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私のサバゲー戦史116「後方からの強襲」記録・日記

こんにちは☆

なんだか朝晩がすごく寒くなってきている!
急激に!

まぁ。時期的にはもうそういう季節ということなんでしょうけどね。

さてさて。
今回は私のサバゲー戦史「後方からの強襲」です。

それではまいりましょう!

参加者の状況

この日のゲームには8名が参加していた。

参加者は全員が電動ガンを装備していたが、装備の内容はかなりバラバラだった。
AK47、M16、M4、G3SG1、PSG1、MP5などとほとんど統一性が無い。

ただ、MP5やM4系は同系統とのマガジンの交換性がある。
しかし外観は全く異なる銃となっていた。

私はこの時は珍しく89式小銃を装備して参加。予備としてM712を携行した。


写真は私が実際にこのゲームで使用した89式小銃。ライフルスコープが搭載されていて狙撃仕様になっている。

フィールド環境

フィールドは東西に長い地形である。

北に向かうほど地面が高く、南北の間は斜面となっている。

途中の中央付近は狭い範囲であるが平地になっていて非常に見通しが良い。

しかしその平原を超えて北部に入ると草木が鬱蒼と茂っており、見通しは悪くなっている。

ただ、北部の高台には東西を貫く道が一本通っていて、この道沿いは東西を見渡すことができた。

一方、南部はというと、遮蔽物はほとんどない。斜面に沿って狭い平地があるだけである。

ここで我々は東西に分かれて殲滅戦を行う。

我々の作戦

我々は東部から出撃して西部付近に展開する敵を殲滅する。

今回は4対4という少ない人数であるので、できるだけ機動力のある戦術をもって一挙に敵勢力を制圧しようということになった。

そこで我々は北部に1名、中央に2名、南部に1名という編成で正面から衝突することを考えた。

中央は地形的には不利であるが、うまくすれば南北から支援を受けることが可能だ。

そして、南北は中央から援護を受けることもできる。

敵の戦力の展開方向によって、多少の配置転換は必要かもしれないがこの作戦で一気に前進してしまうことにした。

敵の反撃があればそこで前進は停滞するが、それは声に出して指揮を的確に行うことで対処する。

私は南側から単独で突入することになった。

南部のルートが最も過酷である。後退することでしか敵の攻撃を避けられないからだ。

長距離から戦闘が発生しやすいのも南部ルートの特色だった。

このメンバーでは私が一番遠距離戦闘の能力が高いと言われたからこうなったのだ。

ゲーム開始

合図があってゲームが始まった。

私は開始と同時に一気に駆け出した。

南部の平地は中央や北部からは高低差の関係でほとんど見えない。
正面だけに意識を向けて突っ込んでいった。

早速、南部正面に敵が現れた。2名である。

私は走りながらその方向に激しい銃撃を浴びせた。

しっかり狙って撃ったわけではなかったが、彼らの出足は完全に阻止することができた。

そればかりか運よく1名をヒットすることができた。
初動の段階でこちらのほうが優位だったせいか、この最初の一撃で敵方は南部から撤退していった。

戦闘の展開

私が思うに、敵方は南部から撤退すべきではなかったと思う。

何故なら、誰もいなくなってしまえば易々と通過を許してしまうからだ。

私は叫んだ。
「南部ルートクリア!前進!」

中央の友軍は私の声を聞くと一斉に速度を上げて進み始めた。

私は斜面から中央奥の敵勢力に配慮しつつ進んだ。

敵方は我々の前進を阻止しようと反撃を試みたが、南部へ出ようとすると中央の味方が銃火に捉えてしまう。

そして中央から反撃しようとすれば、南部の死角から私の攻撃を受ける。

この時点で敵方の前進がほぼ完全に封殺されたのは確定事項だった。

もしも、この状況で敵方が逆転することができるとしたら、北部ルートを制圧して南北の戦闘に持ち込むことだろうか。

現在のような東西の戦闘ではすでに敵方の劣勢は挽回しにくい。

敵方の反撃

それでも敵方はまだ南部で1名を失ったに過ぎず、戦力としては健在な状態にある。

そしてやはり彼らは北部を制圧するつもりのようだ。

北部の味方が叫んだ。

「北西方面に敵の大部隊!一挙に攻められる可能性がある!」

「やはり来たか。中央から支援を!」

敵は今や全戦力を北西部に集中し、北部へ一気に仕掛けようという状態だ。

そして間もなく、敵方の運命をかけた突撃が敢行された。

中央の味方は大胆に前進して北部を前進中の敵の側面に出ようとした。

しかしその行動は突出しすぎたために逆に敵に撃破される結果となった。

私は銃撃を敵部隊に浴びせつつ敵の前進を阻止しようとしたが、敵の移動があまりに早かったことと草木にさえぎられてしまったことで失敗した。

北部の友軍が果敢にこれに反撃したが長くはもたないかもしれない。

ここままではまずい。

私は強硬手段を取ることにした。

背後からの強襲

私はそのまま南部の低地を駆け抜けると、フィールド西部に入った。

敵方は全員で東部へ攻め込んでいるので、私は無人となった敵の背後に侵入することにしたのである。

西の端付近から中央を横断して北部ルートへと回り込んだ。

この行動は敵方には察知されていなかったため、私はまんまと敵の背後に侵入できた。

中央の友軍もかかりっきりで北部の味方を支援していた。

私はチャンスとばかりに敵の背後に迫った。

敵は正面(北東部)の戦闘に夢中で、後方には気を配っていなかった。

確実に射程に捉えられる距離まで迫った瞬間、敵の1人がこちらを振り返って「ああ!」と声を上げた。

「これまでか!」

私はすぐに攻撃を仕掛けた。

最初の一撃で声を上げた敵を撃破した。

しかし残りの2名の相手はすぐに身を隠したので取り逃がしてしまった。

しかしこのチャンスを活かした北部の味方が連携して敵1名を撃破した。

私側からは攻撃できにくかったが、中央からは撃てる角度だったようだ。

最後の敵は中央の味方を倒したが、その後北部の友軍が一挙に肉薄攻撃を仕掛けてこれを撃破、ゲームは終わった。

奇襲攻撃にはハイサイクルの電動ガンも向いていると言える。
しかし射程が短いので注意。

このゲームについて。

このゲームでは結果的には我々が勝利したが、敵方の反撃はすさまじいものがあった。

反撃で我々も2名を失っているので、いかに激しい撃ち合いだったかがわかる。
状況としてはこちらが挟撃に持ち込んだが、もうわずかでも判断が遅れたら膠着してしまっていたかもしれない。

終わりに

というわけで今回のゲーム。思い出してもなかなかのものだったと個人的には思います。

というのも、実はあのフィールドでこの状況(片側に追い込まれてしまうという状態)だと、ほとんどの場合は成す術もなく殲滅されてしまうことが多かったのです。

敵方は序盤では劣勢に立ちましたが、それを打開しようと能動的に果敢に行動していました。
さすがはベテラン。
ナイスファイトでした。

そんなこんなで今回はここらへんで☆

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