サイトアイコン ミリヲタ・サバゲー・サバイバルゲーム情報

長年放置していた電動ガンの復旧作業

こんにちは☆

今回はちょっとバッテリーのことについて書こうと思います。
日記みたいな感じになると思いますけどね。

まず事の発端

先日のある日のこと。
友人が以前に使用していた電動ガンを久しぶりに動かしてみようと思ったらしく、ガンケースから銃を取り出した。
銃は東京マルイ製のM4なのだが、数年間全く動かしていなかったという。

動かそうと思ってバッテリーを探したら見つからない。

おかしいなと思ってさらに探してみると、なんと銃本体の内部に入っていたという。

つまり、最後にサバゲーしてケースに片付け、そのまま数年経ってしまっていたのだ。

バッテリーは本体に接続されたままになっていて、試しにトリガーを引いてみたが全く反応しない。

もしかして壊れた?と思って私のところへ運んできたのだという。

彼はちなみに自分でカスタムするほどのヘビーユーザーではない。

たまたま数年前に自身の周囲でサバゲーが流行ったことがあって、そのときに電動ガンを購入。
しばらくサバゲーをしたというが、やがて彼らの周囲からもブームが下火になっていってゲームをしなくなったという経緯らしい。

では、実際に銃がどうなっていたのか?というところを見ていこう。

銃本体の状態

銃本体の状態は比較的良好と言えた。

しかし数年間の放置のために内部のゴム部品は劣化していた。主にピストンヘッドのOリングとインナーバレルチャンバーパッキンが固くなってしまっていたので、これらは交換することにした。

さすがにゴムの部品は脂が抜けてしまうことで劣化してしまうので、このあたりは本来ならば定期的に注油するなどして品質をある程度保持していないと傷むようだ。
そのほかは大きな損傷も劣化もなく、概ね良好な状態だった。

ただ、バッテリーコネクターは新しいものに交換したほうがいいかもしれない。

接点端子の表面が酸化して通電効率が落ちている可能性がある。


カスタムチャンバーパッキンはライラクスのものを使用した。

バッテリーについて

搭載されていたのはニッケル水素バッテリーだった。

しかもゲームで使用し、消耗している状態での放置、保管だったのが祟った。

コネクターを接続しているのに、全く反応しない。
つまり電池残量がほぼ完全にゼロ、もしくはゼロに近いということなのだろう。

こうなるとニッケル水素バッテリーはほぼ絶望的に死んでいる可能性が高い。

このまま充電して再使用できるかは疑わしいところではある。

写真は電動ガンに使われるバッテリー各種。
上からリポ、ニッケル水素、ニッカド。ニッカドは現在絶滅危惧種である。

バッテリー復旧は可能か?

全く無反応になってしまったニッケル水素バッテリーが動くかどうかを試してみることにした。

ひとまず充電してみて、充電が完了してから電動ガンに接続、動かしてみる。

すると、思わぬことに普通に作動したではないか。

「もしかしたらこれは使えるか?」

と思った。

それで数日間様子を見ることにした。

翌日には変化はなかったが、2日目、大きな変化が出た。

満タンに充電してあったはずのバッテリーなのに、それを銃本体に接続してもほとんど動かなくなっていた。

つまりこれは自然放電の度合いが非常に高くなっているということ。

内部はかなり劣化してしまっているようである。

やはりニッケル水素バッテリーは長期間の放置には弱い。

もともとそのように言われているが、それが確認される結果となった。

写真は東京マルイの純正ニッケル水素バッテリー。上手に扱えば長持ちする。しかしニッカドバッテリーのタフさには及ばないようにも思う。

ニッケル水素バッテリーの取り扱いについて

ニッケル水素バッテリーは現在もっとも普及しているバッテリーの一つであろうと思うが、実際のところ、その取扱いはデリケートなものだと私は思う。

まず、極力空にならないように配慮しなくてはならない。

使用した後も充電して保管しなくてはいけないし、何よりも急激な充電や放電に弱い。
これらの急激な充放電はバッテリー自体が過熱するので、その過熱によって損傷してしまうと言われている。

また、自然放電の度合いも大きいので、

注意が必要だ。

使わなくてもたまに充電してやらないと、知らないうちに壊れてしまうことがある。

使わなくても管理するってとても面倒だし手間のかかることだと思うので大変だとは思うが。

こうした理由からもリポバッテリーが勢力を伸ばしていっている元凶になっているのかもしれない。

調子の良い状態のニッケル水素バッテリーならば、コンパクトでありながらも大容量であるから、とても電動ガンに向いているものではあると思う。

今回の復旧作業についてのまとめ

ということで、今回は数年間放置していた電動ガンの復旧作業についての話。

もともとどこかが壊れてしまっていて、それを放置していたわけではないのでそのあたりは楽だったとも言えますね。

これが例えば故障しているものだったとしたら、たぶん故障個所の特定から始まり、その部品の調達が行われ、それから分解して修理、組み立てという順序になりますので。

いずれにせよ、使わない期間が長いということはそれなりに部品の劣化を招くということ。
バッテリーはこれが顕著で、しかも買い替えるとなるとそれなりに高いです。

ただ、どれにも言えることではあるのですが、どんなものにも寿命、つまり耐用年数があるということは覚えておかないといけませんね。

サバゲーされる皆さんもこのあたりをよく意識して使えるといいのではと思います。

それでは今回はここらへんで☆

その他のサバゲー戦史シリーズはこちら

よく読まれているサバゲー記事

おすすめの最強エアガン「アサルトライフル」編電動ガンAK47S分解してみた!おすすめの最強エアガン「サブマシンガン」編

オススメ電動ガン

東京マルイ AK47東京マルイ H&K MP5A5東京マルイ H&K G3 SG/1東京マルイ H&K PSG-1東京マルイ コルト M4A1カービン

twitterフォローお願いします。

話題のサバゲー女子動画

モバイルバージョンを終了