私のサバゲー戦史2 全軍防御!

こんにちは☆

今回は前回に引き続き、「私のサバゲー戦史」をお送りします。

第2回の今回は前回の続編となります。それではまいりましょう!

前回からの続き

その日、ショップ主催の大規模ゲームに参加した私。
打ち解けた参加者たちと連携して全軍突撃作戦を成功させ、相手チームを撃破した。
しかしその次の回、なんとなく味方全体に嫌な予感のようなものが蔓延していた。

全軍突撃による強力な強襲作戦の驚異を見せつけた我々であったが、
そのゲームが終わってから相手チームの隊員たちは口々に
「悔しい!」
「これはなかなか面白いゲームだった!」
とこぼしていたのだ。

なんとなくの予測なのだが、
次のゲームでは、相手が同じ戦術を仕掛けてくるのではないかという感触があったのである。

今回の作戦

出撃直前、我々はまた作戦を相談していた。
やはり私以外の多くも、相手が全軍突撃で来るのではないかと思うと話していた。
そこで我々はそれを逆手に取り、
積極的な攻勢には出ずに、
全軍で本陣のフラッグを防衛するというのは、
どうかということになった。

敵が全軍で突撃してくる場合、
やはり北部方面の平地から高速で突っ込んでくるのではないか。

戦闘が開始される前にあらゆる予測をしてみたが、
概ね全体の意見は一致していた。

ただ、万が一相手チームが全軍突撃をしてこなかったら、
または北部ではない方面からの突入を受けたら?
それを見極めるにはどのようにすべきか。

そこで我々はそれらの対策として、あらかじめ一部を分散配置することにした。

最も有力視されている北部からの全軍突撃に対して、北部方面への配置人員を多くした。
中央と南側への防備はやや少なめだ。
(現場の地形などは前回の「全軍突撃」を参照されたい)
およそ25人のうち、約10人を北部の自軍本陣入口近辺に配置、中央と南側に5人ずつ配置。
残りの少数はフラッグ後方の陣地にて守備を固めることとなった。

私は重機関銃(マルイ製電動ガンのG3ベースの自作銃)を、フラッグ後方陣地に配置してそこに入った。

ゲーム開始

それぞれがアサルトライフルサブマシンガン、予備にハンドガンを備えていた。

そして、ゲームが開始された。

すぐさま北部方面に展開していた、味方の守備隊から伝達があった。

「北部方面に大部隊を確認!突撃してくる模様!」

果たして、と思った次の瞬間、予想を裏切って中央方面からも大部隊が接近してきたのである。

「中央から敵の突入あり!」

本陣付近はざわめいた。
「中央の敵戦力は!?」

「わかりませんが大戦力のようです!」

南側の友軍が中央から浸入してきた、敵勢力に対して激しい迎撃を展開し始めた。
中央を守備していた部隊だけでは、到底抑えきれないとの判断だった。

北部戦線

間もなく、北部の敵も突撃を開始してきた。
これだ。
敵はこれを待っていたのだ。

北部方面の守備隊が叫ぶ。
「北から敵の突撃!敵勢力はおよそ10人以上!」

敵は中央と北部の両方から、同時に大部隊を突入させてきたようだ。
我々はある程度の予測はしていたものの、
二方向からの同時突撃に対しては、
不完全な人員配置だったのかもしれない。

北側の平地では大部隊同士が正面衝突し、
猛烈な銃声と歓声と悲鳴が断続的に続いていた。

北部の敵勢力は幾らか食い止めることができた。
しかし、それよりも前に突出する形で浸入してきた中央方面の敵が厄介だった。

見通しの悪い中央ルートは文字通り乱戦の様相を呈しており、
味方がどれだけやられて、敵をどれだけ討ち取ったのかが皆目わからない状況だった。

ただ、味方がどれだけか劣勢だったのは確実で、乱戦の中で被弾して退場していく味方を多く見かけた。

間もなく、中央方面の味方が全滅に近い打撃を受けたことがわかった。
中央方面の前線へ出ていた味方が退却してきて、我々にそれを伝えたのである。

フラッグ後方陣地にて、私とI氏は固唾をのんで待ち構えた。

「敵の展開が早い。もうすぐここが戦場になるぞ」

フィールド中央を突破した敵は続々と、我々の本陣に迫っていた。

北部では友軍の大半が撃破されて敵の突入を許し始めた。
北ルートを守備していた味方はわずか数名になって、
自軍フラッグ陣地付近まで後退していた。

私がいたフラッグ後方の陣地にも時おり、
弾が飛び込んで来るようになった。

I氏ともう一人の隊員が陣地南端にいたが、
彼らは中央方面の敵から攻撃を受け始めた。

敵の残りもそんなに多くはないはずだったが、我々の守備も少ない。
I氏はその日、M4を装備して出撃していたが、
3本のマガジン全てをこの短時間の迎撃戦闘で撃ちきってしまった。

「残弾なし!」の声が聞こえたとき、
私は手元にあった500発の弾が入った袋を彼に投げた。

ついに、北部を守備していた味方が全滅。
狭い本陣入口に敵が殺到し始めた。

私は窪みに配置した、重機関銃を撃ちまくった。

縦一列に近い形で浸入してくる敵を次々に撃破した。

思わぬ展開

しかし、ここで思わぬ展開となった。

フラッグ陣地南側を守備していた味方がやられてしまったのだ。
その近辺にいたI氏は、私のいるポイントまで一時後退。
わずかな瞬間ではあるものの、隙ができてしまった。

南側から突入してきた敵に私が発砲、
それと同時に無防備な北側の陣地入口から、
複数の敵兵が我々のフラッグに果敢に突入。

同時に、多方向から強襲を受けた我々はフラッグを守りきれずに奪われて敗退した。

終わりに

戦闘終了時、私とI氏、それから南側ルートへ展開した味方の一部が生存していた。
生存者の総数はわずかに5人だった。

敵も大損害を受けており、敵側の残った戦力も7人程度だった。
私は、この激戦で陣地防衛の際に戦果4(共同1を含む)を記録。
発射したBB弾はほんの短時間のうちに1000発を超えた。
I氏も同じく、1000発を超える射撃を行ったとのことだった。

我々は惜しくも破れ去ったが、
何よりもフラッグを目前にした敵の命知らずなこと!
勇猛果敢とは、まさにこういうことを言うのだろう。

ということで、今回は前回の続きでした。
負けるときは負けるものですが、
こうなるともう勝ち負けはどうでもいい気分になってしまいますね。

ということで、今回は全軍防御のお話でした。
ではではこれにて☆

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