

歯が一枚欠けているぐらいでは作動するが、二枚目が欠けるとそれで完全に動かなくなってしまうので
注意が必要だ。

次にシリンダーだ。
シリンダーは金色の筒の部分だが、まずシリンダーヘッドを外す。
シリンダーヘッドを外してしまえばまさに単なる筒(笑)
内部の汚れを拭き取り、新しいグリスかオイルを塗るわけだが、ピストンヘッドが穴あけ加工されていたりカスタムピストンヘッドに交換されているならばサラサラのシリコンオイルが良い。
しかしそういうカスタムがされていない純正のピストンヘッドならば粘度の高いシリコングリスを使用する。

ピストンヘッドは穴が開いている場合と開いてない場合では作動による効果が異なるので気を付けなければいけない。

次にノズル。
シリンダーヘッドに付属しているノズルの内側も汚れが溜まりやすい箇所。ここもチャンバーパッキンと同じようにめん棒などを使用して掃除すると良いだろう。
ここまでやれば大体はいいと思う。メカボックス本体の内側にも飛び散ったグリスなどが付着しているのでそれらも拭き取っておくといい。

これで組み上げてしまえばクリーニングは完了だ。

終わりに

ということで今回はクリーニングのお話でした。
えー。クリーニングする前とクリーニング後のパワー測定の比較をしてみます。

カスタム(改造)前の数値画像が下記になります。

チャンバーパッキンの劣化などが影響し、カスタムパーツが組み込まれているにも
関わらず、性能はノーマルとほぼ同等だった。

カスタム(改造)後の数値画像が下記になります。

弾速計で計測したところ、カスタム(改造)後は0.86なので、
おおよそ狙い通りの性能になった。
これなら一般的な次世代電動ガンのアサルトライフルサブマシンガンとも互角に撃ち合えるだろう。

ということでしっかり整備しておけば万全の状態になります。できれば定期的に行って良い状態を維持したいですね。
これらは使用頻度にもよるのでしょうけども。
月に3000発ほど撃つならば半年に1回くらいやるといいかもしれません。

次回はいよいよカスタムの原案を考えていこうと思います。

それでは今回はここらへんで☆

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