ミリヲタ-サバゲー、サバイバルゲーム情報

九九式軽機関銃を電動ガン(AK47)で自作してみました

2018.02.02

カテゴリ:電動ガン

こんにちは☆

今回はちょっといつもと違うことを書いてみようかと思います。

私は長年に渡ってエアガンの外装を自作してきています。
今回はどのように自作しているかをちょっとだけ紹介してみようかと思いまして。

いくつか製作してきていますが今回は九九式軽機関銃についてをご紹介しましょう。


九九式軽機関銃


九九式軽機関銃は第二次世界大戦期の日本軍の機関銃。日中戦争の頃に中国軍が大量に使用したZB26という機関銃を参考に日本軍は九六式軽機関銃を開発します。
当時の日本軍の歩兵の小銃は三八式歩兵銃であり、これに使用される三八式実包は6.5㎜口径のライフル弾でした。これを射撃するのが九六式軽機関銃です。
高い命中精度を誇り(機関銃としては不必要なほどと評される)、故障も少なく非常に優秀な機関銃でした。
しかし世界的にはもっと大口径の銃弾が主流となっており、日本軍の6.5㎜弾では中国軍の7.92㎜弾(8㎜モーゼル弾)に対してかなり劣勢が目立ったといいます。
そこで日本軍はこれに対抗して新型の7.7㎜弾を使用する小銃を開発します。これが九九式短小銃となり、三八式歩兵銃の後継となります。
この7.7㎜弾である九九式実包を発射する機関銃が九九式軽機関銃となります。
九六式軽機関銃の口径拡大型ですがもとになった九六式軽機関銃が優秀な機関銃だったので九九式軽機関銃も完成度の高い機関銃となりました。



既製品としての九九式軽機関銃



九九式軽機関銃の製品は現在はKTWの電動ガンくらいです。
全金属製で非常にリアルですが装弾数は多くないですし(数十発のノーマルマガジン)内部に搭載しているメカはコンパクト電動ガンのスコーピオンのものだと聞きます。
さすが全金属製であって重さも実銃に近い。8㎏ほどあるそうです。しかし価格がものすごくて35万くらいするみたいです。
それでいて発射性能はコンパクト電動ガンくらいと。

これは個人的にはちょっとなーと思うわけです。
ヒストリカルサバゲーをする方々の間では貴重な日本軍の自動火器という扱いなのでこれを買っちゃう人もいるわけですが、価格的にも性能的にも私個人は否定的な意見になってしまいますねぇ。

これ以外だとかなり前に発売されていたアドベンというメーカーのキットがありました。
しかしこれも100000円ほどするものでしかもキットであるから弾は出ない。外観だけのガワのものなんですねー。
これに電動ガンを内蔵して動くようにするというものが過去には一般的(?)でした。
これには何度かフィールドで遭遇していますので撃ち合った経験があります。
基本的にはフルサイズの電動ガンを搭載していることが多かったので性能的には普通ではありました。
ただし元々弾が出ないものを出るようにする関係上、場合によっては外観に影響する改造が成されているケースもよくあったようです。ここらへんはキットに電動ガンを組みつける人の腕前やセンスなのでしょうね。
まぁこれは現在もいくらかは存在しているのでしょうけど、ここ10年くらいは見かけないです。




自作九九式軽機関銃

九九式軽機関銃
私が製作した九九式軽機関銃はマルイ製のスタンダード電動ガンのAK47Sがベースとなっています。
写真のもので現在7代目。
当然のことですが初代から現在に至るまでに色々と改良が行われています。
初めて製作したのは2005年のこと。しかし最初に完成させたものはAKのノーマルマガジンを搭載していて外観も全然本物に似ていないものになってしまっていました。

当時は今ほどネット上に資料が出回っておらず、戦時中の実物の白黒写真だけが頼りでした。
皮肉なことですがKTWのものが発売されたことによって細部の写真がたくさん見られるようになったので細かいところを作り込むことができるようになったのです。KTWの製品を買った方がブログなどで詳細をレポートしていたりということが多く出てきたので実物を見なくても細部がよくわかるようになったということですね。


構造と製作


私が製作した九九式軽機関銃はAKのフレームにメカボックスを逆さまに搭載することで完成させています。
こうすることでインナーバレルとチャンバー、マガジンの位置関係を一気に解決しています。実物に比べるとあまり正確ではないのかもしれませんが、AKではバレルの上にガスチューブ、九九式軽機関銃ではバレルの下にガスチューブがあります。九九式軽機関銃のマガジンはレシーバー上に搭載されますのでチャンバーやマガジンハウジングも上向きにしなくてはなりません。
ホップは固定に改造してありチャンバーは逆さまになるもののホップラバーやインナーバレルは普通の向きになってます。

メカボックスはAKに搭載されているバージョン3を使用していますがメカボックスのシリンダーの前にあるネジ部分をカットしてチャンバーに干渉しないように加工しています。

九九式軽機関銃2
メカやフレームはだいたいそんな感じで構成しています。あとは外装をそれらしく見せかけるために実寸の模型を作る感じで製作してます。
素材はアルミ板と木材、少量のパテが主となっています。
レシーバーの構造物の大半は木材で、部分的にアルミ板が使ってあります。
リヤサイトを調整するノブはダミーでリヤサイトも実銃のような調整機能はありません。
時間と手間を掛ければそれらしく可動するものができるのでしょうけど、どのみち本物のように鉄で作るわけにはいかないのでやっぱり強度を高くするために無可動としました。
ボルトハンドルやレシーバー後部のブロック状の部品も木材です。
マガジンハウジング付近のみにアルミ板を使用しています。

バッテリー搭載部


この九九式軽機関銃のバッテリー搭載部はストック内部にということになっています。ストックは木材の張り合わせで製作していますが内部は空洞になっています。
以前はレシーバー下部に小型のものを内蔵していたのですが現在はストック内部にしました。レシーバー下部はスペースが狭いので搭載できるバッテリーに制約があるのです。
現在はリポバッテリーなどの小型で出力の大きいバッテリーがあるのでレシーバー下部でもいいかなと最近は思いますが。
私の九九式軽機関銃はAK47Sがベースなのでレシーバー下部にヒューズが内蔵されています。本来のAK47Sのヒューズ搭載位置のままでそこからストック方向へ配線を延長しています。

九九式軽機関銃3 この部分が空洞になっているわけでバットプレートを外してバッテリーを内蔵する。

多弾マガジン


これまた当然のことですが多弾マガジンも自作しました。
マガジン内部では上半分に弾が入るスペースがあり、下半分には給弾ユニットが入っています。
給弾ユニットはG3のものを使用しておりますがこれは別にG3のものでなければいけないということはありません。
たまたま余剰品のG3の多弾マガジンがあったからそうしただけ。
弾は上に向かって押し上げられていますが、給弾ユニットの弾出口から下へ向かって引きバネによるバイパスでマガジンの弾が出るところへ誘導されています。こうすることで銃の上に搭載されるマガジンでも多弾マガジン化を可能にしています。
装弾数は約1100発。初めてこれを作ったときはうまくいかなくて(当時の私の技術が未熟だったため設計通りの作動をしなかった)何度も作り直したりしていました。
当時のものは内部がもう少し狭くて装弾数が約950発でした。それでもKTWのものより遥かに多い。
余談となりますがAK47のマガジンハウジングがそのまま使われているのでAK用のノーマルマガジンならば使用可能となっています。
その場合は九九式軽機関銃の大きな本体にアサルトライフル用の幅の狭いマガジンがつくので(狭いとはいっても大きいのだが)マガジンが小さく見えてしまいます。

九九式軽機関銃4 自作多弾マガジン。側面に飛び出しているピンは6角ビットでこれを回してゼンマイを巻き上げる。本当は内蔵したかったが構造的に難しいのでこのように措置した。

その他


九九式軽機関銃5
バイポッドはファマスのものを流用しています。
それから実銃とは異なる方法でこれまた実銃とは異なる位置にライフルスコープを搭載できるようにしています。

実銃ではレシーバー右側にスコープ搭載のための土台がありますが、私の製作したものではレシーバー左側に大きく外側に張り出す形でレールを追加装備しています。
九九式軽機関銃6 ライフルスコープ搭載部。この位置へのスコープ搭載が一番構えたときの違和感が少ない。通常のライフルのようにレシーバー真上に搭載しているのではないので照準は少しコツが必要となる。

最後に


これまでに私が製作した九九式軽機関銃を順番に紹介しておきましょう。

・初代
マルイ製スタンダード電動ガンのAK47ベースであることは後まで変わっていませんが多弾マガジンは未装備、レシーバー形状、ストック形状など全てが実銃とかなり異なる外観。バイポッドはG3SG1のものを流用していました。バッテリーは内蔵できずストック外部に外装していました。


・2代目
不完全ではあるものの多弾マガジン装備になりました。レシーバー形状を見直していますがまだまだ実銃には程遠い外観。

・3代目
ここに至って多弾マガジンの実用化にほぼ成功して火力が向上しています。
3代目からライフルスコープを搭載。レシーバーやアウターバレルなどは新しい資料が見つかるたびにリニューアルしていっていますがそれでもまだ実銃にあまり似ていない(笑)
バッテリーはストック外部に外装ではなくレシーバー下部にミニタイプを内蔵するように変更。

・4代目
これは売却用に製作したもの。基本的には3代目のコピーですがストックの取付け方法が異なる。
ストックはまだ単なる木材の塊で内部にバッテリーを内蔵できないタイプ。
バッテリーは意図的に外装式とした。

・5代目
3代目を売却したために新造したもの。ここでKTWのものが発売されて細部のディテールがわかりやすくなった。KTWの製品を参考にしつつ細かいところの作り込みを実施、かなり実銃に近い外観となる。
レシーバー構造とストック形状、アウターバレルに至るまで完全に実銃に近い形状に新造。
しかしグリップ付近はAKのままだった。



・6代目
5代目のコピーで売却用に製作したもの。
バイポッドが89式小銃用になっている。


・7代目
グリップ付近とトリガー、トリガーガードなどを新造。ストックを新造してバッテリーを内蔵できるように改良。
現在の姿に。



こうして見るとなかなか大変な歴史なんだなぁと我ながら思います(笑)

ではまたなにか自作のものをご紹介することもありましょう。
それでは今回はここらへんで☆

オススメ電動ガン

    東京マルイ AK47

    東京マルイ H&K MP5A5

    東京マルイ H&K G3 SG/1

    東京マルイ H&K PSG-1

    東京マルイ コルト M4A1カービン

ツイッターフォローも宜しくお願いします。