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私のサバゲー戦史41「ある錬成ゲーム」

こんにちはー☆

涼しくなったと思ったら、雨が降ると蒸し暑いというやりきれなさ!
なんとかならぬものかと考えるも、気候はなんともならんですね。

えー。それでは今回もまいりましょう。

今回は私のサバゲー戦史「ある錬成ゲーム」です。

開始前

最近、私の周囲でサバイバルゲームを始めたという人が増えている。
面白いもので何年かに1回くらいのペースでサバゲーにはブームがあるようだ。
その関係で「これから始める」という人が私の周囲からも時々出る。

このときもそうした初心者からのお誘いで3人のちょっとしたゲームをすることになった。

この初心者はK君とT君といい、私より若くK君は空手をやっているので身体能力は高い。

彼らの周囲にも幾人か同じ時期にサバゲーを始めたという人がいるらしい。

ただ、彼らはまだゲームの経験は数回程度である。つまり彼らの周囲にはほとんどビギナーしかいない。
ベテランと撃ち合ったことが無いのである。

そして自分たちが持つ銃とはまったく異なったジャンルの武器を持つ相手との戦いも未経験であった。

K君が装備する銃は東京マルイ製電動ガンのAK47スペツナズ。ハイサイクルのタイプだ。 T君が使用する銃も同じくマルイ製のG3ハイサイクル。

対する私はスーパー9とAK47(RPK仕様でロングバレル、ドラムマガジン装備)を持ちこんだ。

戦いの場は白昼の川原である。

冬の風が吹き抜ける開けた場所。
開けているとは言え、勾配はあるし胸くらいの高さまでの茂みが至る所にある。
背は低いものの木もいくらかある。見通しの良い場所とそうでない場所がある。
とりあえずゲームはまず一人ずつしてみることになった。
初回は私とK君が撃ち合う。
私は最初、ボルトアクションライフルで出た。

何せサシの撃ち合い。問答無用だ。

開始直後、正面にいた彼は左方向の茂みに飛びこんだ。
そこに隠れながら私のいる方向へ猛烈な射撃を浴びせてきた。
さすがハイサイクル。銃声だけでも臆するような威圧感を感じる。

しかし彼の放った銃弾は私のいるところから大きく右方向へ流れており、私のいる地点よりも10m近くも離れた位置に着弾していた。

この時点で互いの距離は55m程度だろうか。

私と撃ち合った人は知っているだろうが、平地戦闘では私はほとんど隠れない。
隠れるということはそれだけ視界を狭くする行為であり、同時に状況を把握しにくくすることでもある。

私はライフルを構えて悠々と歩き出した。

1発、2発と彼のいる茂みに撃ち込んでいく。
攻撃はリズムだ。
射手には独特のリズムがあり、それを読んで行く。 そうすれば相手の攻撃の隙間にこちらの攻撃を割り込ませることもできる。
彼が茂みから上半身を乗り出し、銃を撃つ。

それを読みながらかすかに見える動きを把握して行く。

私の撃った弾が彼が身を乗り出すタイミングで着弾するように射撃を加える。

6発目、彼が乗り出した上半身に被弾。
最初の戦闘は3分ほどで決した。

今度はT君と私が対戦する。

先程のゲームを観戦していたT君は私の攻撃に捕まらないように走り出した。
開始と同時に彼は左方向の茂みに駆け込んだ。横移動しながら私の側面へまわろうとする。
私はそれをさせまいと彼と同じ方向に移動しながら射撃を加える。

彼はまだ私をその銃の射程に捉えられないのだ。
押せば退き、退けば押す。
やがて彼はじりじりと進退が極まる。移動している間に隠れられる場所から遠く離れてしまったのだ。

そこで私の狙撃に遭い倒れた。

3度目の戦いは私も機関銃に切り替えた。 今度は二人同時に相手だ。
戦力としては私は一人なので、本来的には火力は相手がこちらの2倍ということになる。

開始と同時にK君は左方向(川がある方)へ駆け出した。 T君はその場に留まっている。
どうやらK君は私の視界から完全に消えた上で側面から仕掛けてくるつもりのようだ。 その時間を稼ぐためにT君は残ったのか、それとも十字砲火に捉えるためだろうか?

遮蔽物の少ない場所で、その場に留まるのは危険だ。
開始早々、敵の射程に捕まる前に私はT君を撃破。

K君は私の側面に回り込もうと右方面の川沿いを進んでいた。
しかしK君が着ている服は迷彩ヤッケであり、ナイロンの雨合羽のようなもの。
激しく動けばガサガサシャリシャリと大きな音を立てる。
加えて彼は速度を重視したのか、それとも経験が浅いためかはわからないが枯れ草をなぎ倒しながら走ってきた。

私は隠れもせず待っていた。
その茂みが途切れ、彼が飛び出してくるであろう場所に銃口を向けて。

期せずして彼はその茂みの切れ間から飛び出してきた。
その瞬間に私の機関銃の1連射を浴びて撃破された。

距離は40mほどだったろうか。

場所を入れ替えてもう一度。

またしても彼ら2手に別れた。K君再びは川の方向へ駆け出した。

同じ作戦を使うつもりだろう。
T君は今度はそこに留まらず、左方向の茂みへ逃げ込んだ。そこから私に向けて撃ちまくってきた。
しかし横風のためにまたしても弾道は大きく逸れていて私のいるところには飛んでこない。
距離がかなりあるので、自分が撃った弾がどの程度流れているかがわからないのだ。
私はそちらは警戒するだけに留め、K君が出てくるであろう茂みの切れ間に銃口を向けて待った。
移動中の彼は私を攻撃しない。
こちらへの確認をしていないのだろう。

時々反対方向にいるT君が場所を移動しながら仕掛けてくる。
接近されないように注意しながらT君に向かって牽制で撃つ。
T君は私を撃とうとするもののうまく行かずの繰り返し。

やがてサイドアタックを試みるK君が茂みの切れ間から出てきた。私は撃たなかった。銃は向けていたが。

それを見た彼は
「うわ!見つかっとるし!」
と叫んで再び茂みの向こうへ逃げ出した。

彼の走って行く音をたよりに彼の進行方向へ機関銃弾を撃ち込む。

結局のところはその銃弾が浅い茂みを貫通して彼に命中した。
そのタイミングでT君も仕掛けてきた。
私は後退しながら応戦。
これを撃破した。

こうして戦いは終わった。

今回の戦闘では彼らの方が限りなく多くの銃弾を撃った。
白昼の横風がある屋外、それも平地フィールド。
彼らは0.2g弾を使用していたので、わずかな横風にも弾道が曲げられた。私は0.25gの重い弾を使用していた上に射程も長い。
また、遠距離戦を想定してライフルスコープを搭載していたので風に流れる弾道を修正しやすかったことも勝利に繋がったと言えた。

例えばこれが屋内などの近接戦だったなら、私はもっと苦戦したであろう。
環境や戦闘スタイルで銃を選ぶのもまた、経験なのだと思う。


写真は私がこのゲームに使用したスナイパーライフルであるスーパー9。
本来はマルコシ製だが現在はクラウンからU10の名前で発売されている。

ということで今回はおしまい。
環境によって使う銃を変えるのも面白いですよ。
それではまた☆

その他のサバゲー戦史シリーズはこちら

オススメ電動ガン

    東京マルイ AK47
    東京マルイ H&K MP5A5
    東京マルイ H&K G3 SG/1
    東京マルイ H&K PSG-1
    東京マルイ コルト M4A1カービン

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